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脳にダメージを与える睡眠不足!寝る子は育つは真実だった

今の子供たちは生活時間の夜型化にともなって、睡眠時間の減少が目立ってきています。夜はスマホでLINEをしたり、ゲーム機で遊んだりして一人で深夜まで過ごしているお子さんは、もはや日常の光景になっていますよね。

このような状況の中で、子供たちの睡眠不足は大きな問題となっています。「寝る子は育つ」という諺がありますが、これは真実であり、睡眠は子供たちの成長には欠かせないものです。子供の将来のためにもしっかり考えてみましょう。

睡眠不足を誘発する社会構造

現代社会は、24時間オープンのゲームセンターやコンビニ、レストランが当たり前の夜型社会になっています。このような社会構造が生活習慣の乱れを生み、多くの大人も子供も睡眠不足に悩んでいます。

特にここ10年のパソコンやインターネットの爆発的普及、スマホの登場などにより、私たちの情報環境やコミュニケーションの形態が激変しました。

今や、子供たちのコミュニケーションは直接会うことなく、パソコンやスマホでのSNSやLINEを使ったものが主流となり、またこれらのツールは時間と場所を選ばないため、子供たちに昼夜逆転の生活を誘発することになり、睡眠不足を加速させているのが現状です。

睡眠不足による子供の健康への影響

子供の成長に必要な成長ホルモンは夜の10時~2時の4時間の間で盛んに分泌されます。「寝る子は育つ」というのはまさにこのことで、寝ている間に成長ホルモンによって子供の体を成長させているんですね。

睡眠不足はこの成長ホルモンの分泌を阻害することになるので、成長の遅れを誘発して筋肉や骨の発達が阻害され身長が伸び悩んだり、抵抗力が落ちたりするなどの影響が懸念されます。また、イライラや多動、キレるなどの衝動行為の原因にもなりかねません。

睡眠不足が続くと、体内リズムが乱れることにより「リズム障害」という病気になる可能性もあります。この病気になると朝が全く起きることが出来なくなり、学校や社会生活を送ることが困難になります。

睡眠不足が健康に悪いことは充分にお分かりいただけたと思いますが、これだけではありません。もっと恐ろしい健康被害があるのです。それはなんと慢性的な睡眠不足が脳に深刻なダメージを与えるらしいのです。

睡眠不足が脳細胞に回復不可能な深刻なダメージを与える

ここに睡眠不足の影響に関するショッキングな報告があります。ペンシルバニア大学のSigrid-Veasey氏のグループは、このたび「一定以上の睡眠不足は脳の神経細胞に不可逆的なダメージを与えている可能性がある」とする研究結果を発表しています。

研究報告ではマウスに一定以上の睡眠制限を強制的に課すと、マウスの神経細胞(ニューロン)の保護機能が働かなくなり、神経細胞の減少や神経細胞への回復不能なダメージが見られたということです。今後はヒトでの検証となりますが、どうやら睡眠不足の脳へのダメージはほんとうに深刻のようです。

睡眠不足解消のために生活習慣の見直しを本気で取り組もう

原因が精神的な病気による場合は例外として多くの場合、睡眠不足の原因は乱れた夜型の生活習慣にあります。簡単にいえば、これを正常な生活習慣に戻せばいいのですが、一度身についた悪い生活習慣はなかなか改善するのは大変です。

まずは、自分の睡眠時間を考慮して、寝る時間と起きる時間を決めてしまいましょう。例えば私なら、睡眠時間は7時間欲しいし夜は12時より前に眠りたいと考えて、就寝を夜の11時、起床を朝の6時に決めます。

そして、体に染み付くまでとにかくこれだけを守れるように、本気で努力するのです。とにかくこれだけを守ることに本気で取り組んでください。最初はなかなか眠れなくて苦しむでしょうが、1ヶ月もすれば楽になります。それまでとにかく頑張りましょう。

生活習慣の改善は、人がやってくれるものではありませんし、その人の自己管理にゆだねられます。しかし、子供の場合は周りの大人や親が援助することが大切だと思います。睡眠不足にお悩みの方は、本気で生活習慣を見直されてはいかがでしょうか。

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