健康生活TOP ニキビ ニキビを早くきれいに治す方法!種類ごとにみる跡を残さない治し方

ニキビを早くきれいに治す方法!種類ごとにみる跡を残さない治し方

きれいな女性

思春期に出るニキビは、医学用語で「尋常性ざ瘡」といいます。医学用語で呼ぶとなんだか堅苦しい病気みたいに聞こえますね。

「ざ瘡」とは毛包にできるできもの、「尋常性」とは「ありふれた」という意味があり、ニキビは実際に9割の人が経験する、皆さんもよくご存知の皮膚疾患です。

思春期にできるニキビは大人になると自然と治るものなので、疾患といってもそれほど深刻なものとはとらえられていません。

しかし、大人になってからも「大人ニキビ(思春期後ざ瘡)」に悩まされたり、思春期ニキビ・大人ニキビ共に跡が残ったりと、非常に厄介な疾患でもあります。

さらにニキビ跡はコンプレックスになりやすいもの。ニキビの特徴とニキビ跡を残さないよう早くキレイに治す方法についてチェックしておきましょう。

ニキビは進行の度合いに注意!顔や背中にできやすいニキビの種類

ニキビ(ざ瘡)は、毛穴に皮脂がつまって炎症を起こす皮膚疾患です。

毛穴にある皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されると、ニキビができやすくなります。それは、毛穴に炎症を起こす皮膚の常在菌「アクネ菌」が、皮脂をエサにして大量に増殖するためです。

ニキビができやすいのは顔、背中です。顔と背中にある毛穴はほかの場所の毛穴よりも皮脂腺の分泌が活発です。

ニキビは自然に治る場合もありますが、進行してしまうと炎症が強くなり治療が必要になります。進行の度合いよって症状が異なり、それぞれ異なる呼び方をされることもあります。

  1. 隠れニキビ…毛穴の中に角栓がつまる(ニキビの一歩手前)
  2. 白ニキビ・黒ニキビ…毛穴に皮脂がつまっている状態
  3. 赤ニキビ…毛穴が炎症を起こしている状態
  4. 黄色ニキビ…炎症が悪化して化膿している状態
  5. 紫ニキビ…黄色ニキビの炎症が悪化した状態

ニキビの経過には個人差があり、きれいなツルツルの肌に戻ることのできる人もいれば、凸凹した跡が残って大きなコンプレックスを抱えてしまう人もいます。この差は、適切な治療をすることができたかどうかで生じます。

ニキビの跡が残らないようにするには、ニキビが軽症のうちに正しい方法で治してしまうことが大切。

白ニキビ・黒ニキビの段階で適切なケアをすれば、跡を残さずきれいに治すことができます。

ニキビケア:VCスターターセット体験談

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▼vcスターターセットを試してから2週間後、今の肌です
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写真でもはっきりわかるように、ニキビが薄くなりさらにできることはありませんでした!特に悩んでいた頬とおでこのニキビがそれからできることはなく、生理前のニキビもしっかり予防、改善できている気がします。

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生活習慣も大きく影響!思春期ニキビ・大人ニキビの原因

ニキビは、皮脂の分泌が過剰になっている時にいくつかの要因が関わって発症します。その要因は人それぞれです。

ニキビの主な3つの原因

  • 皮脂の過剰分泌
  • ターンオーバーの低下
  • アクネ菌の増殖

さらにニキビを憎悪させる要因が加わると、ニキビができやすくなったり治りにくくなったりしてしまいます。

ニキビを憎悪させる要因

  • ホルモンバランスの乱れ(男性ホルモンの分泌過剰)
  • ストレス
  • 栄養バランスの偏り
  • 睡眠不足
  • 不適切なスキンケア
  • 肌の乾燥
  • 紫外線
  • メイク汚れの詰まり(大人ニキビの場合)
  • 喫煙

大人ニキビは思春期にできるニキビと同じメカニズムで起こりますが、女性に起こりやすくなります。ストレス、メイク汚れの刺激、ホルモンバランスの乱れが原因になりやすいためです。

ニキビ対策をするならば第一に、生活週間を見直してこれらの原因を取り除くことが必要となります。そして跡を残さずキレイに治すために基本的なニキビの対処をきちんと行うことです。

