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アルコール依存症は飲酒量だけじゃない!症状と簡単診断チェック法

酒を見つめる女性

みなさんはどんなときに、どのくらいの頻度でアルコールを飲んでいますか?

例えば、仕事終わりに飲むビールは一味違いますよね。たまらないですよね!しかし、一歩飲み方を間違えるとお酒が体に良くないことを皆さんはご存知だと思います。

この記事では、どなたにも危険のある「アルコール依存症」について簡単に診断できる方法を紹介してあります。また、診断の結果アルコール依存症の可能性が高かった方はどのようにして依存症を予防していけばよいかも紹介してあります。

家族と一緒にアルコール依存症かどうか簡単に診断してみましょう。そして、最近お酒飲みすぎているなと感じている方、飲みの場で記憶がなくやらかしてしまうことが増えてきた方は、お酒との付き合い方を見直す場としても利用してください。

そもそもアルコール依存症とは?現れる3つの症状

お酒を飲むと気持ちよくなり、気分が高まりますね。そして、次の日もまたお酒が飲みたくなりますね。

その原因はみなさんご存じのお酒に含まれている依存性薬物「アルコール」が原因です。

アルコールは気分を高揚させてくれます。その一方、アルコールには薬物などで聞いたこともある依存性があります。その依存性がアルコール依存症を引き起こす要因です。

アルコール依存症の症状としては

  • 身体依存
  • 精神依存
  • 耐性

の三つがあると言われています。ここでは、アルコール依存症についての正しい知識を身に付け、アルコールとの付き合い方をもう一度見直しましょう。

アルコール依存症で現れる身体依存とは?

身体依存とは常に身体がアルコール漬けになってしまった状態のことを指しています。

普通の人は、お酒を飲んで気持ちよく酔っ払います。ですが、時間が経つとお酒がぬけて、元の状態に戻ります。

もちろん普段はアルコールが体内に存在しません。

しかし、アルコール依存症者は常に一定量のアルコールが体内に存在してしまいます。むしろ、身体からお酒がぬけた状態が異常な状態となっています。

そのため、お酒が身体から抜けたときに

  • 頭痛
  • 発汗
  • 手のふるえ
  • いらいら
  • 不眠

などの症状が認められます。

そんな症状が出たときにお酒を飲む習慣がある方は身体依存の可能性がとても高いです。

アルコール依存症で現れる精神依存とは?

精神依存とはお酒の飲み方に異常があり、自分を制御できなくなる状態のことを指しています。

普通の人は、飲み過ぎたと感じたら飲むのをやめます。しかし、アルコール依存者は飲み過ぎたと感じても飲むことをやめることができなくなります。

例えば、居酒屋や自宅でお酒を飲んでいるときに「もう今日は飲み過ぎて気持ち悪いから、これ以上飲むことはやめよう」と頭では分かっていても行動に移すことができず、結局お酒を飲み続けてしまう方は精神依存の可能性があります。

アルコール依存症で現れる耐性とは?

耐性とは、酔うために必要なアルコール量が増えてくることを言います。

習慣的な飲酒によって、アルコールに対する耐性は誰にでもできてしまいます。これをお酒に強くなったと勘違いしてしまうことが多いです。

そして、耐性ができると飲酒量が増え、飲む時間や飲む場所を気にしなくなってしまい、やがて家庭や社会生活に支障をきたす場合があります。

また、アルコール依存症が進行していくと、今度は耐性が低下していき、少量のアルコールを摂取しただけでひどく酔っぱらうようになってしまいます。

アルコール依存症に罹ってしまうと、自力で治療することはほぼ不可能です。アルコール依存症に罹ってしまった方は入院治療が勧められています。

アルコール依存症にならないためにも病気のことをよく知り、お酒と正しく付き合っていきましょう。いまこの記事を読んで不安になった方は次にアルコール依存症診断チェックを載せたので、ぜひやってみてください。

家族と一緒に!アルコール依存症診断チェック

あなたは旦那さんや奥さん、父親や母親に対してお酒飲みすぎじゃないかな?と感じたことはありませんか?身近な人がアルコール依存症かどうか心配になりますよね。

家族で一緒にゲーム感覚でアルコール依存症診断チェックをしましょう。ここでは、WHO(世界保健機関)が作成したチェックシートを参考に作成した、診断シートを用いてアルコール依存症かどうかをチェックしていきます。

ちなみに、WHO(世界保健機関)が作成したチェックシートは世界で最も使用されている診断シートです。

WHOが作成した診断シートの問10

以下の問1-10に回答してください。

問1.どれくらいの頻度でアルコール飲料を飲みますか?

  • 0点 飲まない
  • 1点 月1回
  • 2点 月2-4回
  • 3点 週2-3回
  • 4点 週4回以上
問2.飲酒時は平均して、純アルコール換算で1日にどれくらいの量を飲みますか?

(参考: ビール中瓶1本=20g、日本酒1合=22g、焼酎(25度)1合=36g、ウィスキーダブル(60ml)=20g、ワイン1杯(120ml)=12g )

  • 0点 10-20g
  • 1点 30-40g
  • 2点 50-60g
  • 3点 70-90g
  • 4点 100g以上
問3.どれくらいの頻度で、一度に純アルコール換算で60g以上飲むことがありますか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問4.飲み始めると、飲むのを止められなくなったことが、過去1年間にどれくらいの頻度でありましたか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問5.飲酒のせいで、普通だと行えることができなかったことが、過去1年間にどれくらいの頻度でありましたか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問6.飲みすぎた翌朝、アルコール飲料を飲まないと働けなかったことが、過去1年間にどれくらいの頻度でありましたか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問7.飲酒後に罪悪感や後ろめたさや、後悔をしたことが、過去1年間にどれくらいの頻度でありましたか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問8.飲酒の翌朝に夕べの行動を思い出せなかったことが、過去1年間にどれくらいの頻度でありましたか?

