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C型肝炎患者は服用禁止!ウコンは肝臓に良いけど注意して

ウコンは肝臓の機能を改善してくれ、二日酔い対策にも良いとして話題になっています。肝臓の機能を改善してくれると聞くと、C型肝炎の患者さんも試しに飲んでみようと思われるのではないでしょうか。

他の薬との併用はもちろん気をつけているけれど、ウコンなら健康食品だから気にしなくて平気だろうと軽い気持ちで始めると、逆にC型肝炎を悪化させてしまうため要注意なんです。

C型肝炎患者は鉄を控えなくてはいけない

通常、鉄は体に良いもので貧血予防のためにもなるべく摂るようにと勧められます。しかしC型肝炎の患者の場合は全く逆なのです。C型肝炎になると肝臓には鉄が必要以上に蓄積されてしまいます。

そして、その鉄が肝臓に悪さをしてしまうのです。もともと肝臓は鉄を貯蔵しておくための主な臓器です。しかしC型肝炎になると鉄の量を調節するホルモンがうまく働かなくなり、肝臓には鉄が貯蔵され過ぎてしまいます。

鉄は活性酸素を発生させる性質があります。活性酸素は強い酸化作用を持っていて、肝臓の細胞を傷つけていってしまうのです。そうなると肝炎の症状はさらに悪化してしまいます。そのためC型肝炎の患者は鉄の摂取を控えるようにと指導されます。

食事からの鉄の摂取を控えることで、活性酸素を抑えて肝臓の細胞が傷つき破壊されてしまうのを守るのです。30~49歳の健康な人の食事からの鉄の摂取目標は、一日当たり男性7.5mg、女性10.5mgです。

しかしC型肝炎患者の場合は、一日当たり6mg程度に抑えなくてはいけません。鉄を多く含む食品としてレバーやひじきなどがあげられますが、C型肝炎患者はこれらの食品を控えるようにと指導されます。

ウコンには鉄分が豊富に含まれていた

ウコンは肝臓の機能を改善したり、二日酔いを軽くしてくれるとしてお酒好きの人達を中心に話題になっています。弱ってしまった肝臓の働きを助けて機能を向上させてくれると聞くと、C型肝炎の患者さんはワラにもすがる思いで試してみたくなるかもしれません。

ウコンの主成分はクルクミンですが、それ以外にもいろいろなミネラルや精油成分が含まれています。鉄も多く含まれているのです。つまり肝臓のためにとウコンを摂っていると、気づかないうちに鉄もたくさん取ってしまっていることになるのです。

一言にウコンといってもその品種はいろいろで、産地も異なります。そして鉄の含有量も商品によってまちまちになっています。メーカーによっては鉄の含有量を減らした商品も出回っているようです。それでもやはり、C型肝炎の患者さんはウコンを飲まないほうがよいでしょう。

ちなみに肝臓に良いと言われるウコンですが、実はその有効性が人できちんと証明されているわけではありません。効果がないとも言えないと思いますが、C型肝炎の患者さんは絶対に止めておいてください。

C型肝炎患者はシジミにも注意!

昔からシジミも肝臓に良いと言われてきた食べ物です。二日酔いや肝臓のためにもなるべく食べるようにされている方もいるかもしれません。しかし、実はシジミにも鉄分が多く含まれています。C型肝炎患者にとっては食べないほうがよいものなのです。

レバー、ひじき、シジミと体によいイメージのある食べ物ですが、これらはC型肝炎の患者さんは控えてください。またビタミン剤やサプリメントなどでも鉄が含まれているものがあるので気をつけてください。

鉄を控えることで肝炎の症状が改善するという報告もあります。今まで体に良いと思って食べてきたものを控えなくてはいけないため戸惑いもあるかもしれませんが、肝臓のためにも気をつけていきましょう。

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