TOP > > 冬に肩こりが酷くなる人必見!もう痛みや頭痛で悩まない解消法

冬に肩こりが酷くなる人必見!もう痛みや頭痛で悩まない解消法

「秋から冬が近づくと、何となく頭が重い感じがして、軽い頭痛も出てきます」これは何の症状か分かりますか?実は冬場に症状が悪化する「肩こり」だったのです。

肩こりは単に肩の痛みや張りだけではなく、「頭痛」「吐き気」「めまい」など、様々な症状を引き起こす原因にもなることから、放置することで日常生活にも影響が出てくる病気と考えて良いでしょう。いったいなぜ、冬に肩こりが多く発症するのでしょうか?そして正しい対策を考えましょう。

日本の国民病とも言える肩こりを侮るな!

たかが肩こりと言う人もいると思いますが、この肩こりで悩み苦しんでいる人がいるのも事実です。日本人は肩こりを発症しやすい人種で、3人に1人が肩こりで悩んでいるようです。また、厚生労働省の調査では、国民の体調不良の原因として肩こりが「男性で2位」「女性で1位」となっており、この症状の深刻さを表しています。

肩こりに気が付かない人がいる

日本人の中にも、肩こりになったことがない人がいます。きっと貴方の周りにもいると思いますが、実はそれは間違いかも知れません。確かに、肩こりにならない人がいるのも事実ですが、肩がパンパンになっていても痛みを感じない人がいます。

このような人は肩こりを発症していても痛みが無いため、脳が異常に気が付かないケースと言えます。このような人は女性に多く見られます。肩こりと無縁と思っていた人が、実は重度の肩こりであったとの話を聞きます。原因は子供の頃からの肩こりで、脳がその状態に慣れてしまったと考えられるのです。

肩こりって日本人に多く見られるのか

欧米人に肩こりが少ないという話をよく耳にします。確かに欧米人には肩こりという概念が少ないようで、我々の言う「肩こり」に匹敵する単語も見つかりません。私もアメリカ人の友人に「肩こり」と「肩の張り」「肩の痛み」の違いを説明するのに、苦労したことを覚えています。

肩こりは日本人と言うよりもアジア人種に多い症状であり、その原因は骨格、生活習慣、食べ物などと推測されていますが、はっきりした結論は出ていないようです。

冬場の肩こりの原因を考える

年中肩こりに悩まされている人もいれば、冬場のみ肩こりが発症する人もいます。しかし、年中発症する人も冬になると特に症状が悪化することも多いようです。冬場に肩こりが多く見られる原因は何なのでしょうか?

寒さによる末梢神経の圧迫

私達の身体には、様々な神経が張り巡らされています。神経は脳や脊髄から作られる「中枢神経」と、そこから枝分かれする「末梢神経」に分けられています。中枢神経とは「意思決定」「記憶」「命令」などを行う神経であり、末梢神経は外部からの「刺激」を伝える働きがあるのです。

皮膚や筋肉にも末梢神経は通っており、皮膚を擦りむいたり切ったりして痛いのは、この神経の作用なのです。外気が寒くなると、人間の筋肉は収縮してしまうことをご存知でしょうか?これは自律神経の働きであり、体温を外に逃がさないように血管を収縮させます。

血流が悪くなるのですから、筋肉も収縮してしまい、代謝も減ることから、体温が温存されるのですね。この作用は生物の生命反応として優れたものなのですが、ここに肩こりの原因が隠されていました。

  • 血流が減ることで筋肉の柔軟性がなくなり、弾力のない硬い筋肉になってしまう。
  • 筋肉が硬く収縮することで、末梢神経が圧迫されて痛みを感じる。
  • 血流不足により皮膚が乾燥して、末梢神経を刺激してしまう。
  • 慢性的に筋肉の圧迫が続いた場合、末梢神経が切断、傷つくことがあり痛みが長期化する。

