健康生活TOP アルコール依存症 女性のアルコール依存は男性よりも危険!身体に及ぶ恐ろしい影響

女性のアルコール依存は男性よりも危険!身体に及ぶ恐ろしい影響

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今では女性でも男性と同じように、会社の付き合いなどで飲酒をする機会がグッと増えました。またお酒に手を延ばす理由は様々で、日々のストレスからきている場合もありますよね。

しかし、女性は男性よりもアルコールに弱い体質であるため注意が必要なのです。
「自分は大丈夫」と過信したり、「だって仕方ないじゃん」と開き直ったりしないでください!

アルコール依存症は本人が気づかないまま進行していくものであり、症状に気づいた時にはすでに改善することが難しい病気だからです。

アルコールが女性の身体に与える影響と、アルコールからの脱出法をご紹介しましょう。

「依存している」と早めに気づくことが大切

アルコール依存症の代表的なタイプは、「そこそこお酒に強いために自分が依存症に陥っていることに気づかないまま、毎日飲酒を続けている人」に多くみられます。

自分では依存しているとは思っていないため、改善する気持ちもおこりません。

しかしアルコール依存症は静かに進行していき、いつの間にか飲みたくなくても毎日飲まなくてはいられないようになっていきます。そうなってしまうとアルコールから抜け出すのは至難の業となってしまうでしょう…。

アルコール依存症は身体だけでなく心にも大きく影響していきますから、生活の質を確実に落としていきます。

お酒はあくまでも楽しんで飲むものであり、じつはストレス発散のためには飲むことは身体に良くありません。とくに女性は要注意です。

まずはとにかく自身のアルコール依存に早めに気づいて、お酒の量を減らすように調整をすることです。

気分に関わらず毎日お酒を飲んでいる女性の方は、もう一度、自分とお酒との付き合い方を今回の記事を読んでぜひ見直してみてください。

女性は体質的にお酒に弱い

女性は男性に比べて身体が小柄なため、同じ量のアルコールを摂取しても負担が大きくかかります。

また男性と比べて体脂肪が多いため、油に溶けにくい性質をもっているアルコールは体内に吸収されにくく、血中のアルコール濃度が上がりやすいのです。

そして女性ホルモンであるエストロゲンも大きく影響しているといわれています。エストロゲンはアルコールの分解を抑える働きがあります。

更年期に入った女性がお酒に強くなることが多いのは、加齢によりエストロゲンの分泌が少なくなることが原因とされています。

アルコール依存症は症状があらわれるのも早く、男性が10年から20年の長い飲酒期間を経て症状が出るのに対して、女性の場合はたった5、6年で依存症の症状があらわれるといわれます。

こういった理由で男性よりも女性は飲酒に注意が必要なのです。

お酒でストレス発散してませんか?

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会社での肉体的な疲労や人間関係でのストレス、また共働きとなるとそれに家事育児も加わり現代の女性はとても疲れています。

女性はストレスに対してはもともと男性より強いようにできているものですが、肉体は違います。

女性の身体は常にホルモンによって毎月変動しているため、環境が良くても体調の優れない期間があるものです。それに加えて近年の社会進出により肉体的な疲労も重なるのですから、男性なみ、いえ、それ以上にストレスは溜まり気味かもしれません。

ですからストレス発散のためにとお酒に手を延ばしてしまうのは仕方ないことなのかもしれません。実際に毎晩の至福の一杯があるからこそ明日からもがんばれる!という女性は多いでしょう。

しかし待って下さい!“お酒の一杯”が毎日の楽しみであり、それが欠かせない毎日の活力の素!というならば、もうその時点であなたはアルコール依存症の一歩手前だということを自覚しなければいけません。

お酒は確かにストレスを発散してくれるように感じられますが、根本的な解決にはなりません。それよりももっと他に楽しみを見つけて充実した毎日を送れば、お酒でストレスを発散することはそもそもなくなります。

確かに、上手なストレス発散の条件は

  • 1.天気に左右されることがない
  • 2.ひとりでできる
  • 3.いつでもできる

この3つの条件が揃うことがベストです。
飲酒はこの条件にあてはまるのでストレス発散にはもってこいに思えるのは当然ですよね。

しかし先に述べたように、女性はアルコール分解には向いてない体質です。できればお酒でストレスを発散させる方法はやめて、別のストレス発散方法を探してみませんか?

アルコール依存症の初期症状

まずは次のような症状があらわれていないかチェックしてみましょう。

  • 毎日飲まずにおれない
  • お酒の量が増えていく、または減らせない
  • 眠れても睡眠が浅く悪い夢をよくみる
  • 暑くもないのに寝汗をかく
  • 飲んだ翌日に手が震える
  • 理由もなくイライラする

この他にも、

「酔いが覚めるとまたすぐに飲みたくなる」
「一度飲みはじめるとトコトン飲み続けてしまって止まらない」

など。これらの症状があてはまる人はアルコール依存症もしくは予備軍といってよいでしょう。

アルコール依存症の悪化で起こる健康被害

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アルコール依存症が悪化していくと、しだいに健康に影響が出始めます。

