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めまいや頭痛の原因となる胸郭出口症候群。日常でできる改善策とは

めまいや頭痛がひんぱんに起こって困っていませんか?もし、肩こりや腕、背中などの重だるさも一緒にあるなら、胸郭出口症候群かもしれません。

「胸郭出口症候群」。耳慣れないしややこしい病名ですが、その症状は思い当たる人が多い一般的なものです。原因不明のめまいや頭痛に悩んでいるなら、内科でなく整形外科を受診して一度診てもらうと良いでしょう。

胸郭出口症候群の主な症状とは

  • めまい
  • 頭痛
  • 腕を心臓より上に上げた時に生じる上腕のしびれ
  • 頑固な肩こり
  • 腕や背中の重だるさ

ひどい人では手の小指側や腕などに痛みを伴うしびれを訴える人もいます。ずいぶん色々な症状が起きますが、なぜそれがひとつの病名でまとめられているのでしょう?

様々な症状が起きる原因は一ヶ所にある

症状の幅が広い原因は、意外にもたった一ヶ所にあります。それが「胸郭」です。

病名が難しいのでどんな場所に原因があるのかピンとこないかもしれませんが、簡単に言ってしまえば「鎖骨の周辺」です。

鎖骨の下にはたくさんの神経や血管があり、通常なら骨がこれらを守っているのですが、姿勢の悪さや骨格の小ささによって圧迫されることで症状が起きます。

日本人には肩こりが多いと言われます。欧米人には「肩こり」という概念すらないので、名称として訳することができないほどですが、その一因がここにあるとも言えるのは体の厚みが薄い人ほどこの病気になりやすく、日本人は運動不足から骨格や筋肉が未発達のまま成人する人が増えているためです。

もし腕を肩の高さで横にまっすぐ上げ、手をグーパーと握ったり開いたりして、すぐにだるくなったり指先や手がしびれたりするなら胸郭出口症候群を疑ってみて下さい。

「治療するための薬」はない?!

実は、治療するための薬はこの症状にはありません。病院へ行って、ビタミン剤だけを処方されて帰ってきたという話も聞きます。では、どうすればこの辛さが改善されるのでしょうか?

普段の姿勢を正して血行の促進を

大きな原因は神経や血管の圧迫によるものなので、まずは姿勢を正すことを目指しましょう。

同じ姿勢を長時間とりがちな人は、普段から時間を意識して、あいまあいまで少し動いたり、ストレッチをするなどして固まった体をほぐす必要があります。

よくあるのは猫背です。腹筋や背筋がついていないと上半身を引き上げる力がなく、若い人でも高齢者のように背中を丸めている人が多くいます。日頃からお腹に少し力を入れる訓練をして、上半身をまっすぐに保つ筋力をつけてあげましょう。

骨格は変えられませんが、どんなに年を取ってもできるのは「筋力をつけること」です。無理な運動をする必要はありません。日頃からまずよく歩いて心肺機能を鍛え、血行をよくしておきましょう。

きつくない腹筋の鍛え方

いわゆる仰向けに寝て足を押さえてもらって上半身を起こす腹筋は、若い頃に経験がなければ年を取ってから急に行うのは、腰痛などが起こる危険性があります。危なくない腹筋の鍛え方をひとつお教えしますので一度試してみて下さい。

1:仰向けに寝て、両膝を抱え込んで丸くなります
2:そのままゆらゆらと頭の方へ、お尻の方へと交互に揺れる

これだけです!腰痛を持っている人でも楽にできるので、空いた時間を使って10回1セットでゆらゆらと揺れてみましょう。

腹筋が少しでもつけば、お腹を突き出してしまう姿勢は簡単に直せます。下腹を意識して軽く力を入れるだけで良いのです。

そして、正しい姿勢を保って、肩や首をゆっくり回したり、前後左右にゆっくりと倒すストレッチを行いましょう。

ストレッチは1日に何度行っても良いのですが、痛みがあったらやりすぎは禁物です。少しずつ何回もする方が体への負担は少なくて済みますので、慣れるまでは気持ち良い程度のところで止めて、朝、昼、晩、と行う習慣をつけると良いでしょう。

ちなみに、ストレッチを行った時に突っ張ったり引っ張られるような感覚があったら、そこが凝っている証拠です。頑固な凝りがあれば、ストレッチだけでなく、マッサージも併用すると、より改善が早くなりますよ。

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