健康生活TOP アレルギー 種類を変えたら急に発症!?粉ミルクアレルギーの症状や対応、予防法

種類を変えたら急に発症!?粉ミルクアレルギーの症状や対応、予防法

赤ちゃんが産まれ、母乳だけで赤ちゃんを育てていく完全哺乳育児を推奨している産婦人科も少なくないですよね。私が子どもを産んだ産婦人科でも、母乳育児を推奨していました。

しかし、今になって思えば粉ミルクも併用していれば、都合の良い場面があったように思います。

例えば、赤ちゃんを預ける時には、母乳より粉ミルクの方が長い時間預けることが出来たのではないでしょうか。母乳では出かける前に母乳をあげて、せいぜい2時間程度預けることが限度でした。

その点、粉ミルクを併用している赤ちゃんは、実家に1日預けることもできると聞いて羨ましく思ったものです。

そんな便利な粉ミルクですが、急に赤ちゃんが粉ミルクアレルギーになってしまうことがあることはご存知でしたか?

粉ミルクのリスクについて、お話します。

今まで大丈夫でも突然アレルギーに!なるかならないかは分子量の違い

今まで粉ミルクを飲んでいたから、粉ミルクでアレルギーにならないとは限りません。他の製品の粉ミルクを飲み、急にアレルギー反応を起こす例もあるのです。

では、なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?

それは、分子量の違いから起こるものです。

そもそもアレルギーとは、ある特定の食べ物や物質を身体が害のある物だと認識しおこります。粉ミルクアレルギーは、粉ミルクを害のある物だと認識し起こっているのです。

そこで注目したいのが、全ての粉ミルクでアレルギー反応が起こるわけでは無いということです。

ある一定の製品にだけアレルギー反応が出るのは、今まで飲んでいた粉ミルクよりも分子量が大きかったことが原因なのです。

母乳の分子量はとても低く、また分子サイズも小さくなっています。そのため、吸収もしやすくアレルギー反応を起こしにくいと言われています。

一方、粉ミルクですが、もともとは牛乳から作られているものなので、分子量も分子サイズも母乳と比較すると大きかったり高かったりするのです。そのため、赤ちゃんによっては、これを異物と感じてしまい、アレルギー反応を起こしてしまうのです。

この粉ミルクの分子量ですが、低ければ低いほどアレルギー反応を抑えることが出来ます。特にアレルギー対応の粉ミルクの場合、分子量1500以下の物が多いのです。

また、アレルギー用の粉ミルクは、症状に応じて乳糖などを除去してあるものもあります。これら、特に分子量が低かったり乳糖などを除去してあるミルクアレルギー用の粉ミルクは、医師と相談してから飲ませるようにしましょう。

粉ミルクをあげてアレルギー症状が出たから、ミルクアレルギー用の粉ミルクに自己判断でするなどは、絶対にやめてくださいね!アレルギーの原因は、一概には判断できないので、きちんと医療機関を受診しましょう。

アレルギー対策に!赤ちゃんと行う「粉ミルク試飲会」がおすすめ

赤ちゃんを育てていて、こんな状況は無いですか?

  • いつもの製品でない粉ミルクだが、安売りしていたので買ってきた。
  • 友人から「もう粉ミルクは卒業したから、余った粉ミルクを使って」ともらった。
  • 里帰りした際、粉ミルクが用意されていた。
  • 外出時に粉ミルクを持ってくるのを忘れてしまい、外出先で急遽買った。

いつもは、粉ミルクの成分や分子量に注意している方でも、里帰り中や外出先では確認を忘れてしまったりしがちです。

また、私もそうなのですが、子育ての経験がある女性は、赤ちゃんのお母さんが大変そうだとついつい手伝ってあげたくなってしまいます。「ミルクくらいならあげておくよ」なんて親切心でやってしまう状況もあるでしょう。

そういった時に、アレルギー反応が起きてしまうことを防ぐために、普段の生活で様々な粉ミルクを試してみるのも一つの手です。題して、赤ちゃんと行う「粉ミルク試飲会」です!