  • 0点 なし
  • 1点 月1回未満
  • 2点 毎月
  • 3点 毎週
  • 4点 ほぼ毎日
問9.あなたの飲酒により、あなた自身や他の人がケガをしたことはありますか?

  • 0点 なし
  • 2点 あるが、過去一年間はなし
  • 4点 過去一年間にあり
問10.家族、友人、医師などが、あなたの飲酒について心配したり、飲酒を控えたりするように言ったことはありますか?

  • 0点 なし
  • 2点 あるが、過去一年間はなし
  • 4点 過去一年間にあり

(WHO(世界保健機関)が作成したチェックシートを元に作成)

全ての設問の回答は終わりましたか?終わった方は、問1から10までの回答を足し算してください。その点数があなたの診断結果です。

診断シートでの回答結果

点数ごとの評価を載せたので参考にしてください。

0点
あなたはアルコール依存症の可能性0%
アルコール依存症に罹る心配はありません!アルコール依存症の疑いがある方にこの診断チェックを教えてあげてください。
1~7点
あなたはアルコール依存症の可能性30%
なにか機会があったときにお酒を楽しんでいるのですね。これからもお酒と正しく向き合っていきましょう。ですが、一歩間違えればお酒は危ないということを忘れないでください。今までどおり、無理な飲酒は今まで通り控えてくださいね。
8~19点
あなたはアルコール依存症の可能性50%
危険な飲み方をしていることが疑われます。お酒を飲むことはストレスの発散にもつながり、悪いことではありません。しかし、一歩間違えると危険な面もあります。もう一度お酒との付き合い方を考え直してみましょう。
20~40点
あなたはアルコール依存症の可能性80%
アルコール依存症に罹っていることが強く疑われます。いますぐにお酒との付き合い方を見直す必要があります。また、お酒がない生活に慣れていく必要があります。また、病院で診察を受けることを強く勧めます。

上記のスクリーニングは診断基準ではありません。正確な診断は専門医の診察を受けてください。今回の診断チェックで点数が高かった人は、面倒に思われるかもしれませんが病院にいってください。

打倒アルコール依存症!予防のためのお酒との付き合い方

先ほどのテストで自分や周りの人がアルコール依存症の可能性が高くて不安になってはいませんか?自分はアルコール依存症じゃないからといって安心しきっている人はいませんか?

誰もがアルコール依存症に罹る可能性があるのまた事実です。ここではアルコール依存症の予防法について載せてあります。これを読んで、一緒にアルコール依存症にならないようにしましょう。

アルコール依存症予防:機会飲酒のすすめ

習慣的な飲酒はアルコール依存症に罹る可能性を高めます。でも、仕事終わりにお酒を飲みたくなりますよね。

そこで、まずは休肝日を作ることから始めましょう。毎日お酒をのんでいる方は週二日の休肝日を作りましょう。そうすることで、アルコール依存症に罹ってしまう可能性はぐっと下がりますよ。

以下に週二日の休肝日の具体例を示しました。週二日の休肝日とは週に二日お酒を飲まないことではありません。二日連続でお酒を飲まないことを週二日の休肝日と言います。

間違った例 正しい例
飲む 飲む
休肝日 飲む
飲む 飲む
飲む 休肝日
休肝日 休肝日
飲む 飲む
飲む 飲む

はじめのうちは二日間連続で我慢なんてできない、お酒が飲みたいとなってしまうかもしれませんが、そこはぐっとこらえてアルコール依存症を予防しましょう。

アルコール依存症予防:節度ある飲酒のすすめ

週二日の休肝日を作ったから、さあ安心というわけにはいきません。週二日の休肝日があるからと言って、一回の飲酒量が多過ぎては意味がありません。

アルコール依存症を予防するためには節度ある飲酒を心がける必要があります。では、節度ある飲酒とは何なのか?そこで、診断シートの二番目の質問を思い出しましょう。

問2.飲酒時は平均して、純アルコール換算で1日にどれくらいの量を飲みますか?

  • ビール中瓶1本=20g
  • 日本酒1合=22g
  • 焼酎(25度)1合=36g
  • ウィスキーダブル(60ml)=20g
  • ワイン1杯(120ml)=12g)

節度ある飲酒とは一日の純アルコール摂取量が20gと言われています。問2の参考を元に、節度ある飲酒を心がけましょう。過度な飲酒はアルコール依存症の危険を高めます。

アルコール依存症予防:正しい知識のすすめ

やはり一番大切なのは正しい知識です。「ペンは剣よりも強し」ということわざもありますからね。

もちろん正しい知識だけあり、行動をとることが出来なかったら意味がありません。ですが、正しい知識がなければ、正しい行動をとることすらできません。

この記事の最初にアルコール依存症についての知識について載せました。参考程度ですが、正しい知識を身に付けてアルコール依存症を予防しましょう。

お酒は飲んでも飲まれるな!正しく付き合うことが大事

アルコール依存症は一度罹ってしまうと自分だけでなく家族、職場などのいろんな人に迷惑をかけてしまいます。

ですが、お酒と正しく付き合っていれば、食事がおいしくなるだけでなく、いろんな人とのコミュニケーションツールにもなります。

お酒は悪いものだと決めつけてしまう必要はありません。しかし、お酒は飲むものであって、お酒に飲まれては元も子もありません。

日々をより良くする一つのアイテムとしてお酒を利用できる大人を目指しましょう。また、身近な人にアルコール依存症の疑いがあったら、診断チェックを勧めるとともに病院へいくことを強く勧めてあげてください。

お酒は飲んでも、飲まれるな!

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