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献血中に失神…血管迷走神経反射性失神が原因かも?予防は可能?

3人に1人、一生に一度は失神を経験するのだそうです。意外と多くの人が失神を経験しているのですね。ちょっと怖いイメージのある失神ですが、そう珍しくない現象でもあるらしいのです。

中には注射や献血の時に失神する人もいるようです。原因は貧血?恐怖?なぜ注射や献血で失神が起こってしまうのでしょうか。

多くの失神は予後が良好なタイプ

失神というのは脳の血流が一時的にとだえるために意識障害を起こす現象です。失神はさまざまな原因から起こりますが、その多くは器質的な異常はない予後の良好な失神です。

注射や献血の時に起こりやすい失神も予後の良好なタイプで「血管迷走神経反射性失神」が原因と考えられます。これは自律神経のバランスが乱れるために脳の血流が一時的に減って起こる失神です。血を抜かれたから貧血を起こして倒れたのではないわけですね。

血管迷走神経反射性失神とは

血管迷走神経反射性失神の起こるメカニズムを説明します。

何らかの刺激を受ける

強いストレスを感じる

反射的に血管迷走神経が反応して血圧を下げる

脳に送られる血流が減り失神が起きる

痛みやショックが自律神経のバランスを乱すのです。

予防は可能?

血管迷走神経反射性失神を予防することはある程度可能です。この失神はどちらかというと心因性の発作で、失神を起こすような条件に遭遇した時に不安や緊張を感じるために起こりやすいものです。

ですから過去にこの失神を起こしたことのある人は、同じような条件に遭遇しないように気をつけていれば予防することができるといえます。

また、寝不足、疲労、ストレスの溜まった状態があるといつもより失神が起こりやすくなってしまうので、普段から体調を整えるようにすることも大切ですね。

失神が起こった時の対処

失神が起こる時には前兆がみられるので、「来そうだな」と感じたら横になって休むようにして乗り切ります。この失神は横になっている時には起こりません。

前兆の症状には

  • 視野が狭くなる感じ
  • 目の前が暗くなる
  • 血のひくような感じ
  • 冷や汗が出る
  • 吐き気
  • めまい
  • あくび

などがあります。

失神を起こしてしまっても、血管迷走神経反射性失神の場合には失神が回復した後に影響が残ることはなく普通に過ごせるのが一般的です。

失神の誘因になりやすい条件

献血や注射で失神を起こす人が多いのですが、飲酒、排泄、感情の変化、怪我による痛みのショック、咳などが失神の誘因になることもありますよ。

また若い人のほうが血管迷走神経反射性失神を起こしやすく、一度起こしたことのある人は「また失神するのではないか」と不安を持つことから習慣になる場合もあるのだそうです。

失神する人は献血できない?

献血はしたいけど過去に血管迷走神経反射性失神を起こしたことがあるので献血できないのでは?と迷っている方もいるかもしれませんね。

この失神は健康な人でも起こるもので、健康状態が良ければ献血を受けることは可能です。献血を受けるに当たっては睡眠をしっかりとって体調を整えておくと良いでしょう。

緊張は不安から起こりやすいので、リラックスして挑むようにしましょう。友達についてきてもらったり好きな本を読むなどがおすすめです。

不安が強い場合には事前にスタッフに伝えると対処してくれます。スタッフは血管迷走神経反射性失神を起こす人がいることを心得ているので、遠慮なく申し出ましょう。

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