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パソコン使用時に無呼吸になる!?なりやすい人の特徴とその対策

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睡眠中に呼吸の止まる時間がある「睡眠時無呼吸症候群」は、健康に深刻な害を及ぼす病気として知られるようになってきました。

知らない間に呼吸が止まってしまうのは、睡眠時だけではありません。日中でもある作業をしている時には、無呼吸状態に陥ってしまう人が意外と多いことが分かったのです。

今回は日中にも起こる「無呼吸症候群」について紹介していきます。

元Apple役員が発見した癖「メール無呼吸症候群」

元Apple役員のストーン氏は、パソコン作業中をしている時、無意識に呼吸を止める癖のあることに気づき、この現象を「メール無呼吸症候群」と名付けました。

さらに生理学とテクノロジーに携わっていたストーン氏は、メール無呼吸症候群が健康に悪影響を及ぼし、パソコンが普及しているアメリカに肥満症の人口が多いこととの関連も示唆していきました。

メール無呼吸症候群という名前は、パソコンでメールをチェックしている時に起こりやすいことに由来しており、タイピング作業をしたモニタ画面を凝視している時に起こる現象ということになります。

またストーン氏は「パソコン作業をする人の80%がメール無呼吸症候群を経験している」とも推測しています。私もそうなのですが、おそらく多くのパソコンユーザーの方が「そういえば自分も…」と思い当たっているのではないでしょうか?

どんな人が起こしやすい?

メール無呼吸症候群は次のような人が起こしやすくなっています。

猫背の人

ただでさえパソコン作業をする時は姿勢が悪くなりがちなのですが、猫背の人は特に呼吸器が圧迫されてしまうので呼吸が浅くなり、無意識に呼吸が止まりやすくなってしまいます。

デスクの高さが体に合っていない人も不自然な姿勢となり、呼吸が止まりやすくなります。

緊張しながら作業している人

仕事中など、緊張を強いられながらモニタに向かわなければならない時は、強いストレスから無意識に息を止めてしまうことがあります。メールチェックもストレスがかりやすいようです。

逆にプライベートで楽しい内容のメールやブログをしている時は、呼吸の安定していることが多いものです。

タイピングすることが多い人

タイピングなどモニタに向かってずっと作業している人も、呼吸が止まりやすくなります。

特に作業に集中している時、難しい作業をしている時ほど起こりやすくなるようです。比較的このタイプの人が多いのではないでしょうか。

SNSやブログをする人

SNSやブログにはまっている人も注意したほうが良いかもしれません。

SNSやブログは楽しいのですが、夢中になるとモニタ画面に向かう時間が増えたり、コミュニケーション上のちょっとしたストレスを感じることも意外と多くなるため、無呼吸症候群が起こりやすくなってしまいます。

体に及ぼす害は?

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パソコンは仕事にもプライベートにも欠かせないアイテムなので、1日に長時間パソコンを使っている人も多くなっています。

ストーン氏いわくパソコン作業をしている人のほとんどがメール無呼吸症候群ということなので、それならば世の中にはさぞかし不健康な人があふれている、ということになるのでしょうか。

メール無呼吸症候群はストーン氏が考えた造語で、この現象自体は病気ではありません。呼吸が止まっているからすなわち不健康、ということではないので、深刻にとらえる必要もありません。

しかし呼吸が浅くなったり止まったりすると、自律神経のバランスが乱れてしまうので良くありません。

自律神経のバランスが乱れると頭痛や吐き気が起こったり、イライラしやすくなってしまいます。また交感神経が緊張するためリラックスできず、夜には不眠を引き起こしたり眠っても熟睡できなくなってしまいます。

また睡眠時無呼吸症候群と同じく、呼吸を止めることで血圧が上昇しやすくなるので、高血圧による動脈硬化のリスクまで高めてしまうことになってしまいます。

ストーン氏が、生活習慣病の一種である肥満症とメール無呼吸症候群の関連性を指摘しているのもうなずけます。

「自分が気づかない程度に呼吸が止まっているだけで生活習慣病なんて、大げさな」と思う人がいるかもしれません。

しかし生命の維持に欠かせない「吸う」「吐く」がうまくできていないわけですから、長く続けばいずれ体に良くない影響が出ることは想像していただけると思います。

メール無呼吸症候群を治すには

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メール無呼吸症候群を治す方法はシンプルです。自分で呼吸が止まっていることに気づき次第、大きく2~3深呼吸するようにしていけば良いのです。

しかし呼吸が止まっているかどうかは他人からは分からないし、ほかに治す方法もないので、自分で意識して呼吸が止まっていないか気づいていくしかありません。

ですからシンプルでありながら難しいわけですが、

①自分の呼吸が止まりやすいシーンを見つけ、そのシーンになったら呼吸が止まっていないか時々確認する

②パソコン作業中に頭痛など不調が起こったら、無呼吸が原因かもしれないので呼吸が止まっていないか確認する

③普段から姿勢を正して深い呼吸を習慣づけるようにし、パソコン作業をしても呼吸が浅くなりにくいようにする

といった方法を実践するのもおすすめです。

パソコンの使い方も考えて

また呼吸が止まる理由がストレスである場合、ストレスがかかっていること自体も問題です。呼吸が止まることで受ける害だけでなく、ストレスによって起こる心身の不調まで加わってしまいます。

なるべくストレスが溜まらないよう、自分なりのストレス解消法を見つけて実践したり、パソコン作業が長時間とならないよう、適度に休憩しながら作業をするといった工夫も必要です。

メール無呼吸症候群はなっている人が多いにもかかわらず、あまり知られていない現象なので、周囲の人にも是非紹介してみてくださいね。

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