思春期ニキビ、大人ニキビ、どの段階のニキビにも共通して必要な対処法です。

正しいケアがニキビ跡を防ぐ!ニキビの基本的な対処法

日常生活で行う基本的なセルフケアです。皮膚科の治療を受ける場合も家庭で並行して実践します。

ニキビの基本的な対処法:ホルモンバランスを整える

皮脂の過剰な分泌を抑えるためには、ホルモンバランスを整えることが必要です。

皮脂の分泌が活発になるのは男性ホルモンの作用です。男性ホルモンは男女とも分泌しており、男性のほうが分泌量が多いため女性よりも皮脂の量が多くなります。

思春期は、男女とも一時的に男性ホルモンの分泌が活発になるのでニキビが出やすくなります。また大人の女性も、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増えると大人ニキビが出るようになってしまいます。

ホルモンバランスを整えるには、規則正しい生活を送って自律神経のバランスを安定させることが必要です。

男性ホルモンは、ストレスを受けて交感神経が優位にはたらく時に分泌が高まります。

不規則な生活を送っていると心身にストレスを受けやすくなり、交感神経が優位にはたらくようになってしまいます。生活リズムを整え、適度にストレスを解消するゆとりを持つことが大切です。

ニキビの基本的な対処法:適切なスキンケアを行う

ニキビを治すために欠かせないのが正しいスキンケアです。

スキンケアには肌を清潔に保ち、肌を整えてターンオーバーを正常に導く役割があります。

適切なスキンケアをすると、毛穴に皮脂が溜まるのを防いでニキビの原因となる「アクネ菌」や炎症を起こす細菌を除去することができます。

一方、手入れを怠ったり逆にいじり過ぎたりすると、皮脂の過剰分泌を招いたり細菌感染を起こして、炎症を悪化させてしまうおそれがあります。

特にニキビ治療で重要なのは「正しい洗顔」「肌の保湿」となります。軽症のニキビなら適切なスキンケアだけで改善できる場合も。

是非正しい洗顔法をマスターしておきましょう。

ニキビが出ている時の洗顔のポイント

  • 石鹸を使った洗顔は朝晩の1日2回
  • ニキビ用(ノンコメドジェニック)の石鹸をつかうのがおすすめ
  • 汗をかいたらその都度、水(ぬるま湯)で洗顔し肌を清潔に保つ
  • メイクはダブル洗顔で汚れをしっかり落とす(オイルクレンジングもOK)
正しい洗顔法

  1. 洗顔前に手を石鹸で洗い、手についた雑菌も落としておく
  2. 30℃くらいの水(ぬるま湯)で顔を軽く洗う
  3. 石鹸を十分に泡立てホイップ状にする
  4. 泡を肌に乗せ、直接手で肌をこすらないよう泡でやさしく洗う
  5. 水(ぬるま湯)で丁寧にしっかりすすぐ
  6. 柔らかいタオルで、肌をこすらず押さえるように水分を拭き取る

そして洗顔後はすぐに肌をしっかり保湿することが重要です。

もし保湿が不十分だと肌が乾燥して、皮脂が欠乏していると察知した毛穴が保湿するため皮脂を過剰に分泌させてしまうためです。

洗顔後は肌の表面をコーティングしている油分が少なくなっているので、時間の経過と共に肌内部の水分が蒸発しやすい状態となっています。

水分の蒸発による乾燥を防ぐため、洗顔直後にはまず化粧水で十分に水分を肌内部に補って次に適度な油分で肌の表面をコーティングしておきます。

ニキビを治療している人は市販のノンコメドジェニック(またはハイポコメドジェニック)化粧品を使うのがおすすめです。

ノンコメドジェニック化粧品は、ニキビを刺激する成分が入っていないので安心して使えます。ニキビ跡を予防するビタミンC誘導体や抗炎症作用のあるビタミンE誘導体などの有効成分も配合され、ニキビ治療をサポートしてくれます。

ただし全ての人の肌に合うわけではないので、市販の化粧品が肌質に合わなかった人は皮膚科を受診してスキンケアの方法について指示に従うことをおすすめします。

ニキビは、皮脂の分泌が盛んな脂性肌以外に乾燥肌にもできやすいのです。乾燥を防ぐために皮脂が過剰に分泌してしまうのが原因ですね。ニキビ予防のためには肌質とわず、しっかり化粧水で保湿するとことが重要です。

