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タバコ病は危険!吸う人だけでなく受動喫煙でも注意すべき症状がある

喫煙者にもあまり知られていない「タバコ病」。タバコを吸う人だけでなく、よく吸う人と長時間生活を共にする受動喫煙者にも影響は及びます。タバコ病の危険な症状とはどんなものがあるのでしょうか。

タバコ病とは、肺の疾患

ヘビースモーカーの人がよく咳をしたり、痰を吐いたりしている姿は、昔はよく見られました。「タバコのせいなんだろうな」と、吸っている本人も分かってはいる筈なのに、ではタバコをやめるかといえば、それもなかなかできない・・・なんていう声をよく聞いたものです。

咳も痰も、煙が喉になにか悪い影響をもたらしているんだろうと思っている人が多いようですが、実は、原因はもっと奥、肺の内部にあります。

タバコ病を正式な病名として言い換えると「慢性閉塞性肺疾患(CPOD)」。長く喫煙しているほど多く、また、男性よりも女性の方が肺が小さいために重症化しやすいと言われています。

肺の疾患、と言われてもピンと来づらいかもしれませんね。では、具体的な症状をひとつずつ見て行きましょう。

CPODの主な症状

咳・痰・・・1日に何回も起こる。また、禁煙してからもしばらく続く。
息切れ・・・階段を上ったり、少し運動量が上がっただけで息が切れる。

40代までに喫煙経験があったかどうかも診断の材料となりますが、実際に40代で喫煙している人がCOPDと診断される確率は20%程度です。

しかし、COPDの怖いところは、長期間継続して喫煙している人は、将来的にほぼ全員がかかってしまうことです。特に60代以降ともなると、ほとんど100%の喫煙者が発症していることが分かっています。

今はまだ若いから症状もないし大丈夫・・・と思ってしまうのは、将来の自分の生活を、健康を、先払いして使い果たしてしまうような行為とも言えるかもしれません。

一度発症すると一生消えない肺の「気腫性変化」

昔は喫煙から起こる息苦しさや呼吸困難などの症状を「気管支炎」として診断していたことがありました。今でははっきりと分けられていますが、素人には違いが分かりません。

慢性的に苦しそうにしている場合や、禁煙したのに咳や痰が減らない、止まらないなどの症状がある場合には、肺の機能が低下してしまう「気腫性変化」という病気にかかっている可能性があります。

この気腫性変化ですが、実は一生消えないと言われています。タバコを吸うということは肺に直接ダメージを与えるということなのですが、肺が受けたダメージは回復することができないのです。

だから「40代までに喫煙経験があったかどうか」を確かめるわけです。たった今吸っていなくても、昔受けた肺のダメージが、年を取ることで体力が落ちると同時に現れるケースもあるからです。

喫煙しているなら早めに禁煙を

気腫性変化は、初期のうちに禁煙すれば、それ以上進行することはない病気です。肺のダメージによる咳や痰も、しっかり禁煙を続ければゆっくりとですが回復して来ます。まずは一日でも早い禁煙をおすすめします。

そして、吸っている人は、吸っていない人達に気を配らなければなりません。受動喫煙によってこれらの症状が出る人がいるからです。

ほんの1本2本、と吸う本人は思っているかもしれませんが、例えば家庭内で頻繁に吸っている人がいる環境や、喫煙ルームの無い職場で働いているような、長時間の受動喫煙にさらされる人は危険度も高くなってしまうのです。

男性よりも女性の方が重症化しやすい

もうひとつ気を付けるべきことがあります。それは、女性の喫煙。女性は体が男性よりも小さいために、肺の大きさも小さくなります。ということは、ダメージを受けやすくなってしまうということでもあります。

健康志向が高まったことで全体の喫煙率は下がって来ていますが、それでも吸う人がいる限りはタバコ病がなくなることもありません。

タバコは嗜好品として扱われていますが、明らかに自分や他の人に体に影響を及ぼすことを考えたら、好きで吸っているから良いだろうというには少々リスクが高すぎるかもしれませんね。

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