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肩の痛みで悩んでいる方必読!肩痛の3つの症状を徹底解説

複雑な構造の肩関節

若い時は、気にならなかったけど中高年になると治らない痛みに悩まされるもののひとつに、肩の痛みがあります。ちょっと動かすと痛みが走り、シャツを着たり脱いだりするだけでも顔をしかめてしまします。

ゴルフや他のスポーツで肩を使い過ぎて痛むものから、何もしなくても痛むこともしばしばです。原因がわからず悩んでいる方もかなり多いと思いますが、若い頃痛めた経験があると、その古傷が原因で五十肩などになることも多いようです。

まずは、肩のケアが必要かもしれません。まず最初は肩の痛みを治療する上で、肩の構造を理解しておくことは非常に大切です。単純に見えますが他の関節に比べて、肩は非常に複雑な構造をしています。肩甲骨(両肩の後ろにある大きな骨)は肋骨から浮いた位置にあるため、腕を自由に動かすことができます。

しかし、肩関節は腕を90度まで腕が上げられない構造になっており、それ以上に腕を挙げるためには、肩甲骨を60度程度傾けて腕を真上に挙げるようになっています。

腕を単純に上に挙げるだけでもこのような複雑な動きが伴う上に、鎖骨や腕の筋肉や複数の関節、靭帯・筋肉の腱(アキレス腱のように筋肉が骨に付着するために固い組織で出来ています)が複雑に連携して腕を動かします。

さらに、腕を上下に動かすだけではなく、これに腕をひねる動きも加わります。これらひとつでも障害を起こすと、痛くて肩を動かせないという症状になります。

このように非常に不安定な肩関節は複数の関節や、靭帯(不安定な肩関節と骨を結びつける役割を果たしています)・腱が縦横無尽に張り巡らせて構成されています。

そのため、痛みの原因がどの部分なのかがわからないとなかなか治療効果が出ないことになります。複雑な構造のため、人間の関節の中でもっとも脱臼しやすい関節ですが、逆にいうとそれだけ自由に動かせるということになります。

代表的な肩関節疾患

・五十肩(肩関節周囲炎)

肩の周囲に炎症が起きるために痛みが生じます。主に上腕骨(腕の骨)・鎖骨・肩甲骨がこすれるのを防ぐためにそれらの骨の間に軟骨・関節包・滑液等に炎症が起きている状態を指します。

「五十肩」というのは、俗称でなく正式な疾患名です。疾患名のように50才代に発症がピークを迎えますのでそう呼ばれています。しかし、実際の年齢層は幅広く、30~70代で男女差はほとんどありません。レントゲンやMRI画像診断検査でも異常を見つけることは困難です。

・石灰沈着性肩関節周囲炎

人間の体は、カルシウムによって、結晶が固まり「石灰化」というものが出来てしまいます。これは、レントゲン写真でも確認することができますが、その石灰化の部分と肩につながっている筋肉の末端である「腱」のかたまりと鎖骨がこすれるときに、炎症がおきて痛みが生じるのがこの疾患です。

この疾患の特徴は、非常に強い痛みが伴うのが特徴です。また、この疾患は40~50代の女性に多い特徴があります。

・肩腱板断裂

筋肉が骨に繋がるためには、「腱」という固い組織が必要です。そしてこれらの腱が重なって合板のように集まった集合体を「腱板」と呼んでいます。

この組織は筋肉と異なり柔軟性に乏しいため、腕を激しく挙げ下げを繰り返し行うと時によってこの腱が一部断裂することがあります。

ただし、アキレス腱のようにパチンと切れるのではなく、航空機の金属疲労のように少しずつささくれのように断裂が始まります。この断裂が痛みを生じることになるわけです。

年齢が高いほど発生頻度が高く(70才以上)、重い荷物を持つ仕事の方や喫煙者に多い傾向があります。これは、肉体労働者の喫煙率にも関係しているかもしれません。

また、多くはよく使われる利き腕に症状が出ることが多いようです。多くはMRI画像診断検査で確認することができます。これら、似たような症状が多いため、なかなか一般の方ではどの部分が痛いのかわからないと思います。

医師は、画像診断や目で確認したり、触ったり関節を動かして関節のどの部分が原因なのかを診断します。急性の炎症の場合、肩を冷やすことが痛みを和らげる良い方法です。痛みを発する物質を筋肉から追い出すためには、非常に有効です。

冷湿布は、最初は気持ちいいですが、すぐに効果がなくなるのでまめに張り替えなくてはなりません。その点、氷は0℃まで長い時間冷やせますので経済的です。1回15分ほど冷やすのが良いでしょう。それ以上は凍傷になることもあるので、注意してください。

毎日、お風呂に入る直前に行うと効果は高いです。冷やしているときは血管が収縮していますが、その直後にお風呂で体を温めると通常以上に血管が広がり、痛みを発する発痛物質を血液とともに流してくれるので、痛みと腫れの緩和に役立ちます。

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