冬場の肩こりの原因で一番多いのが、寒さによる筋肉の収縮だったのです。

姿勢の悪さが肩こりを生む

暑い夏の間は胸を張って歩いていた貴方も、冬になると肩をすぼめて丸くなって歩いていませんか?人間は本能的に体温を逃がさなくする行動を行うことがあり、寒い環境下では身体を丸める習性があるようです。この姿勢に肩こりの原因がありました。

肩をすぼめて背中を丸くする姿勢は、体重分散に大きな乱れを生じさせます。本来、頭は首の湾曲によって重さを分散させていますが、姿勢が前かがみになると、背中の上部にある僧帽筋(そうぼうきん)に負荷が集中してしまいます。

背中の上部表面を覆う僧帽筋は、首、肩、脇を結ぶ筋肉で、首こりや肩こりの原因になる筋肉です。僧帽筋に負荷がかかることで、首、肩が緊張状態になることから、肩こりが発症するのです。

服装の重さが肩こりを生む

寒さが苦手な人は、服装を見れば何となく分かりますよね。厚着でモコモコした格好は、雪だるまと勘違いしてしまいます。しかし、この厚着にも肩こりの原因が隠されていたのです。肩こりを引き起こしてしまう服装について考えてみましょう。

  • 重いコートを着ていると、肩に重さがかかってしまい、筋肉を緊張させてしまう。
  • 肩のサイズが合わないコートも、重さの分散ができずに筋肉に負荷をかけてしまう。
  • 上半身だけ厚着で下半身がスカートでは、バランスが悪く自律神経が乱れてしまう。結果として筋肉が収縮してしまう。
  • タイツなどの重ね着は身体を締め付けてしまうので、血流を阻害して筋肉の収縮を生む。
  • 首元が開いている服装は寒さを感じやすく、自律神経を乱し肩こりの原因になる。

寒ければ厚着をして温かくすれば良いと言う人もいますが、重さやバランスを考えないと肩こりを生む原因になってしまいます。

寒い冬でも肩こりにならない解消法

寒くなると肩こりが酷くなる原因は、寒さによる「筋肉」「血管」の収縮や負荷が原因です。それでは肩こりのない快適な冬を過ごすには、どうしたら良いのでしょうか?

肩に負担のかからない服装を考えよう

冬場の肩こりの原因はその寒さですが、単に温かい服装をすれば良いということではありません。寒くなると身体にピッタリな下着を重ね着する人がいますが、これは血流を悪くする原因になり、身体を冷やしてしまいます。

身体を締め付ける服装は、始めは温かく感じるのですが、最終的には身体を冷やすのです。冬こそ身体を締め付けない、ゆったりとした服装がオススメなのです。重ね着は服の重量を重くして、肩への負担を大きくしてしまうので、重ね着よりも温かく軽い素材の服を選びましょう。

ジャケットやコートなどの上着は、肩のサイズの合ったものを選び、肩ズレしないように注意して下さい。普段の服装が肩こりに直結していることはよくありますので、服装を選ぶ時には、バランスを重視するようにしましょう。

厚着よりカイロの方が効果的

軽い服装がしたいのだけど、どうしても寒いと言う貴方には「使い捨てカイロ」がオススメ。背中の首下辺りに一枚貼るだけで、身体全体が温まるのを実感できるでしょう。首下には血液が集まるポイントがあり、そこをカイロで温めることで、血液が温まり身体全体に広がるのです。また、僧帽筋を温めることになることから、肩こりの解消にも効果出てきます。

服装はアンバランスに注意する

冬になると上半身は毛皮のコート、下半身はスカート、足元はブーツなどのファッションを見かけます。このような服装はアンバランスであり、交感神経が麻痺してしまう原因です。

上半身が温かいので、脳は身体全体が温まっていると判断していますが、実際には下半身は無防備のままです。このような状態では無防備で寒さが身体に入り込むことになり、末梢神経の損傷に繋がるのです。身体全体が温かくなるような服装を心掛けましょう。