ニキビの基本的な対処法:十分な睡眠をとる

睡眠は、皮膚疾患と直接関係がないように見えますが、実は「ニキビを治したいなら、睡眠だけは絶対にしっかりとること」と言われるくらい、とても重要なものです。

睡眠中には、傷ついた細胞を修復したり新陳代謝を促進させる「成長ホルモン」の分泌が盛んになります。成長ホルモンのおかげで、一晩寝ることによって前日の疲労を修復させることができています。

皮膚のターンオーバーが滞ると毛穴に皮脂が詰まったり、ニキビの炎症が治りにくくなってしまいます。また、ホルモンバランスを整えるためにも睡眠は必要です。生活リズムを改善してしっかり睡眠を確保するようにしましょう。

ニキビの基本的な対処法:栄養バランスのとれた食生活を心がける

すこやかな肌は栄養素から作られています。栄養の偏った食事は肌の不調を招きます。

  • 皮脂の分泌を抑えるビタミンB2が不足している
  • 皮膚を形成するコラーゲンの生成に必要なビタミンCが不足している
  • 皮脂の酸化を抑えるビタミンA・Eが不足している
  • ホルモンバランスを整えるミネラル群が不足している

ニキビを早くきれいに治すためには栄養の偏りを改善し、特にニキビの改善に効果のある栄養素を意識して摂取していきましょう。

ビタミンB2 レバー、納豆、魚、海苔、卵
ビタミンC ブロッコリー、ピーマン、イチゴ、キウイフルーツ
ビタミンA にんじん、ほうれんそう、レバー、卵
ビタミンE アーモンド、アボカド、かぼちゃ、赤ピーマン
亜鉛 牡蠣、牛肉、卵黄
マグネシウム 貝類、納豆、海藻
カルシウム さくらえび、小魚、大豆製品、小松菜

スイーツやファストフードなど甘いものや油の多い物を食べるとニキビが出ると言われてきました。しかし、その因果関係ははっきり分かっておらず、食べ過ぎなければあまりニキビには影響しないと考えられています。

ただ間食ばかり食べていると、摂取した脂質をエネルギーに変換する時に必要なビタミンB2が不足し、エネルギーに変換できない脂質が皮脂として分泌されやすくなるので、ニキビをキレイに治すためには、やはり間食を控えることをおすすめします。

ニキビの基本的な対処法:化粧によるニキビのカバー

ニキビができている時は、化粧をしないのがニキビのために一番です。

ただし、大人はメイクをすることもマナーのひとつですし、顔のニキビ、ニキビ跡はコンプレックスになりやすいため、ニキビを化粧でカバーしたほう良い場合もあるのです。

皮膚科の標準治療の指針を定めた「尋常性痤瘡治療ガイドライン」でも、QOL(生活の質や精神的な満足感を意味する用語)の改善を目的とした化粧が認められています。

ざ瘡患者に QOL改善を目的とした化粧(メイクアップ)指導を行うことを選択肢の一つとして推奨する.但し,刺激性の少ないノンコメドジェニックな化粧品を選択するなどの配慮が必要である.

ただし大人ニキビの原因になりやすいので、必要のない時は化粧を控えクレンジングで汚れが毛穴に残らないように洗い落とし、なるべくすっぴんで過ごす時間を増やすのがのぞましいです。

上記の基本的な対策は、毎日コツコツと継続して行いましょう。適切なスキンケアで肌を整えること、体の内側から肌の調子を整えることを怠ってしまうと、いくら高価なコスメや皮膚科の高度な治療の効果が発揮できなくなってしまいます。

さらにニキビの種類に合わせてきめ細かい対処を行うと、ニキビが早くきれいに治ります。

各種類のニキビの治療法について、皮膚科の標準治療を中心に紹介していきます。(日本皮膚科学会「尋常性ざ瘡治療ガイドライン」に基づきます。)

ニキビになるのを防ごう!「隠れニキビ」の対処法について

隠れニキビは、医学用語で「微小面皰」と呼ばれ、ニキビの一歩手前にあたります。

やはり理想的なのは、隠れニキビの段階で適切なケアを心がけ、ニキビができないようにすることですよね。

隠れニキビは角栓が詰まっている状態です。角栓は誰にも生じるもので、新陳代謝(皮膚に生まれ変わり)によって自然に外へ排出されていくものなので、多少の角栓があっても放っておいて問題ありません。

