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1日3キロのジョギングがもたらす絶大すぎる健康改善とは

筆者はもう30年近く、健康スポーツ関連の取材活動を行っています。さまざまな分野のスペシャリストからお話を伺うことができたいへん興味深いのですが、時には忘れられないほど印象的なひとことを耳にする機会にも恵まれます。

「日本人はみんな『ランナー』になってしまった。本当は『ジョガー』になるべきだったのだが」 これは、日本の健康運動分野の著名人がふと私にもらした言葉です。みなさん、この意味がおわかりになるでしょうか?

ランニングを直訳すると「走ること」になりますが、ジョギングというのは「ゆるやかに走る」「速歩きする」という意味。その速度や運動強度に歴然とした差があるのです。

健康のためにゆっくり走る

スポーツとして真剣にやるのなら「ランニング」ということになりますが、それがスポーツである限りケガや疲労によるリスクがつきまといます。しかしジョグ=ゆっくりのんびり走ることは運動のリスクを最小限に抑え、しかも健康づくりのための効果は無限大といってよいほど! 

もしあなたが健康のために毎日走りたいのなら、1日3km程度の距離を45分以上かけてゆーっくりと走りましょう。歩幅は狭くして、息がほとんど弾まないくらいでけっこうです。それがあなたの健康にとって理想的な運動となるのです。

鼻歌交じりで脂肪燃焼

息が弾まない程度の運動をよく「有酸素運動」と言いますが、これくらいの強度の運動がじつは脂肪燃焼効果が一番良いのです。

ハードな運動をガンガンやって大汗をかき「痩せたぞー!!」と自己満足するより、のんびりと数キロ走って「ああ、気持ちよかったなあ」なんて鼻歌交じりで帰ってくる方が結果的に脂肪がメラメラと燃えている。これってなんだかお得だとは思いませんか?

そしてこの「鼻歌交じり」で走るくらいの負荷が、心臓や肺の機能を高めるのにも大いに役立ちます。心拍数をやたらに高めても、心臓に無理な負担がかかるばかり。一生を通じて細胞が生まれ変わることのない心臓は、ある意味「消耗品」と考えてもよいでしょう。

だからこそ、ほどよい刺激を与えつつ心肺機能を鍛えるほうが、元気に長生きできる可能性が高まります。

毛細血管が美肌をつくる

さらに、女性の方にぜひお知らせしたいのはジョギングによる「美肌効果」。なぜ走ることと美肌が関係あるのか?といいますと、お肌の美しさとは「毛細血管の密度」とイコールだと考えられるからです。

この毛細血管は、年齢とともにどんどん減少していきます。毎日、数キロをゆっくりジョギングすると血液循環が良くなり、全身の筋肉に微細な毛細血管がメキメキと張り巡らされていくことになります。

中年に差し掛かった方でも、毛細血管の増加によって肌につややかさが蘇り、1か月もたたないうちに5歳以上若返った印象を与えられるでしょう。

向上心は別の分野で発揮

以上のように「ダイエット効果」「心肺機能の向上」「毛細血管の発達による美肌効果」といいことづくめのジョギング。しかも運動強度を下げることによって、下肢の傷害や疲労の蓄積といった危険を未然に防ぐことができます。

もちろん、人間には向上心があります。毎日走っているうちに「もっと速く」とか「もっと遠くへ」という欲求がつい生まれがちです。それはそれで尊いことですが、そのような向上心は仕事など他の面で大いに発揮して、ジョギングはあくまでのんびりと、適当にやることにしましょう。

ただひたすらに努力するより、周囲の景色でも楽しみながらゆったりジョギングする。こういったスタイルのほうが、あなたの人生に計り知れないメリットを与えてくれることでしょう!

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