内臓を冷やさないようにする

内臓の冷えは「万病の素」とも呼ばれる症状で、血流だけでなく姿勢にも影響が出てきます。内臓が弱く冷え性を持っている人には「猫背」が多いと言われており、その要因として内臓の冷えが上げられています。猫背は肩こりの原因であり、冬になると寒さから自然に猫背になる人もいます。

冬場に内臓を冷やさないようにするには、冷たい食品を食べることを控えて、温かいものを食べるようにしましょう。特に飲み物は、ホットコーヒーや温かい緑茶などを飲むようにして下さい。また「生姜」など内臓を温める食材を上手に使用して、身体の中から温めるようにしましょう。

運動で筋肉を柔らかくする

筋肉を柔らかく保つためには、筋肉を動かすことが必須です。そのためには冬場でも運動を定期的に行い、筋肉が収縮したままにならないようにしましょう。運動と言っても過度の運動は必要なく、風呂上りのストレッチや寝る前の柔軟体操でも効果はあります。

筋トレではなく柔軟を主体にしたストレッチなので、腕を伸ばしたり、肩を回したりと、筋肉が伸びる感覚を意識して行って下さい。また有酸素運動は最もオススメしたい運動であり、ウォーキングでは手を大きく振って、僧帽筋がほぐれるように意識します。僧帽筋がほぐれてくると発熱して身体が温かくなり、筋肉が緩むことから肩こりの解消にも繋がります。

お風呂はゆっくりと身体の中心まで温める

最近の若い人の中には、入浴をシャワーで済ます人が多いそうです。実は冬場に肩こりを悪化させる人には、シャワー派の人が多いことが知られています。シャワーは入り方にもよりますが、身体全体を温める効果は薄く、表面だけを温めます。

湯船に浸かっていても身体の中心まで温めるには10分~15分は必要で、シャワーでその効果を期待するのは難しいのです。冬場の肩こりを解消するには、身体全体を温めて血行を回復し筋肉を柔らかくする必要があり、そのためには入浴は最も効果的な方法と言えるでしょう。

効果的な入浴法としては、湯船に浸かって最低でも10分、できれば15分は温まるようにしましょう。お風呂の設定温度は41℃~42℃までとして、高温にならないように注意し、顔から汗が出てきたら身体の中心まで温まったサインです。

睡眠時は首、肩を温めよう

前日はそうでもなかったのに、朝起きたら肩こりが酷くなっていることがあります。これは寝ている間に首や肩が冷えたり、寒さで首をすくめたりすることによる筋肉の緊張が原因と考えられます。日本の寝具は首や肩の上部が冷えやすい四角型のために、どうしても首周りが冷えてしまいます。

肩こり改善には、寝る前に首にタオルを一枚巻くことがオススメです。最近では首、肩を温める「肩当て」や「ネックウォーマー」なども、寝具として販売されているので、それを利用するのも良いでしょう。

乾布摩擦は冬の肩こり対策に有効

古くから日本の健康法の一つだった「乾布摩擦(かんぷまさつ)」は、乾いた布で皮膚を擦って温めます。乾布摩擦の効果は、皮膚を擦ることで温め、血行を促進させることで筋肉を緩和するのです。

肩こり対策の乾布摩擦は、外で行う必要も、裸で行う必要もありません。朝起きたらパジャマのままで、上からタオルで首、肩周りを擦るだけで大丈夫なのです。パジャマの上からなので皮膚を傷めることもありませんし、痛みを感じることもないでしょう。

数回やっていると、皮膚が段々と温かくなってくるのが実感でき、肩も軽く感じると思います。更に起床後に肌を刺激することは、自律神経を整える作用も期待できることから、冬にはぜひ実行してもらいたい解消法です。

肩こりは積極的に解消することが重要

肩こりは何もしないで放置していると、少しずつ蓄積して悪化してしまいます。そうなると頭痛、吐き気、胃痛など様々な症状が出てしまい、日常生活にも支障が起きてしまいます。冬の肩こりは寒さによるもので、明確な原因が判明しているのです。原因が判明している以上、積極的に解消を目指さない理由はないですよね。肩こりに悩んでいないで早速実践してみましょう。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る