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霊に乗られて動けない恐怖?!知って安心!科学的な金縛り予防法

金縛りにあったことありますか?

およそ半数の人が一生に一度は「金縛り」を経験するといわれていますが、もう金縛りにあったことはありますか?金縛りというのは、睡眠中にふと目が覚めた時、意識はあるのに体は全く動かなくなっている状態のことです。

金縛りは数秒~数分間続き、目やまぶたは動かすことができるのに体は動かない、叫ぼうと思っても声も出ない、何が起こったのか分からなくて激しくパニックになってしまいます。

しかも時に幽霊が見えたりするといいますから、想像しただけでゾッとする体験ですよね。金縛りって一体何なのでしょうか?

金縛りとは?

金縛りというのは世界中で昔からよく知られている現象でした。金縛りという名前は、いかにも体を締め付けられて動けなくされる攻撃のような名前ですよね。これは仏教用語が由来しており、不動明王が敵を動けなくする秘法「金縛法」から日本でそう呼ばれています。

海外でも、悪魔や幽霊の仕業などと考えられてきました。では、金縛りというのは幽霊や悪魔といった超常現象なのでしょうか?

いえ、実際には金縛りは超常現象とは一切関係なく、金縛りにあっている人の脳が感じて引き起こされている現象なのです一種の睡眠障害とされています。

でも実際に金縛りにあっている人の中には、何かが体の上に乗っていたり、はっきり幽霊を目撃するケースも多いようですが…?

金縛りは夢や幻覚

確かに見えたという霊の正体は何なのでしょう。これはズバリ、幻覚なんです。金縛りを起こしている人が見ている夢の一種です。

本人は起きたら金縛りにあったと思い込んでいても、実際には目をつぶっていて金縛りにあっている夢を見ているような状態であることが多いとされています。また、目覚めて目が開いた状態で起こる金縛りもありますが、この時には幻覚や幻聴を引き起こすことがあります。

この金縛りというのは睡眠麻痺と呼ばれているのですが、「レム睡眠」の最中に起こるのです。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があるということはご存知の人もいるでしょう。

レム睡眠・・・体は眠っているが目は動き脳が活動している。浅い眠り。夢を多く見る。
ノンレム睡眠・・・レム睡眠でない状態。深い眠り。

私達は入眠するとレム睡眠からノンレム睡眠へ入り、レム睡眠90分とレム睡眠20~30分をセットで交互に繰り返し、次第に睡眠が浅くなりながら朝の起床を迎える、というのが正常な睡眠となります。

金縛りというのはレム睡眠中に何らかの原因で意識が覚醒してしまったものの、筋肉は眠っているので意識だけがあり体は動かない半睡状態によるものだといえます。

体が動かないのは体が眠っているからで、死んだおばあちゃんが立っていたり、落ち武者が上から乗っかかっていたとしても「夢だからそれは何でもあり」だったのですね。

金縛りの症状

金縛りにあったことがない人はどんな現象が起こるのか気になるでしょう。

  • 前駆現象として耳鳴り、圧迫感が起こる
  • 体が動かない、声が出ない
  • 何かが乗っているような重い感じ
  • 変なものが見えたり変な声や音や気配を感じる
  • 息苦しい
  • 目玉やまぶたは動かせる
  • 不思議な体験をする
  • 自分で金縛りを解除することはできない
  • しばらくすると自然に解除される

金縛りを予防するには

金縛りの原因は睡眠リズムの乱れです。質の悪い睡眠の場合に起こりやすくなります。次のようなケースは金縛りを引き起こしやすくなります。

  • 寝不足
  • 睡眠が浅い
  • 睡眠中に強制的に起こされるような状況
  • 時差ボケ
  • 精神的ストレス
  • 強い疲労
  • 睡眠中の体勢
  • 情報による思い込み(怪談を聞くなど)

一般に10 ~20代の若い人、受験生、看護師など勤務時間が不規則な人に起こりやすいとされています。

金縛りを予防するためには、次のような対策をとるとよいでしょう。

  • 夜更かしをしない
  • 規則正しい生活を行う
  • 昼寝をし過ぎない
  • 熟睡できる環境を作る(遮光カーテンで部屋を暗くする、電気を消して真っ暗にするなど)
  • ストレスや悩みから来る不眠症は原因から解決する

また、金縛りの科学的なメカニズムが分かっていれば、それが突然にやってきてもむやみにパニックにならなくてすむかもしれません。金縛りにこだわり過ぎると人工的に金縛りを引き起こしやすくなることもあります。あまり怖がらないようにしましょう。

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