TOP > > こんなに進歩した!睡眠時無呼吸症候群治療の昔と今

こんなに進歩した!睡眠時無呼吸症候群治療の昔と今

睡眠時無呼吸症候群って、昔はどんな治療をしていたかご存知ですか?実は昔は、「睡眠時無呼吸症候群になると気道がふさがるんだから、気管に空気をしっかり取り込ませるためには、気管を切開するしかない」ということで、気管切開という治療が当たり前のようにおこなわれていました。

気管切開をすればもちろん空気の量は確保できますが、声を出すのに支障が出てしまったり、空気中のウイルス等もそのまま気管に入ってしまうため感染症になるリスクが高まったり、入浴時にも切開部分にお湯が入らないよう気をつける必要があったりなど、生活面での不便やリスクがかなり出てくるというのが難点でした。

しかし、今は睡眠時無呼吸症候群の治療がどんどん進歩しており、昔と比べると、患者にかかる心身の負担は激減しているのです。

軽症ならマウスピースひとつでOK!?

軽症の睡眠時無呼吸症候群の治療によく使われるのが、「睡眠時のマウスピースの使用」です。患者の歯形をとった上で噛み合わせを矯正できるよう調整し、下あごを少し前に出すようにすることによって、気道の広さを確保するという仕組みです。

睡眠時無呼吸症候群の治療法の中でももっとも手軽な方法で、患者への心身の負担が軽いのが最大のメリットです。ただし、マウスピースで物理的に「噛み合わせの位置を矯正する」いうやり方なだけに、長期間使用すると、歯の場所が少し移動したりすることもあります。

現在の治療法のメイン!CPAP

現在の睡眠時無呼吸症候群の治療法のメインとなっているのが、通称「鼻マスク」と言われる、CPAP(シーパップ)を使った治療法です。睡眠時に鼻マスクをして、装置から鼻マスクに一定の圧力をかけた空気を送り込み、その空気の圧力で気道を広げる、というものです。

空気を送り出すための装置は自宅に簡単に設置できるので、自宅で寝る場合は気軽に使える、というのが最大のメリットです。しかも最近の装置であれば「状況に応じて、送り込む空気の圧力を自動調整してくれる」というオート機能がついているものや、装置そのものの作動記録も取ってくれるものが多いですよ。

それでもダメなら外科手術

鼻マスクを使った治療でも改善が見込めない場合は、外科手術に踏み切ることもあります。外科手術にはメスまたはレーザーが使われますが、昔のように「気管切開をする」ということはあまりなく「のどや気道部分を広くする」など、気道をふさいでいる部分を何とかするという目的でおこなわれるものが大半です。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る