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ストレスは逃げても追ってくる!意外な解消方法は慣れること

現代では、ほとんどの人が抱えているストレス。ストレスは精神面だけではなく、身体的にも大きく影響を及ぼし、身体にさまざまな不調な症状があらわれます。ストレスの対処法はたくさんありますが、ひとつ言えることは、逃げれば逃げるほどストレスは追ってくるし、なくならないということです。

逃げずに積極的に向かい合う

ストレスの効果的な解消法は、意外かもしれませんが、逃げるよりも積極的に向かい合うことです。しかしこれにはある条件があります。積極的に向かい合うといっても、再び同じ状況に行って立ち向かうとか、そういうことではありません。

安全な場所で、たとえば自分の部屋に一人でいる時に、ストレスを感じた場面の気持ちや、トラウマを感じた時の苦しかったネガティブな感情を思い起こすのです。ストレスというのは、忘れようとして何かの行動を起こし発散させたとしても、なかなか完全に忘れることはできません。

たとえばお酒を飲んだり、カラオケに行ったり、もちろんそのような行動はストレスの発散には効果的に見えますが、実はしっかりと心の奥底に根付いてしまっているものです。これにはストレスホルモンの作用が大きく関わっているのです。

ストレスホルモンの凄まじい記憶力

ある場面でネガティブな感情を抱いたり、トラウマになるような苦しい経験をした時に、ストレスホルモンが分泌されます。そこでちょっと思い出してみてください。あなたの今までの嫌な経験やトラウマのことを。過去のことなのにかなり詳しく覚えていませんか?

たとえ昔のことでも、苦しかった感情やネガティブになった感情が強ければ強いほど、細かく詳細に覚えていると思います。これはストレスホルモンが分泌されると、人の脳は記憶する力を促進する働きがあるからです。ちょうど脳内でカメラのシャッターを押したかのように、その時の光景まで覚えてしまっていることもありますよね。

このストレスホルモンの凄まじい記憶力が、トラウマを作るきっかけとなるのです。このように脳内に植えつけられてしまったトラウマの記憶は、忘れよう忘れようと必死にもがいても、なかなか消えてくれるものではありません。

習慣化するという解消法

ストレスホルモンの凄まじい記憶力を逆に利用するのが「慣れる」いわゆる習慣化して消してしまう方法です。それは安全な場所で、ネガティブな記憶を再体験することです。ストレスを受けた場所ではない、自分の部屋などの一人きりになれる安全な場所で、自分の心の中から、あの場所、あの時に感じたネガティブな気持ちを探します。

たとえ安全な場所にいても、一度味わったネガティブな感情というものは、思い出せばまたイライラした気持ちが戻ってきますよね。その状況が積極的にストレスと向かい合うということになります。この状況の時に脳の中で何が起こっているのかといいますと、ネガティブ感情を思い出すことにより、ストレスホルモンが分泌されます。

ストレスホルモンが分泌されると、記憶力がアップしている状態ということですから、それを安全な場所で思い出すことで「自分はこのストレスに対処できる」という新たな記憶を植えつけてやります。こうして何度も何度も積極的にストレスに向かい合うことで、徐々に過去に抱いたネガティブ感情が薄まってきます。

このように繰り返して向かい合っていくと、しだいに過去のトラウマだった記憶に「慣れる」という現象が起きます。これにより、また同じ場面に遭遇しても、不安定な気持ちが安定するようになるでしょう。もちろんこの「慣れる」という解消法は、誰にでも効果があるとは限りません。

しかしストレスはうつ病だけでなく、身体的な病気のほとんどの原因といっても過言ではありません。ストレスがドンドン重なる前に、解消するようにしていきましょう。

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