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眠りに隠された様々なバロメーター。最近良く眠れていますか?

私たちの健康と深く関わりのある睡眠。あなたはご自分の眠りに満足していますか?眠りの満足度は感じ方人それぞれ。特に問題なく感じていても実は質の良い睡眠がとれない状態が慢性的に続くと、健康状態に現れてきます。

近年「隠れ睡眠障害」といわれていますね。眠り関して何らかの自覚症状を持ち、悩みを抱えている方は成人社会人でいうと40%にも及ぶといわれています。

満足のいく良質の眠りは、健康な心身を持ち規則正しい生活をすればそれだけ得られますが「分かっているけど眠れない!」というのが多くの人が抱えている悩みです。言葉では簡単ですが、現代を生きる私たちにとってすべてそろえるのはとても難しいことなのです。

睡眠不足から現れる体調不良のサイン

睡眠不足になると生活には様々な支障が起こりますね。日中、眠くなってしまうというだけではなく、頭痛、吐き気、倦怠感、肌荒れなどが体にあらわれ、些細なことでイライラしてしまい、なぜか不安を感じ、情緒不安定になります。

仕事でもミスが目立ってきますね。記憶力、思考力、集中力の低下によるものです。その他、表立って見えませんが免疫力の低下も深刻です。多く当てはまるのでははいでしょうか。

つらい症状…あなたはどのタイプ?

質の良い睡眠をさまたげる睡眠不足も、様々なタイプがあります。主だったものをあげてみましょう。

・入眠困難

寝付くのに2時間以上かかる。ストレス、考え事など、心理的原因が主な原因です。時間が気になり焦りばかりがつのります。ようやく寝入りそうになるころは朝方になることも。起床時間には起きられなくなります。

・中途覚醒

夜中に何度も目が覚める。痛み、かゆみ、発熱、頻尿など様々な身体的原因が主な原因です。お酒を飲むと体温が下がり寝つきは良くなりますが、浅い眠りになりしばしば目覚めます。老人性不眠も覚醒と睡眠の変化がわずかになり、昼夜問わず度々目を覚ます新生児の睡眠パターンに近くなることも原因の一つです。

・早朝覚醒

朝早く目が覚め、その後寝付けない。睡眠をとる環境にも影響されます。日の出と共に部屋に陽が差し込んでくる場合、光により睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が止まり脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンが活発に分泌され脳が目覚めてしまいます。

・熟眠困難

十分に眠った気がしない。「いびき」がひどいと脳が酸素不足になり疲れが取れません。またお酒を飲んで眠るとぐっすり眠れるような気もしますが、麻酔状態のようなもので本来の疲労回復は行われていないばかりか、アルコールの分解は内臓にとって労力となり、疲れが取れない状態に。

大変危険なのは睡眠の最中に時々呼吸がとまってしまう「睡眠時無呼吸症候群」アレルギー性鼻炎に由来する場合もありますが、扁桃肥大、肥満、高血圧である場合呼吸困難や心不全を引きこし死亡するケースもあります。

症状を自覚すると自分は睡眠障害ではないか?うつ病ではないか?と新たな悩みが生じてさらに不眠状態へと陥ってしまいます。また、眠れないことに焦りを感じてしまい、寝なくては、と脅迫観念に捕らわれ「不眠恐怖症」に…。

これらの問題は、なかなか他人に伝えづらい症状でもありますが、症状にあわせて適切な判断をしないと命にかかわる重大な症状が隠れている場合がありますので、安心のためにも受診に踏み切れるとよいでしょう。

まずは相談のつもりで受診科目えらび

医療機関を訪れる際、どの診療科目を受診するか悩むところです。そこがちょっとしたネックになり受診するにいたらない方も多いかと思いますが、まずはかかりつけ医に気軽に相談する事からはじめましょう。

かかりつけの医療機関がない場合、自己判断は大変難しいのであくまで目安になりますが、症状に併せて受診科目を考えていきます。

ストレスを感じていたり、心配事をかかえていると感じている場合はメンタルクリニックがおすすめです。家族やパートナーから、「いびき」や「睡眠時無呼吸障害」の疑いを指摘されている場合は呼吸器科になります。

睡眠外来のある総合病院が受診できると一番安心ですね。睡眠外来では、呼吸器系のほか、心因からくる症状も全般的に相談できます。普段なかなか意識しづらい眠りを見直してみませんか?睡眠をコントロールする事で体調不良が驚くほど改善されるかもしれません。

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