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30歳以下の女性を襲う顎関節症!関係する耳鳴りの改善方法

耳鳴りというの症状は、身体に異変が発生して何らかの病気を知らせる信号だったりすることがあります。そんな病気の一つが、顎関節症なんですね。顎の関節というのは耳の近くにあることから、顎関節に異常が起きると耳の器官は大きく影響を受けてしまいます。

耳鳴りの原因となる顎関節症なのですが、実は10代から30代の女性に発症する患者が多いという特徴がありますので、該当する年齢層の方は注意が必要です。

ということで、ここでは顎関節症の原因とそれによって引き起こされる耳鳴りの発生メカニズム、対策についてご説明させていただきます。

耳鳴りと顎関節症の関係

頭部の構造から見た場合、実は下顎の関節と耳の穴というのは骨で繋がっているんですね。そんなことから、顎関節症を発症することで関節がガクガクすると、そのまま耳にも響いてしまうのです。顎関節症を発症することで、耳鳴りという症状が現れる原因には二つありますが、それは下記の通りです。

  • 顎関節の歪みによるもの
  • 顎関節周辺にある筋肉の緊張によるもの

顎関節の歪みが原因の耳鳴り

女性のほうが男性よりも、ご自身の顔をじっくり見る傾向にあることが関係しているのかもしれませんが、『顔が歪んでいる気がする』という悩みを抱えた女性が多いんですね。これは多くの場合、顔というよりも顎関節の歪みに起因しているのです。

そしてこの顎関節の歪みは、側頭骨と呼ばれる頭蓋骨に一部にまで伝わってしまい、内部に存在する内耳器官の機能を乱してしまうことになるのです。内耳器官機能の乱れは、耳鳴りを引き起こすことがあります。

また、顎関節の歪みは鼓膜張筋にも悪影響を及ぼすことがあり、鼓膜張筋が原因となって耳鳴りが起きることもあります。

顎周辺筋肉の緊張が原因の耳鳴り

歯の噛み合わせが悪かったりするなどで、顎関節周辺の筋肉が緊張状態を強いられてしまうことがあります。このような筋肉の緊張状態は、顎関節の歪みと同様に、内耳器官の機能を乱すことになります。その結果として、耳鳴りという症状が出てきてしまうのであります。

顎関節症が原因の耳鳴りは、通常行われるような耳鳴りの治療では症状が治まりません。このような耳鳴りを治すためには、根本的な原因となっている顎関節症を治す必要があるわけですね。

なぜ顎関節症になるのですか?

顎関節症の原因は、患者さん毎に色々なケースがありますが、それでも問題のある食生活や生活習慣が深く関与していると考えられておりまして、繰り返しになりますが、10代から30代の女性が発症しやすい病気でもあります。ここでは、顎関節症の原因についてご説明してまいりたいと思います。

顎関節症の原因とは?

顎関節症の原因として考えられるものは、下記の通りになります。

  • 歯ぎしりや歯を食いしばる行為
  • 悪い噛み合わせ
  • 偏った咀嚼
  • 顎関節の損傷
  • 生活習慣

時折、就寝時に歯ぎしりや歯をくいしばってしまう方がいらっしゃいますが、このような行為は顎関節に大きな負担を強いることになります。その結果として、顎関節症を発症することがあるわけですね。

就寝時の歯ぎしりなどは、本人は気がつかない可能性がありますので、スマートフォンをお持ちの方は無料のアプリが色々とありますので、使いやすい物をダウンロードして使ってみるとよいでしょう。

興味のある方は“歯ぎしり 録音 アプリ 無料”で検索してみてくださいね。あなたがお持ちのスマートフォンが、就寝時に見張りをして歯ぎしりをすると録音してくれるという、監視システムとしてはなかなかの優れものなのです。

歯の噛み合わせが悪かったり、物を食べる時にどちらか片方だけで咀嚼している人も顎関節になりやすいと言えます。また、スポーツや事故などで顎を強打したりすると、やはり顎関節症を発症してしまうことがあります。

もし生活習慣を振り返った時に、猫背の人や就寝時にうつ伏せになる人は、顎関節になる可能性がありますので注意が必要です。当然のことではありますが、顎関節症は必ず一つの原因で発症するということではなく、複数の原因が重なることで引き起こされることの方が多いのです。

さらに言えば、昔の人に比べて今の時代の人は、ますます柔らかいものばかり食べる人の方が多いように思います。柔らかいものばかり食べる人というのは、どうしても顎の関節が弱くなります。このような要素もまた、顎関節症の原因の一つと言ってよいでしょう。