しかし皮脂の分泌が過剰になって角栓を排出するのが間に合わなくなると、角栓が固まって毛穴がふさがり、中に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

隠れニキビの特徴

まだニキビになっていないので、肌の見た目はきれいな状態です。

角栓は、皮脂腺から分泌される皮脂と老廃物(皮膚からはがれ落ちた垢)が入り混じってかたまったもの。毛穴を近くで見ると、ラードのような白いかたまりがつまっているのがわかります。指で小鼻を押すと毛穴からニュッと飛び出すのがそれですね。

角栓が溜まる原因

角栓が過剰に溜まってしまう主な原因は次の2つです。

  • 男性ホルモンの影響
  • 間違ったスキンケア

思春期は自然と皮脂の分泌量が多くなる時期ですが、日頃から適切な洗顔で皮膚を清潔にしていれば、微笑面皰やニキビを防ぐことが可能となります。

しかし、正しい洗顔法を知らなかったり自己流で毛穴の手入れをしてしまったりすると、かえって皮脂の分泌が過剰になり、角栓が溜まりやすくなってしまいます。

角栓の溜まり過ぎの原因で多いのは、間違った角栓の手入れです。

貼って剥がすタイプの角栓除去シートや角栓を押し出すスティックを使うと、角栓がゴッソリ取れるので気持ちいいかもしれません。

しかし、このようなコスメを使って角栓をわざわざ除去するのは逆効果。角栓を除去すると毛穴が「皮脂が不足した」と間違えて皮脂を過剰に分泌させ、ますます角栓が大きくなって詰まりやすくなってしまうためです。

隠れニキビを予防するには

隠れニキビを防ぐには、まず男性ホルモンの分泌を抑えて皮脂が過剰に分泌するのを防ぐことが必要です。

男性ホルモンの分泌を抑えるるため、規則正しい生活と十分な睡眠を心がけてストレスを減らしましょう。

またツルツルの毛穴を目指して、過剰に洗顔をしたり毛穴を掃除したりするのもやめましょう。

皮脂は、皮膚を保湿するためにある程度必要なものです。洗い過ぎると欠乏した皮脂を補うため皮脂の分泌が過剰になってしまうので、洗顔は1日に2回にとどめ、角栓の掃除はしないで自然な排出に任せます。

規則正しい生活と十分な睡眠をとっていれば新陳代謝も促進されるので、角栓も溜まりにくくなります。外側からはいじらず、体の内側から皮脂の分泌をコントロールすることが大切です。

治すなら初期のうちに!白ニキビ・黒ニキビをキレイに治す方法

微小面皰が大きくなると、角栓が毛穴にフタをして、分泌された皮脂が詰まってしまいます。そのため毛穴が盛り上がり「白ニキビ」「黒ニキビ」と呼ばれる小さなニキビに発展してしまいます。

白ニキビ・黒ニキビの特徴

白ニキビの段階ではまだ毛穴が閉じています。専門的には「閉鎖面皰」や「コメド」とも呼ばれます。

白ニキビの見た目は、小さくて白いポツポツが出ているのが特徴です。触るとクリクリしたしこりがあります。額、あごにできやすく、炎症が起こっていないので、痛みやかゆみはありません。

白ニキビは進行すると毛穴の中の皮脂が充満して毛穴が開き、皮脂が酸化して黒ずむので、毛穴が黒く見える「黒ニキビ」に変わってしまいます。専門的には「解放面皰」と呼ばれます。

黒ニキビは、通常の毛穴よりはっきり目立つ黒い点々が特徴です。ホクロやシミにも似ています。小鼻や頬にできやすく、炎症が起こっていないので痛みやかゆみはありません。

白ニキビ・黒ニキビの原因

微小面皰を放置していたために皮脂が詰まってニキビに発展してしまいます。黒ニキビには、毛穴に残ったメイク汚れの油分や浴びた紫外線も影響しています。

白ニキビ・黒ニキビの対処法

白ニキビ・黒ニキビは、アクネ菌が増殖しておらず炎症も起きていない初期症状の段階です。治りやすく跡が残る心配も少ない状態なので、進行しないうちにこの段階で治してしまいましょう。

基本的には角栓の対処法と同じで、ホルモンのバランスを整えて肌を清潔に保つことがニキビの治療につながります。白ニキビは、適切なスキンケアを行うだけで特別な治療をしなくても治ることがあります。

