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もう、臭いで悩みたくない!新しいわきが治療法とは

わきがに新しい治療法が報告されました。

季節に関係なく、わきがで悩んでいる患者さんは多いのではないでしょうか。特に夏場の汗をよくかく時期は悩んでいる方にとっては、どうにかならないものかと思われていると思います。

手術もありますが高額ですし、本当に効果があるのか、また危険性は無いのかなど心配されることもあると思います。実際、手術に関しては危険度が伴うのも確かです。この度、中国でわきがに対する新しい治療法が発表されました。

どのような治療法でしょう。

中国での今回の治療法はわきの汗腺がある皮膚層に90%濃度のエタノールを片側でだいたい8.9mlを注射するという方法です。被験者は165例のわきがで悩む患者さんです。

注射といってもやはり手術となるので、局所麻酔をおこなってから注射をしました。術後、10ヶ月から28ヶ月は追跡調査をしました。副作用や手術部位の変化がないかをみるためです。

2例のみに術後にわきの皮膚が壊疽をおこした患者がいましたが、修復手術で綺麗になったとのことです。また、皮膚表面の壊死や溶解が15例ありましたが抗菌薬塗布と保護治療で適切な処置をしたので綺麗に治りました。

それ以外の患者さんには特に副作用もなく、患者さんの感想を聞くと80例が非常に良い、72例が良い、10例が普通、3例が悪い、という感想だったそうです。

研究者はこの結果をどう評価しているのでしょうか。

この結果から研究者は従来のわきが治療にはリスクが伴い、後遺症も残ることが多かったがこの治療では、後遺症もなく安全性が高く、安価でできるということで非常に高く評価しています。

やはり今までのわきが治療の手術はわきの皮膚の下のアポクリン腺を切除するという方法がとられています。しかし、わきには、乳腺がありますし、リンパ腺も多くあるので、上手くアポクリン腺の切除ができるかどうかは、心配になります。

特に発育期の女性の場合に乳腺を誤って切除してしまうと乳房の発育や女性ホルモンにも影響が出てきます。しかし、筆者が調べた限りではこの方法が日本の美容整形で使われているところは今のところ見当たりません。

もともとこの療法は肝臓がんに用いられた療法です。副作用も少ないということで用いられていますが、副作用が絶対にないわけではないので、安全性の面でも論議されているのも事実です。

わきがに対してはこれから、まだまだ各国でも安全性が認められる沢山の例が出てこない限り、どうなるかは分からないのではないかと筆者は考えます。しかし、今回の研究結果からでは期待できる治療法のひとつになるのではないかと思います。

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