まずはアルコールを分解する腎臓が疲労によって機能を低下してしまいます。またさらにその負担は身体全体に広がり、脳まで侵されていくことになります。

とくに妊娠中の飲酒は危険です。お腹の赤ちゃんにはまだアルコールを処理する能力はありません。

ですが胎盤を通じて赤ちゃんにもお母さんと同じ濃度のアルコールが届いてしまいます。そして早産や流産などの原因を起こす危険性があります。

ですから若い女性はお酒にはとくに注意しなければいけません。

このようにアルコールは女性の身体にとって、とても注意が必要であることがわかります。

また身体的以外に、精神的にもとても大きな影響がでます。依存症が悪化していくと精神的にドンドン追い詰められていき、「このままではいけない!何とかしなければ!」という危機意識が沸いてきます。

しかしそれでも常に重症な依存症の人と比べることで「自分はあそこまで依存してはいないから大丈夫」だと逃げてしまうようになります。

また酔いが覚めるとそんな自分が情けないと思いこんでしまい激しく自己否定するようになります。それを軽減したくてまたお酒に手を出してしまうことになりドンドン悪循環へとはまっていきます。

なぜ女性に増加中のか

しかしなぜ今、女性のアルコール依存症が増えてきているのでしょうか?

それはここ数年、飲みやすいお酒がたくさん販売されるようになったことがあげられます。一昔前まではお酒といえば日本酒にウィスキー、ビール、焼酎ぐらいでした。

それが今や、甘く飲みやすいチューハイやカクテルなどが販売されるようになりました。またカロリーカットなど、ダイエット意識を標的にしたお酒は見事に女性の心をとらえ、とても人気がある商品となりました。

お酒は今や昔のように苦くて飲みにくいものから、甘くてスイスイとジュースのように飲めてしまうものに変わってきています。し

かし甘くて飲みやすくなってもお酒はお酒。しっかりとアルコールは入っています。

ジュースのような感覚で毎日飲み続けているとそれがきっかけとなり、習慣化していつの間にか止めれなくなってしまう女性が増えてきているのです。

また家事炊事で台所に立つ機会が圧倒的に男性よりも女性が多いことも原因のひとつです。

台所にいる機会が長いということは、それだけお酒が保管してある冷蔵庫に手が伸びやすい環境にいるということです。

キッチンドランカーという言葉もあるように、台所に立つ女性は隠れてこっそりと飲酒をしたり、また一日の仕事を追え、クタクタになった疲労感を紛らわすために飲酒しながら料理をつくったりする人もいます。

減らすのではなく断酒する!という気持ち

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アルコール依存症から脱するには、お酒の量を減らすとか、休肝日をおくとか、そういう対処の仕方では絶対に治りません。

完璧に一滴もお酒を飲まない断酒に踏み切ることしかありません。

しかしアルコール依存症になった本人が、「そんなことはできない」と一番わかっているものです。それができていればそもそもアルコール依存症にはならないからです。

ではどうすれば良いのでしょうか?

まずは周りに相談しよう

アルコール依存症と自覚しても周りには恥ずかしくてなかなかいえないものです。とくに女性はそうではないでしょうか?

ですがここは思い切って周りの家族や信頼できる友人などに相談をしましょう。

そしてなぜ自分がアルコールがやめられなくなってしまっているのかを、外部に話すことで冷静に見直すことができます。

そして自分で断酒ができない場合は、「助けてもーらおっ」という気持ちで早めに病院にいくことがおすすめです。

助けを求めることは、何も恥じることではありませんよ。自分でなんとかしないと!という強迫観念も、また依存症を悪化させてしまう要因ですから、あきらめの気持ちも大切です。

初期段階の人は「楽しいときだけ飲む!」

お酒を毎日飲まなくても我慢できるという人はまだアルコール依存症の一歩手前ですので、この間に改善してしまいましょう。

まず基本的にお酒は飲みたい時だけに飲むようにします。しかしさらにもっと大切なことは辛い時ではなく楽しい時にだけ飲むことです。

お酒の分解する能力は毎日同じというわけではありません。

嫌なことがあり気持ちが落ちこんでしまっている時は身体の調子も悪く、アルコールの分解能力が落ちるため悪酔いしやすくなります。

これに対して明るく楽しい時はアルコールの分解能力も高いですから、身体に負担なく飲むことができます。

お酒はあくまでも楽しい時に、その楽しさをさらに倍増させるために飲むようにして、できるだけ悲しいことや嫌なことを忘れるためには手を出さないようにしましょう。

お酒とは上手に付き合おう

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未成年とは違い、成人すると飲酒が許されるのは「肉体的に成長したから」ということだけが理由というわけでは決してありません。

お酒の身体の分解能力は個人差があるため、自制する量は人それぞれです。また精神状態によっても自制すべきか判断が要ります。

このように「飲酒をしても良いかダメかの適切な判断」がきちんとできるようになった、というのが、大人が飲酒してもOKなもうひとつの理由ではないでしょうか?

適度なお酒は身体と心をリラックスして人生を豊かなものにしてくれます。

女性は男性とは違いアルコールには注意が必要だということを頭に入れたうえで、上手に楽しんでお酒とは付き合っていきましょう。

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