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歯ぎしりの原因は胃にあった?睡眠を妨げる歯ぎしりの効果的な予防法

夜中にギリギリと無意識で歯を噛み締めてしまう歯ぎしり。以前は「噛み合わせが悪いため」と言われて来ました。が、実は全く違う病気が歯ぎしりを引き起こしていることが分かってきています。思いがけない歯ぎしりの原因となる病気とは何でしょうか。

それは、最近よく聞く胃の症状のひとつ、「逆流性食道炎」です。これは寝ている時にも胃酸が逆流してしまい、喉や口の中にまで違和感を覚える人が多くいます。

なぜ、胃の病気が歯ぎしりに関係するのでしょう。そして、病気ではない歯ぎしりを、なぜ放置してはいけないのでしょうか。

歯ぎしりが睡眠を妨げるとどんな悪影響があるか

睡眠が妨げられると、単に睡眠不足というだけではすまされない様々な影響があります。

  • 頭痛
  • 肥満
  • 高血圧
  • 食欲減退
  • 集中力や注意力の減退
  • 落ち込みやすくなる
  • 自律神経失調症
  • うつ病

ざっと挙げただけでも嬉しくない症状ばかりですが、睡眠をきちんととれないと人間は精神を病むということが昔から分かっています。

それは極端な例かもしれませんが、実際に寝不足が続くことで、仕事や普段の用事でミスが増えたりしたことはありませんか?

集中力が減退するということは、脳の栄養が不足しているということです。脳の栄養が不足すると、体や心、思考回路へ送るべき正しい指令を、脳が送れなくなる可能性が高くなるのです。

眠れないと自覚している睡眠不足よりも歯ぎしりによる睡眠不足のほうが難しいのは、夜、歯ぎしりをしている自覚すら無かったりするために、自分の疲れやミスなどが、睡眠不足から来るものと気付きにくいことです。

そして、歯ぎしりは想像以上に強い力を歯にかけているために、長い間続けていると、顎にまで影響を及ぼします。自覚のない歯ぎしりのせいで顎関節症になったケースは非常に多いのです。

逆流性食道炎でなぜ歯ぎしりが起きる?

目が覚めている時でも、逆流が起きると胃液が込み上げて来るので、その不快感で奥歯を噛み締めるようなことはないでしょうか。

吐き気を感じたり、喉に違和感を覚えた場合には、反射的に奥歯を噛み締めたり、何度も唾を飲み込むような動きをするものです。もし寝ている間にこのようなことが起こったらどうでしょう。

口元にこみあげてくる不快感を無意識で飲み込むのは意外と大変な作業なのかもしれません。喉の違和感で目を覚ましたら、強烈に奥歯を噛み締めていたと言う人もいます。

眠っている時には筋肉を思い通りには動かせませんよね。そのため、望む動きに近い動作をしがちになり、飲み込むことができないためか、歯を噛み締めたり口を動かしたりして、何とか不快感から逃れようとし、それが歯ぎしりとなって現れるのです。

歯ぎしりの悪影響は、睡眠だけではなく、不快感による強いストレスもあります。そして、同じ部屋で眠っている人がいたら、その相手も起こしてしまうほどの音を鳴らしてしまうため、迷惑をかけてしまうことにもなります。

まずは内科を受診しましょう

歯ぎしりがあって、胃や喉、口の中の不快な症状があったなら、歯科医に行く前に内科へ行って、逆流性食道炎のチェックをしてもらうと良いでしょう。

診断がつけば、胃酸をブロックする薬が処方されます。プロトポンプ阻害薬という種類ですが、これを飲み続けることで歯ぎしりの回数が減る人が多くいます。

歯科医のアドバイスを試しても改善されずに悩んでいる人は、ぜひ一度、内科で胃の調子を見てもらうことをおすすめします。

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