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市販薬でも効き目あり?ものもらいに効く目薬の上手な選び方

市販薬と医療用医薬品の違い

市販薬、大衆薬といわれるOTC医薬品(一般用医薬品)は、薬局で市販されているもので、処方箋を必要としない、ということは周知のことですね。その名の通り、多くの人に対して効き目があり、また、副作用があらわれにくいようにつくられています。具体的には医家向けの医薬品に比べると成分を抑えられているのが特徴です。

そのため、成分が少ないから効き目が弱い、と解釈されることがあるようですが、そんなことはありません。大衆向けということは、多くの人に安全な効果が期待できるという捉え方もあります。

一方、医療用医薬品は医家向けの薬です。医師が患者の治療にあたる為に使用するものであり、一般の方は医師の処方がないと使用できない医薬品です。医師の指示通りに使用する必要があります。

OTCは、いまや“自分の健康を自分で管理(予防・治療)する”という考え方であるセルフメディケーションの観点から非常に重要視されています。スイッチOTCの解禁から、さらに身近なものとなっているこの取り組みを、ものもらいの目薬選びから始めてみましょう。

眼科に行く時間がない方は市販薬がお勧め

ものもらいの症状が気になっていても、なかなか受診できないときはOTCがお勧めです。病院に行く時間もないけれど、自分で治療することに不安を感じる方も、ものもらいは本来から自然治癒という治療法があるほど、実際は心配のない眼病です。まず、OTCを試して様子を見てみてはいかがですか?

特に、初期の症状から使い始めれば、腫れたり膿んだりせずに済む場合も。ものもらいに気づいたらまず、仕事帰りにも寄れる薬局で目薬を選んでみましょう。

症状に合わせた目薬の選び方

最初に注意が必要なのは、“ものもらい用”の点眼薬を選ぶことです。ものもらいにドライアイ用の点眼をさしても効果は期待できませんね。“ものもらい用”であること!それさえ注意すれば高い効果が得られます。

雑菌による炎症でおこるものもらい〔麦粒腫(ばくりゅうしゅ)〕である場合は、抗菌作用のある目薬を選びます。細菌による炎症なので菌がいなくなれば症状が改善されます。

皮脂線のつまりからおこるものもらい〔霰粒腫(さんりゅうしゅ)〕には抗生剤・抗炎症剤を選びます。〔霰粒腫〕は無菌性の炎症なので、医家向け、OTC、どちらであろうと、点眼による治療効果は期待できないとされています。自然に治まるのを待っても良いのですが、炎症が進んで化膿するのを予防する為に、抗生剤・抗炎症剤を選びます。

よく、ものもらいにはホウ酸、と聞きますが、ホウ酸による消毒はあくまで民間療法です。しかし、侮れないのも事実、体質に合ってさえいれば高い効果が得られます。ホウ酸も薬局で安価に入手できるので試してみる価値はあります。

良く分からなかったり、不安がある場合は、薬局に必ずいる薬剤師に相談しましょう。

麦粒腫と霰粒腫の違い

麦粒腫

瞼やまつ毛の根本に化膿性の炎症がみられます。赤く腫れ、痛みやかゆみの症状があります。症状が進むと化膿してきます。

霰粒腫

瞼の内側に炎症がおこります。痛みやかゆみはあまり感じないことが多いようです。大きく腫れあがる傾向にあるようです。皮脂腺の詰まりによることから、ゴロゴロとしたしこりを感じるのも特徴です。

いずれの場合も、すでに化膿している場合は自己判断せず受診しましょう。

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