注意点は、決してニキビを触ったりつぶしたりしてはいけないということです。ニキビをいじると毛穴から雑菌が入って炎症を起こし、治りにくくなってしまいます。

白ニキビ・黒ニキビの皮膚科の治療

皮膚科で行われる白ニキビ・黒ニキビの主な治療法には次のような療法があります。

面皰圧出
面皰圧出は、ニキビの毛穴に詰まっている皮脂を物理的に排出させる治療です。面皰圧出をするとニキビが治りやすく、悪化を防ぐ効果も期待できます。

まずニキビに針で穴を開けてから「面皰圧出器」というヘラ状の医療器具の先端を患部に押し当て、詰まった角栓を押し出します。

面皰圧出器(アクネプッシャー)は市販されているので、自分で角質を押し出すこともできるのですが、慣れていない人が行なうと、失敗して跡が残る可能性が高くなります。ここはやはり、皮膚科できちんと消毒をした上で熟練した医師に処置をしてもらうのが一番です。

ディフェリンゲル(外用レチノイド製剤)
白ニキビ・黒ニキビには「外用レチノイド製剤」が有効です。一般名は「アダパレン」で「ディフェリンゲル」という名前の外用剤として処方されています。尋常性ざ瘡のガイドラインでニキビ治療薬として強く推奨されている薬で、保険が適用されます。

外用レチノイド製剤は、ビタミンAの誘導体「レチノイド」に似た作用を持つ薬です。毛穴を開いてつまりを解消し、ニキビの再発も予防します。世界でニキビ治療の標準薬になっていますが、日本ではまだ新しい薬です。

微小面皰から赤ニキビまでの重症ではないニキビの治療に用いられます。しかし、ピリピリする、赤くなるといった副作用が出やすく、妊娠中は使えないなどの規制があるので、気軽に使える薬というわけではありません。

トレチノインクリーム
トレチノインクリームは、ビタミンAの誘導体の一種「トレチノイン」を配合した外用薬です。新陳代謝を促進し古い角質をはがす効果が高い薬で、ニキビやシミの治療に使われています。

ただし、国内未承認の薬で保険は適用されていません。また取り扱っているのも一部の皮膚科です。角質をはがす作用が強い分、皮膚の刺激が強くヒリヒリしたり赤みが出やすい薬で、妊娠中の人も使うことはできません。

漢方薬
ほかの治療法を用いない場合には、体質や症状に併せて「十味敗毒湯ジュウミハイドクトウ」「荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)」「清上防風湯セイジョウボウフウトウ」などの漢方薬が用いられます。

漢方薬は、体質を改善してその人が持つ治癒力を高める効果があります。

白ニキビ・黒ニキビはまだ炎症を起こしていないニキビですが、皮膚科を受診して治療を受けるのが一番安心です。

炎症が起こり跡が残る可能性も!赤ニキビをキレイに治す方法

白ニキビ・黒ニキビにアクネ菌が増殖して炎症が起こると、ニキビは赤くなって腫れてしまいます。この段階のニキビは専門的に「赤色丘疹」、一般的には「赤ニキビ」と呼ばれます。

赤ニキビは、適切な治療を行わなければ跡が残る可能性があります。

赤ニキビの特徴

赤ニキビは、炎症を起こし丘疹(盛り上がったブツブツ)となった状態で、見た目にもニキビが出ているとはっきりわかるようになります。触ると痛み、悪化すると大きく腫れてしまいます。ほてった感じやかゆみを伴うこともあります。

赤ニキビが出やすい場所は頬、顎、額です。胸元や背中に出ることもあります。

赤ニキビの原因

白ニキビ・黒ニキビのある毛穴にアクネ菌が増殖し、炎症を起こす物質が放出されると赤ニキビに進行します。

いじったりつぶしたりすることで雑菌が入ると、炎症が悪化しさらに腫れあがってしまいます。

赤ニキビの治療法

赤ニキビができたら早めに皮膚科の治療を受けましょう。炎症が強いと、市販のニキビ薬や化粧品を使ったセルフケアではきちんと治らない可能性があります。家庭では、適切なスキンケアとホルモンバランスを整える生活を心がけましょう。

