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あなたの高血圧、睡眠時無呼吸症候群が関係しているかも!

睡眠時無呼吸症候群、以前列車事故の時にも話題にのぼり、今社会的にも注目集めていますね。これは「10秒以上の無呼吸が、一晩(7時間以上の睡眠中)に30回以上生じる病態」と定義づけられています。

睡眠時無呼吸症候群と聞くと太っている人の病気というイメージがあると思います。確かにこの病気の患者は太っている方が多いのですが、これは欧米の睡眠時無呼吸症候群の患者と比べるとそれ程太っているとは言えないようです。

東洋人は顎が小さく、喉が咽頭の近くにあり、扁桃腺が大きい人が多い等の理由で骨格的に睡眠時無呼吸症候群にかかりやすい傾向にあるのです。また骨格が原因になる事から遺伝的になり易い家系もあるようです。

睡眠時無呼吸症候群が原因となる病気

睡眠時無呼吸症候群は夜眠れない為、日中の生活に支障が出るだけでなく様々な合併症も大きな問題です。睡眠時無呼吸症候群に気づかないまま重症化していくと、高血圧・狭心症・心筋梗塞・心不全などを招く原因になります。

いずれも心血管系の疾患ですね、近年の研究で睡眠時無呼吸症候群を持っている人は、持っていない人に比べて1.5~3倍の発症率である事が解ってきました。その中でも問題なのが高血圧。高血圧はサイレントキラーと呼ばれ、自覚症状が無い人が多く、突然死に繋がる疾患の原因です。

高血圧の患者の内90%は原因不明と言われています。しかし最近の研究で高血圧患者の中の約30%が睡眠時無呼吸症候群を持っている事が解ってきました。高血圧患者はかなりの確率で睡眠時無呼吸症候群にかかっているのです。

なぜ睡眠時無呼吸症候群は高血圧を招くのか・・・

睡眠時無呼吸症候群にかかると、睡眠中に呼吸が止まる事で、十分な酸素を体内に取り入れる事が出来なくなります。それにより体内の酸素濃度が低下する事。また睡眠時無呼吸症候群にかかると、当然睡眠不足になります。

睡眠不足になると、日中に襲ってくる眠気を克服する為の努力によるストレス、また夜睡眠状態からたびたび覚醒する事も大きなストレスになり、これが高血圧に繋がるようです。実際健康な人も睡眠時間を十分に摂らないと高血圧になる事も解ってきています。

睡眠時無呼吸症候群を予防するには・・・

殆ど毎晩いびきをかく、肥満の傾向がある、昼間強い眠気をよく感じる・・・このような症状がある方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。一度病院での検査をした方が良いかもしれません。今は全国に睡眠検査が出来る医療機関もあるようです。

また、自宅でも始められる予防方法もあります。一つは横向きに寝る方法、仰向けに寝ると舌が喉の奥に落ち込みやすく、その結果舌が気道を塞いでしまいます。横向きで寝る事はそれを防止します。枕に傾斜を付けるなどして、就寝中に仰向けになる事を防ぐ事も良いかもしれません。

また自分に合った枕を使用する事も重要です。他にアルコールを控える、また日中はなるべく意識して鼻で呼吸するように心がける、これも睡眠時無呼吸症候群対策になります。口で呼吸する傾向の人は就寝時も口呼吸する為、大量の空気が気道を通る事になり、空気が喉を振動させます。

それがいびきの原因になるのです。あと肥満気味を自覚する方はダイエットをお勧めします。あまり自覚症状が無いため気づかない事も多い睡眠時無呼吸症候群、自覚するにはご家族の協力も必要です。

まだ社会的にはそれ程認識されていない睡眠時無呼吸症候群、気になる症状のある方は一度この病気を疑ってみる事も必要かもしれません。

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