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昼間何をしていても眠いのは睡眠時無呼吸症候群という病気かも?

いびきをかくのは健康の黄色信号

今から20年前、仕事仲間とのサークル活動でキャンプに行った時、一人の男性のいびきが酷く全く眠れなかった。気になったのはいびきの合間の沈黙時間。この時初めて知った無呼吸症候群と言う言葉。これって病気だったのですね。

この男性のいびきは正に壮絶と言う言葉がピッタリ。まるで猛獣が吠えているかのような酷いいびきで、しかも5回のいびきに対して1回は間違いなく呼吸が止まっている瞬間がありました。

当時、そばで聞いているといびきが気になるというより、むしろ呼吸の止まった沈黙の時間に恐怖感を感じました。この男性はまだ20代半ばだったのですが、少々小太りであだ名は「アンパンマン」と言われるくらい普段は穏やかで優しい感じの人でした。

いびきに驚いた経験はもう一つあります。5年位前に女友達5人で女子会と称し、友人宅でお泊り会をした時の事。当時その中で一番若く、某アイドルに激似の可愛い後輩がその顔に似合わない猛獣の様な大きな「いびき」をかくのです。

いびきをかく人のイメージは太った中高年と言う概念だったので、彼女に「いびき」のイメージが無かった私はびっくりしました。朝、起きて「A子、貴女凄いいびきをかくね」と教えてあげると「えー?ホント?彼からも言われた事あるけど寝ている時の事は私には分からないからなぁ」と他人事。

この二人に共通していたのは二人ともお酒は飲めません。一般的に深酒をすると普段いびきをかかない人でもいびきをかくと言いますよね。

いびきは鼻と口と肺をつなぐ上気道の狭い部分を気流が通過する際の振動で起きます。睡眠時は上気道の筋肉が緩むので睡眠中のみに起きる現象です。特にアルコールを摂取した後は普段いびきをかかない人でも上気道の筋肉の緩みが大きくなるのでいびきをかきやすくなるとも言えます。

肥満により気道その物が狭くなる事や、加齢と共に筋肉も緩んでくるので、いびきをかく人の年齢層も中高年になると大幅に増えます。

しかし、ここで気になるのはいびきその物よりいびきをかく事で起きる10秒以上の呼吸停止状態の無呼吸や、気道が狭くなることにより空気量が極端に少なくなる低呼吸です。

睡眠時無呼吸症候群になるとどんな影響があるのか

いびきをかくことにより無呼吸や低呼吸が起きると眠りは浅い状態となり、脳や身体が十分に休まる事が出来なくなります。睡眠時に体内に必要な酸素量が減ってしまう事により起床時の熟睡感は無く、日中に強い睡魔に襲われ、頭痛やだるさ、集中力の低下、居眠り等の症状が現れる事もあります。

更に深刻な症状になると自立神経の乱れ、ホルモン分泌の異常、酸素不足により精神疾患や夜間頻尿、合併症により高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病の原因にもなります。

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間の症状なので本人の自覚が無いのが問題です。特に患者に多いのは中高年の男性でその多くの方が肥満の人です。

ところが、女性もいびきをかき無呼吸や低呼吸になっている事があるのですが、就寝時間中の事なので先に他の家族が寝てしまっている事で女性のいびきが見過ごされて居たりするのです。

子供もいびきによって無呼吸の状態になっている事があるのですが特に子供の場合は昼間は元気だったり、就学中であると日中の様子が分からなかったりと、女性同様に症状が見過ごされてしまいがちです。

そんな理由から中高年の男性の病気のようなイメージですが、先にお話しした同僚の男性は当時私と同じ年でしたので20代前半。彼は早くに両親を亡くし10代から一人暮らしだったのでいびきを気にした事が無かったみたいです。

彼の症状は深刻なもので、会議中の居眠りは半端ではありませんでした。本人、全く無意識に「落ちる」と言う状況で爆睡して上司に良く注意されていました。

特に車通勤だった彼は、帰宅時何度も居眠り運転をして物損事故を起こしていました。このままでは本人だけではなく、事故によって第三者を巻き込んだら、と考えると恐ろしい事です。

見かねた上司が医者の診察を勧め検査の結果「睡眠時無呼吸症候群」と診断されたそうです。彼の場合は元々扁桃腺が悪く常に気道が狭い状態だったようで、先ずは気道を広げる為に扁桃腺の治療をしたと聞きました。

その後、どの様な治療をしたのかは詳しく聞いていませんが、とにかく帰宅途中の事故が起きていないのは事実です。無呼吸症候群の自覚症状がなくても

「いびきをかく」
「寝ているとき呼吸が止まっていると言われたことがある」
「昼間に良く居眠りをする」
「いくら睡眠時間をとっても疲れが取れない」
「夜中によく目が覚める」

等に当てはまる事がいくつかある、又は家族から指摘を受けたようであれば、一度専門医の診察を受けてみたらどうでしょうか?

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