皮膚科で行われる赤ニキビの主な治療には次に挙げる療法があります。

ディフィリンゲル
赤ニキビにはディフィリンゲルの処方が推奨されています。ただし炎症が強い場合は効き目が期待できません。
抗生剤
細菌を殺す薬です。赤ニキビには、外用薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)が用いられ、ディフィリンゲルとの併用が推奨されています。
非ステロイド系抗炎症薬 (NSAID)
「非ステロイド系抗炎症薬 (NSAID)」の「イブプロフェンピコノールクリーム」が処方される場合もあります。

有効成分のイブプロフェンピコノールに抗炎症作用、鎮痛作用があり、ステロイド剤のような副作用の心配なく使うことのできる外用薬です。

ケミカルピーリング
内用薬・外用薬を使った治療で効果が出にくい場合は、皮膚のターンオーバーを正常に導く「ケミカルピーリング」を行う場合もあります。

ケミカルピーリングとは、皮膚に酸性の薬剤を(グリコール酸、サリチル酸マクロゴール、サリチル酸エタノールなど)を塗って、不要な角質や角栓を溶かし出す療法です。

定期的に行うことで赤ニキビが治りやすくなり、ニキビの再発を防ぐ効果も得られます。ただし保険が適用されません。

レーザー治療
レーザー治療とは、エネルギーの強い光線を患部に照射することで、炎症を緩和したり不要な組織を切除したりする効果のある療法です。外科的手術などの医療分野で幅広く用いられています。

ニキビ治療用のレーザーには、炭酸ガスレーザー、ヤグレーザーなどさまざまな種類があり、それぞれ細菌の増殖を抑制したり皮脂の除去を促進させるといった効果が期待されます。

ただし保険に適応していないので、レーザー治療を受けるかどうかは医師とよく相談して決めましょう。

各種レーザー治療器の特性を理解した上で,治療効果が期待できる皮疹に対してレーザー治療を行ってもよいが,設備の問題,本邦での検討が不十分であり,保険適応もないことから推奨はしない.

赤ニキビはかゆみや痛みがあり掻きたくなりますが、いじると炎症が悪化したり新しいニキビができやすくなるので、なるべくニキビから気を紛らわしていじらないようにしましょう。

化膿が跡にならないよう注意を!黄色ニキビをキレイに治す方法

赤ニキビの炎症が悪化し化膿して黄色く見える状態を専門的には「膿疱」といい、一般には「黄色ニキビ」と呼びます。

炎症が深くなり、ターンオーバーの行われない真皮まで損傷しているため治りにくく、跡が残る可能性が高くなります。

黄色ニキビの特徴

赤ニキビの中心に黄色い膿が見え、痛みを伴います。頬、口の周り、顎によく見られます。

黄色ニキビの原因

赤ニキビにブドウ球菌などの雑菌が入り込むために化膿します。また、アクネ菌が炎症を起こす物質を産生するので炎症が広がりやすくなります。

雑菌の感染は、ニキビの放置、不適切な治療、ひげ剃りなどが原因で起こります。

黄色ニキビの治療法

黄色ニキビの化膿は思わず自分でつぶしたくなりますが、炎症が悪化して跡が残りやすくなるので自分でいじるのはやめましょう。

黄色ニキビをキレイに治すためにも、必ず皮膚科の治療をしっかり受けましょう。皮膚科の治療に併せ、家庭では適切なスキンケアとホルモンバランスを整え、肌の回復力を促進させます。

皮膚科で行われる黄色ニキビの治療には次に挙げる療法があります。

抗生剤
黄色ニキビには、赤ニキビに使う外用薬に併せて、より効き目の強い内用薬(ミノサイクリン、ドキシサイクリンなど)も用いられます。
ステロイド局所注射
黄色ニキビの炎症が強い場合には、抗炎症作用の高いステロイド剤を患部に直接注射することもあります。即効性があり、すぐに腫れや痛みがやわらぎます。
光線療法
光線療法は、人工的な太陽光線を照射することで治癒力を高めたり炎症をやわらげたりする効果が期待できる療法です。尋常性ざ瘡のガイドラインでは、中等症~重症の場合に青色の光線療法を使うことが認められています。

レーザー療法と同様に保険が適用されず、積極的に推奨される治療法ではありません。

そのほか、ニキビの治りを良くするためのサポートとして漢方薬を併用する場合もあります。 服用を続けることで、膿の排出や炎症をやわらげる効果が期待できるようになります。