【注意!】

この試飲会の時は、もしアレルギー反応が出ても対応出来るように、医療機関で受診できる時間に試すようにしましょう。また、初めての粉ミルクをあげた後は、赤ちゃんからあまり目を離さないようにしてくださいね。

2時間程度様子を見て変化がないようでしたら、その粉ミルクは飲んでもアレルギー反応が起こらない製品と判断できます。

粉ミルクは無料でサンプルをプレゼントしてくれる所も多いので、一度調べてみてくださいね。粉ミルク代も数回分浮きますし、赤ちゃんの粉ミルクの好みも分かるので、試してみる価値は十分にあると思いますよ。

粉ミルクの製品自体には分子量の記載が無い!粉ミルクの分子量を調べる方法

粉ミルクのパッケージには、分子量の記載が記載されていません。粉ミルクの分子量は、インターネットなどで自分で調べるしかないのです。

しかし、分子量の少ないものは「アレルギー用ミルク」と表示されていますので、ことさら分子量を気にする必要は無いと思います。

しかし!前にも書きましたが、ご自身の判断でアレルギー対応の粉ミルクを赤ちゃんにあげるということはやめましょう。

アレルギー予防の粉ミルクもある!

自己判断でアレルギー対応の粉ミルクをあげることは止めた方が良いのですが、それでも心配な場合もありますよね。

また、両親が何らかのアレルギーを持っている場合は、アレルギーが遺伝することも考えられるので、なんらかの対応をしたいですよね。

現在、アレルギー予防の粉ミルクというものもあるので、ここでどのようなものかご紹介します。

アレルギー予防の粉ミルクは、牛乳タンパク質の分子量を小さくしたものなので、普通の粉ミルクよりアレルギー反応が出にくいのが特徴です。

しかし、ミルクアレルギー用の粉ミルクでは、乳糖や乳清タンパク質が除去されていますが、こちらのアレルギー予防粉ミルクは除去されてはいません。

そのため、あくまでもミルクアレルギーが出る前の段階で飲ませ、すでにミルクアレルギーのお子さんは、アレルギー対応の粉ミルクを医師に相談して飲むようにしてくださいね。

ちなみに私は飲んだことがないのですが、味は改良されているため飲みやすくはなっているそうです。ただし、やはり普通の粉ミルクとは少し味は異なるようですね。

アレルギー症状がでたら?救急車を呼ぶ目安3つの特徴

粉ミルクでアレルギー反応が出ると、湿疹だけで終わったり、少し下痢をしたり、ひどい時には呼吸困難に陥ったりします。

アレルギー反応により呼吸困難など起こすことをアナフィラキシーと呼び、緊急を要する場合があります。そのため、粉ミルクを飲んだ後に以下のような症状が現れたら、アナフィラキシーを疑い救急車を呼びましょう。

  • 息切れや、音のする呼吸(ヒューヒューなど)、苦しそうな呼吸をしている時
  • 呼びかけに応じず、ぐったりとしている状態の時
  • 嘔吐や下痢が止まらない、全身に蕁麻疹がでていて顔色が悪いなどいつもと異なる様子の時

もしも判断に迷った時は相談ダイヤルもあり、♯8000で小児救急医療電話相談につながるので、利用してみるのも良いでしょう。

救急車を呼んだ際、準備しておいた方が良いもの

救急車を呼んだ際、準備しておいた方が良いものもあります。

  • 保険証
  • 病院の診察券
  • 多少のお金
  • 普段飲んでいる薬やお薬手帳
  • 母子手帳
  • おむつ
  • タオル
  • 哺乳瓶

もし、アレルギー反応を起こしたお子さんの様子を代わりに見ていることが出来る人が、近くにいる時には救急車を呼んだ後に、これらを準備しておいても良いですね。

我が子がミルクアレルギーでなくても気を付けてほしいこと

ご自身の赤ちゃんがミルクアレルギーの方は、本当に大変だと思います。我が家の子供たちは卵で少し湿疹が出た程度だったのですが、それでもアレルギーがあるということは心配の種でした。

それが、赤ちゃんの主食となるミルクでアレルギー反応が出るのですから、その苦労や心配は計り知れないものだと想像できます。

そこで、ご自身のお子さんが粉ミルクでアレルギーが出なかった方でも、こんなことに気を付けてほしいのです。

ミルクアレルギーは、間接的に体内に入ることでもアレルギー反応を起こします。

例えば、普通の粉ミルクを飲んだ赤ちゃんがおもちゃを舐め、それを粉ミルクアレルギーの赤ちゃんが舐めてしまうことでもアレルギー反応を起こしてしまうのです。

例えば子育て支援施設などで、ご自身のお子さんがおもちゃを舐めてしまったら、それを拭いて返すなどは、そういった事故を防ぐことにつながります。

少しの心遣いで、ミルクアレルギーの子を守り育てていく。そうなれると良いですね。

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