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体調のバロメーター口内炎~口内炎と胃腸の関係~

ちょっと疲れたなと思ったときに、口の中にふと現れる口内炎。病院に行くほどの病気ではないと思っていても、この痛みは普通の生活に支障をきたすぐらいのもの。食事を美味しく食べることも、話すことも、ひどい場合はつばを飲み込むことさえ億劫になってしまいます。

口内炎は一般的には体調を崩したときにできやすいとされていますが、実は胃腸と深い関係があるんです。

口内炎ができる原因

口内炎ができる原因にはいくつかあります。一般的な口内炎は、口の中に白い円形の潰瘍ができるアフタ症口内炎と言いますが、体力が落ちたとき、体内の栄養(特にビタミンB2・B6)が不足したとき、自分で噛んでしまうなどの物理的な刺激、入れ歯やつめものがあたるなどの刺激、ストレスを過剰に受けたときなどにおきやすいと言われています。

20代が一番なりやすく、他には授乳中の女性、タバコを吸う人、仕事などでストレスを受けやすい人に多くみかけられます。アフタ症の口内炎は、1つの潰瘍自体は2週間ほどで消えていきます。しかし1つ消えてはまた1つ増えと、繰り返し発生することもあります。

1つの口内炎が2週間以上治らないという場合は、他の病気を疑うことができます。ベーチェット病、膠原病、口腔ガンという自己免疫疾患のケース、クラミジアやエイズなどの性感染症、カンジダというカビが原因であるということもあります。そういう場合はすぐに病院へ行きましょう。

口内炎の最初の窓口には耳鼻咽喉科をおすすめします。物理的な問題の場合は口腔歯科、明らかに胃腸にも違和感を覚えるという場合は内科、他の皮膚にも湿疹ができているという場合は皮膚科を受診しましょう。

口内炎と胃腸の深い関係

口内炎を繰り返すという人に胃腸が強くないという人が多いようです。あなたはどうですか?

東洋医学では口と胃腸はつながっていると考えられています。口は胃腸の入り口。口の中でしっかりと噛み砕かないまま飲み込むと胃腸に負担がかかり、胃腸が荒れればそのサインを口の中や口の周りなどに発するのです。

ストレスを多く受けた場合も胃がキリキリと痛むといいます。ストレスが胃を痛め、そのサインとして口内炎ができると考えられます。口内炎を繰り返すという人は、是非胃腸を気遣ってみてください。

規則正しい生活や充実した睡眠は大前提として、胃腸に強い刺激を与えるようなことを避けるようにしましょう。極度に熱かったり冷たかったりする食べ物や飲み物を避け、コーヒーやお酒、スパイスなどの刺激物の過剰摂取も胃腸を弱めてしまいます。白砂糖を使った甘い食べ物も胃を冷たくします。

口内炎ができたら・・・

口内炎は自然に治るまでに2週間ほどかかります。その間どうしても我慢できないという場合は、薬の使用をおすすめします。病院ではうがい薬、ビタミン剤、アフタの部分に直接貼って治す外用薬などが処方されます。外用薬にはステロイドがよく使われますが、炎症を鎮め痛みを和らげてくれます。

耳鼻咽喉科ではレーザー照射で治療を行うところもあります。しかし口内炎がたくさんできている場合はおすすめできません。

口内炎の薬は市販もされています。病院へ行くほどではないという人は、市販の薬を試してみてはいかがでしょう。

食事としておすすめしたいのは、ビタミンBが豊富な豚肉、粘膜を作る働きをするレンコン、消化を助ける大根、弱った胃に活力を与える大豆、胃腸の働きを整えるニンジンなどがおすすめです。

口内炎は体が発するサインであり、体調のバロメーター。規則正しい生活、胃腸をいたわる生活を送れば、口内炎もすっかり影を潜めてくれるでしょう。

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