黄色ニキビは早く炎症をしずめることが大切です。ここまで進行したら、一刻も早く皮膚科を受診することをおすすめします。

跡が残ってしまう重症のニキビ…「紫ニキビ」をキレイに治す方法

黄色ニキビが炎症と化膿を繰り返すと硬いしこりに変わり、ニキビの最終段階といえる「嚢腫」や「結節性ニキビ」と呼ばれる状態になってしまいます。皮膚の奥に血液や膿が溜まって赤紫色に見えるので「紫ニキビ」とも呼ばれます。

紫ニキビの炎症は真皮まで進行し面積も広がっているので、キレイに治すことが難しく、ニキビが治った後にクレーター状の凸凹が残る可能性が高くなります。あきらめず、ニキビ跡がなるべく残らないようしっかり治療を行いましょう。

紫ニキビの特徴

皮膚の下には血液や膿が溜まって嚢腫と呼ばれる状態になるので、赤黒く見えます。炎症が広がって結節と呼ばれる大きなニキビに変わり、触ると硬いしこりを感じたり皮膚の表面がデコボコして見えるようになります。

頬や顎のラインによく見られ、痛みは感じないことが多いです。

紫ニキビの原因

黄色ニキビの治療が不適切だと炎症が悪化し、紫ニキビに進行してしまいます。また体調が万全でないために治療を受けていてもニキビがなかなか治らず、悪化してしまうこともあります。

紫ニキビの治療法

紫ニキビの治療では、炎症をしずめる目的として抗生剤、ステロイド剤の局所注射が選択肢に挙げられます。漢方薬の併用は、肌の治癒力を高めるためのサポートに有効です。

炭酸ガスレーザーを使って皮膚を切開し、中に溜まった血液や膿を取り出すことは、炎症を早くしずめ跡を小さくする効果が期待できます。

日常生活でも体の内側から肌の治癒力を高める対策が必要です。ホルモンバランスを整える、肌のターンオーバーを促進させ早く新しい皮膚を再生させるという目的で、規則正しい生活を送ることが重要になります。

ニキビはすぐに治る皮膚疾患ではありません。適切な治療を毎日コツコツ続けることで徐々に改善されます。皮膚科の治療は数ヶ月間の通院も必要になります。キレイに治すために焦らず治療を続けましょう。

赤みやクレーター跡を消すことは可能?気になるニキビ跡の治療法は

赤ニキビ、黄色ニキビ、紫ニキビは、ニキビの治療後に跡が残ってしまう可能性があります。 できれば跡が残るまでにキレイに治しておきたいものですが、もし跡が残っても治療で目立たなくすることが可能です。どのような療法があるのかチェックしておきましょう。

赤ニキビによる表皮の損傷は、ターンオーバーで新しい皮膚が再生されるまで、しばらく跡が残ることがあります。

皮膚のターンオーバーの周期は正常なら約28日ですが、新陳代謝が低下している人は皮膚の再生に2~3ヶ月、またはそれ以上かかることもあるため、しばらく跡に悩むことになります。

黄色ニキビ 、紫ニキビによる皮膚の損傷はターンオーバーが起こらない真皮に至るため、損傷を受けた部分がくぼんだり色素沈着が起こったりして、自然には消えない跡に変わりやすくなります。

また炎症が強いと、赤く盛り上がった「肥厚性瘢跡」やクレーター状の「陥凹性瘢跡」といった、立体的で目立ちやすい跡が残りやすくなります。

赤ニキビの跡を早くキレイに治したい人、黄色ニキビ、紫ニキビの跡が残ってしまった人は皮膚科を受診し、ニキビ跡を目立たなくする治療を受けることをおすすめします。

ニキビ跡の治療:ビタミンCのイオン導入

尋常性ざ瘡のガイドラインでは、赤みが残る跡に対してビタミンC誘導体(10%アスコルビン酸グリコシド)のイオン導入を認めています。保険は適用されません。

イオン導入とは、微弱電流を流しながら皮膚に有効成分を浸透させる療法です。ビタミンCには、コラーゲンの生成を促進させたり色素の沈着を抑制する効能があります。

アスコルビン酸グリコシドは美白用化粧品にも広く配合されていますが、イオン導入のほうがビタミンC誘導体が効率良く浸透されるため、ニキビ跡の赤み消しには皮膚科のイオン導入も人気があります。

