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アルツハイマー病にはなりたくない、予防には良質な睡眠が大切!

2010年にNHKが行った調査で、日本人の平均睡眠時間は7時間14分、これは世界的に見てもかなり短い睡眠時間です。OECDの2009年の調査では、一番睡眠時間の長いフランスに比べて1時間も短いのです。

日本人の睡眠時間を削って仕事をする事を美徳とする考えが、この結果を表しているのでしょうか・・・?しかし睡眠時間の短さは良い事はありません。睡眠時間の短い生活が、不眠症や生活習慣病等を招きます。また最近の研究でアルツハイマー病の原因とも言われているのです。

睡眠とアルツハイマー病の関係

近年アルツハイマー病と睡眠時間に密接な関係がある事が解ってきました。アルツハイマー病は、アミロイドベータという異常なタンパク質の蓄積が原因で発症するという説が有力です。

このアミロイドベータは、起きて活動しているとき脳内で増え、睡眠中に減る事がワシントン大学でのマウスを用いた実験で証明されています。マウスの脳内における脳脊髄液の循環を調べた結果、活動中に溜まった老廃物を、睡眠中に脳内より除去している事が確認されたのです。

また平均年齢76歳の方達70人を対象にした実験でも睡眠時間の短いグループ、また質の良い睡眠がとれていないグループは、そうでないグループに比べてアミロイドベーダの蓄積が多い事が確認されました。

このことからも一定の睡眠時間、良質な睡眠がアルツハイマー病を抑える働きがある事が言えると思います。

昼寝を有効に取り入れましょう

アルツハイマー病と睡眠は密接な関係がある事が解ってきました。また不眠症がアルツハイマー病の原因の一つとも言われています。高齢になるとともに睡眠・覚醒のリズムは狂いやすくなり、夜眠れない事で悩む高齢の方も多いです。

そんな状況を変えるために、昼寝を取り入れては如何でしょうか?日中の短い時間、30分以内でなければ逆効果と言われています、午後の1時頃から3時くらいの間で30分ほど昼寝をする事は生活のリズムに良い効果を生みます。

覚醒中の脳の中は渋滞中のスクランブル交差点のような状態と言います。様々な状況を脳は瞬時に判断していかなければなりません。そのような判断のたびに、脳内に老廃物が発生し、それが脳にとって悪影響をもたらします。その老廃物を除去しようにも渋滞中の道でごみ収集車も通れない状況です。

午後ほんの30分ほどの睡眠は、その老廃物の除去時間を脳に与える事になります。いくらか脳をリフレッシュする事で、生活のリズムも整ってきます。最近では会社などでもむしろ効率が上がるという理由から、30分ほどの昼寝を推進する会社も出てきているようです。

夜の睡眠も10時間以上はむしろ逆効果、睡眠はリズムが大切です。適度な睡眠時間、良質な睡眠でアルツハイマー病対策、早めに取り組んでいきたいですね。

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