ストレスが原因の顎関節症

ストレス社会と言われる今の時代に生きていますと、ストレスを避けて通ることはできません。あらゆる形でストレスが皆さんに襲いかかってくるわけです。ストレスは色々な病気の原因になりますが、顎関節症もまたその病気の一つなんですね。

ストレスと顎関節症の因果関係は、けっこう分かりやすいものがありまして、過剰なストレスを耐えるにあたって、無意識のうちに歯を食いしばったり、あるいは歯ぎしりをしてしまう方がいらっしゃるんですね。

このような行為は顎に大きな負荷をかけてしまい、顎関節症の原因になりますので、ストレスを溜め込まない工夫が必要なのです。

顎関節症を改善する方法

顎関節症は、初期の状態で症状も軽い場合は自然治癒の可能性もありますが、一般的には放置すると悪化する一方なのです。そして多くの場合、顎関節症が進行して悪化した状態の症状の一つが耳鳴りなのです

顎関節症が原因で耳鳴りという症状が出ているようであれば、早急に何らかの対処をする必要があります。

割り箸噛み療法の効果とは?

意外と思われるかもしれませんが、顎関節症は割り箸を使うことで改善することができるのです。このような治療方法を“割り箸噛み療法”などと呼んだりします。具体的な割り箸噛み療法のやり方をご説明しますが、準備するのは本当に割り箸だけなんですね。

・まず最初に、2本の割り箸を左右の奥歯まで挿入してください。
・その状態で、思い切り口を開けます。
・次に、割り箸を噛んでしまいましょう。
・この口を開ける、そして噛むという動作を数分間程度繰り返します。

終わったら、一度試しに口を開けてみてください。割り箸噛み療法を始める前よりも口を開けやすくなっているはずです。もちろん、1日や2日程度で顎関節症の症状が解消されるわけではありませんが、毎日続けることで少しずつ改善されてまいります。

要は根気よく毎日続けることです。ただし、無理はいけません。もし痛みが強いようであれば、すぐに中止してください。そしてゆっくりと少しずつ始めて動作に慣れることです。継続して行っても何の効果もないようであれば、病院に行ってあらためて相談するべきです。

何科に行けばいいのですか?

顎関節症の発覚が耳鳴りからだとすると、最初は耳鼻咽喉科に行く方のほうが多いと思いますが、顎関節症の治療は耳鼻咽喉科ではできません。また、顎関節症自体を見つけることができない可能性もあります。

何しろ、顎関節症は耳鼻咽喉科にとっては畑違いですからね。それでも、しっかりと顎関節症の疑いを指摘してくれた場合は、歯科医院に行くことを勧められるはずです。

中には、顎の異変を感じて整形外科に行く方もいらっしゃいますが、この場合も、顎関節症の疑いを持った時点で歯科医院を推奨されることになります。もし、ご自身が顎の異変に気がついているのであれば、最初から歯科医院に行くとよいでしょう

顎関節症のスプリント療法

顎関節症で歯科医院に行きますと、まずはスプリントと呼ばれるプラスチック製のマウスピースを使った治療が行わることになりますが、このような治療方法をスプリント療法と言います。スプリント療法で使用されるマウスピースは、市販されているものではありません。

患者さんのレントゲン撮影をしたり歯型を取るなどして、歯の形状に合ったマウスピース作ってもらいます。そのマウスピースを就寝時に装着することで、歯に対する負担を軽減させることになります。

睡眠中に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばってしまう方には非常に効果のある治療方法ですし、手術のようなリスクもありません。また、この治療には保険も適用されますのでご費用的な面でも安心できます。

手術をすることがありますか?

顎関節症で手術を選択するケースというのは、ごく稀なお話ですが可能性が全くのゼロというわけではありません。保存療法では手に負えないほど状態が悪い時は、手術が行われることがあります

したがいまして、顎に異変を感じるようであれば、放置するのではなく何らかの治療を始める必要がありますね。もちろん、早めに病院に行くことがベストな治療方法になります。

耳鳴りの原因は顎関節症かも?

繰り返しになりますが、顎関節症が原因となって耳鳴りの症状が現れてしまう場合があります。このようなケースでは、一般的に行われる耳鳴りの治療では症状を改善させることができません。顎関節症の治療を行わなければ、根本的な解決にはならないのです。

顎関節症は、10代から30代の女性が発症することの多い病気ですから、この年齢層の女性が耳鳴りの症状に悩まされるようであれば、顎関節症を疑ってみましょう。

耳鳴りという症状が現れるまで進行している顎関節症が、自然治癒することは殆どないはずですから、早めに歯科医院に行って治療を始めることをオススメします。

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