ニキビ跡の治療:ケミカルピーリング

尋常性ざ瘡のガイドラインでは、陥凹性瘢跡やケロイドに対してケミカルピーリングの使用を認めています。

ニキビ跡に対するケミカルピーリングには、新しい皮膚の再生を促進させたり色素沈着を改善する作用があり、クレーター跡を目立たなくする効果が期待されます。

保険が適応されず、数回通院することで効果が得られる療法なので、医師とよく相談してた上で治療を受ける必要があります。

ニキビ跡の治療:レーザー療法

レーザー療法は、尋常性ざ瘡のガイドラインで積極的に推奨されている療法ではありません。しかし一部のレーザーに瘢跡を改善する効果のあるとして、レーザー療法の施術が認められています。

YAG laser(ヤグレーザー)に関しては,痤瘡患者の半顔のみにレーザー治療を行い,無治療の半顔と比較した試験で,面皰に有効,赤色丘疹および膿疱には無効であること,また治療前後比較試験で痤瘡瘢跡の有意な改善が認められている

作用機序についてはレーザー治療機器により相違があるが,P. acnes に対する殺菌作用,皮脂分泌抑制作用,真皮コラーゲンの再構築などが考えられている

ヤグレーザーはシミやアザなど皮膚科の治療で広く用いられているレーザーで、ニキビ跡の治療にはこのほかにもさまざまな種類のレーザーが用いられています。

ガイドラインで積極的に推奨されていない理由の一つに、保険適応外であることが挙げられます。効果や通院回数には個人差もあり、費用の負担が大きくなる場合があるので、医師とよく相談した上で治療を受ける必要があります。

ニキビ跡の治療:トラニストの処方

尋常性ざ瘡のガイドラインでは、肥厚性瘢跡に対して、トラニスト(リザベン)の内服を認めています。

トラニストには、肥厚性瘢跡やケロイドの原因となるサイトカインを抑制する作用がありますが、臨床試験が十分でないこと、保険に適応していないことからガイドラインでは積極的な推奨がされていません。

ニキビ跡の治療:充填剤注射

尋常性ざ瘡のガイドラインでは、肥厚性瘢跡に対して、充填剤注射を認めています。

充填剤には、コラーゲンやヒアルロン酸など皮膚に存在し自然と吸収される成分が用いられ、くぼんだニキビ跡をなめらかに整える効果が期待できます。ほかの療法との併用で効果が高まります。

プラセンタエキスの注射には、色素沈着を薄くして柔らかい皮膚に導く効果がきたされます。

ただし効果は永久的ではないので定期的に治療を受けることがのぞましく、施術にかかる費用の負担が大きいというデメリットがあります。

ニキビ跡の治療:外科的な処置

尋常性ざ瘡のガイドラインでは、肥厚性瘢跡に対して、外科的切除や液体窒素療法を認めています。

ニキビ跡の凸凹が目立つ場合は、ニキビ跡を切除して縫合する手術や液体窒素でニキビ跡の組織を焼く療法が用いられます。

治療にそれほど時間はかかりませんが外科的な処置となると、ほかの治療法に比べ体や費用の負担も少し大きくなるので、医師とよく相談した上でこの治療を選択する必要があります。

ニキビ跡の治療は、ニキビ治療を専門としている皮膚科を選ぶのがのぞましいです。跡はデリケートな問題なので、大きな副作用やトラブルを避けるためにも信頼のおける医療機関で適切な治療を受けるようにしましょう。

ニキビ跡は大きなコンプレックスに…ニキビはすぐに治そう!

ニキビは、体の重い病気と異なり治療を急がなくても通常の生活を送ることができる病気です。そのため自己判断で適当なケアをして細菌感染を起こしたり、放置したために炎症が進行してしまうことも少なくありません。

特に思春期の子供はニキビが出やすいけれど病気に対する知識を持つことは難しいため、どうしてもニキビが悪化しやすくなります。

小さなニキビが少し出ているだけでも大きなコンプレックスになって、生活の質が低下してしまうことはとても多いものです。できれば、思春期ニキビ、大人ニキビ とも隠れニキビや初期ニキビの段階で丁寧に治してしまいたいですね。

ニキビもれっきとした病気です。軽症でも受診するのは決して「大げさ」ではありません。適切な治療を少しでも早く始めることをおすすめします。
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