TOP > > 家族の禁煙を成功させたい!愛煙家に伝えるべき暗い未来

家族の禁煙を成功させたい!愛煙家に伝えるべき暗い未来

健康を害するだけでなく、臭いが気になったり家計をひっ迫したり・・・家族に喫煙者がいると色々考えることがありますよね。「タバコは体に悪い」とは誰もが知っている事実です。

一時期はたばこ税の増税に伴い、禁煙を試みる人が増えたようですが、それでも中毒性に負けてついつい止めきれない人が多いと聞きます。

「体に悪い」とは言うけれど、具体的にどのような負担が喫煙者を襲うのでしょうか? このまま喫煙を続けた場合の将来像を描いてみましょう。辛い未来が待っているかもしれないと知ったら、あなたの大切な人ももう一度禁煙にチャレンジしてくれるかもしれません。

タバコがもたらす肺への影響

タバコの煙には、ニコチン・タールといった有害物質が含まれます。これらが体内に入ることで、私たちが呼吸に使っている気管支をはじめとした空気の通り道に治りにくい炎症が起きます。この炎症が進むと肺の内側が破壊され、正常な呼吸ができなくなるのです。

肺の働きが悪くなったらどうなるか

肺の働きによって、私たちは体内に必要な空気を出し入れすることができます。つまり、肺の働きが鈍ることにより必要量の酸素を取り込むことができず、酸欠になってしまうのです。酸欠状態は息切れという形で現れます。

肺に慢性的な炎症がある人は65歳くらいから日常生活の中で息切れを感じるようになると言われています。若いときには考えられないことだと思いますが、ちょっと散歩に出掛けたり、駅の階段を登ったりするだけでゼーゼーと息切れが起こり苦しくなるのです。

65歳といえば年齢的には定年を迎えて、さあ趣味のゴルフやトレッキングを楽しもうと思う頃です。そのような時に日常的に息苦しさを抱える生活で、充実した余生なんて送れるものでしょうか。

肺年齢でみる禁煙のメリット

女性が気にする「肌年齢」という言葉がありますが、同じように「肺年齢」というものがあり、肺の働きを把握するための目安になります。肺年齢で比較すると、喫煙者で肺の一部に慢性的な炎症がある50歳の人の肺は、非喫煙者の75歳の人の肺に相当するというデータがあります。

喫煙していない健康な人でも加齢とともに肺の働きは鈍くなりますが、80歳を迎えても日常生活で息苦しさを感じることはありません。

一方、喫煙者で肺の一部に慢性的な炎症がある人は、実年齢以上に肺の加齢が進んでいるため、同じ80歳でも歩行はもちろん入浴や着替えをするだけでも息切れを感じるようになり、状態によっては酸素チューブをつけて生活することになります。

禁煙により死亡率も変わる

では、途中で禁煙した場合はどのようなメリットはあるでしょうか。残念ながら禁煙をしたからといって、一度破壊された肺の状態は元には戻りません。しかし、禁煙後の肺年齢の上昇が緩やかになり、息切れが起こるようになる時期を先送りできると言われています。

先程の項で慢性的に肺に炎症がある人では65歳頃に息切れが現れると紹介しましたが、もし45歳の時点で禁煙に成功した場合には、80歳以降に息切れが現れるようになると考えられています。日本人男性の平均寿命が79.6歳と言われているこの時代、禁煙を達成できるかどうかで老後の楽しみ方が大きく変わりそうですね。

また、重度に肺の炎症・破壊が起きてしまうと、息切れだけでは済まず肺炎などによる死亡率が非常に高くなります。若いうちはただの風邪でも、肺年齢が高くなるにつれて風邪は命とりです。

冬の乾燥した時期にちょっと風邪っぽいかなと思いつつ、様子をみているうちに肺炎に悪化、医療機関にかかったら即入院となり、そのまま呼吸不全で亡くなるケースも珍しくありません。

以上ご紹介した内容は喫煙者の一部の方のケースです。喫煙量や年数、また体の状態により喫煙による体への影響は様々です。しかし、あなたの大切な人がこのような事態にはならないという保証はどこにもありません。

充実した人生を楽しむには健康な体が不可欠。大切な家族が「あのときやめときゃよかった・・・」なんて後悔しないように、喫煙を続けた先の自分をシュミレーションさせてみることは重要なことです。「あなたと幸せな老後を過ごしたいから!」といつもとは趣向を変えて禁煙を訴えてみるのも有意義かもしれませんね。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る