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指が冷えて痛いレイノー・こんな人はなりやすいので意識して!

気温の低い所に居たり、冷たい物に触れていると、誰でも指先が冷えてじんじんとした痛みを感じるものです。もし、この感覚が極端に強いならば「レイノー現象」を引き起こしている可能性もあります。

レイノー現象は単なる冷え性とは異なり、悪化すると厄介なので放置するのは良くありません。中には病気が原因で起こっている場合もあるので、原因を見つけて対処したほうが良いでしょう。レイノーの特徴と注意点についてまとめてみました。

レイノー現象と単なる冷えの違い

冷たい物に触れるとその部分の血行が滞り、一時的に痛みやしびれを感じるのが普通です。これは単なる冷えで、温めると回復し、異常ではありません。レイノー現象は寒い時に繰り返し起こりやすく、冷えとは異なる特徴があります。

  • 手指の皮膚が蝋(ろう)のような蒼白色になり、10~15分くらいで皮膚の色が赤紫に変わる。
  • 痛みやしびれを伴う。
  • 手指の第2~5指に起こりやすい。
  • 耳、頬、鼻、唇に起こることもある。
  • 左右対称の手指にみられることもある。

手指の皮膚が蒼白になるのは小動脈の血流が滞るため、皮膚の色が赤紫になるのは静脈の血流が滞るためです。皮膚が赤紫になる状態を「チアノーゼ」と言いますが、これは血液中の酸素が欠乏するために起こります。

冷え性とは紛らわしいのですが、よく観察していると冷えとは違うと気付くはずです。寒いと手先がすぐ冷える人は、レイノー現象が起きていないか確認してみてください。

レイノー現象の原因となる病気

レイノー現象には、体に問題のない場合(原発性レイノー現象)と、何らかの病気が原因で起こっている場合(レイノー症候群)があります。「レイノー症候群」は、原発性レイノー現象よりも症状が強く、長期になると症状が悪化して皮膚の硬化や壊死が起こる可能性も少なくありません。

レイノー現象は原因となる病気の初期症状ということも多く、30歳以上の女性にみられる傾向があります。もしレイノー現象があれば、まず受診し原因を突き止めることが望ましいです。特に膠原病は、厚生労働省から難病に指定されており治療が欠かせないので、早目の対処が必要です。

  • 膠原病(全身性硬化症・全身性エリテマトーデス・混合性結合組織病・関節リウマチ)
  • 白血病
  • がん

原発性レイノー現象を起こしやすい人とは

原発性レイノー現象は「レイノー病」とも呼ばれますが、上記のような病気が原因ではありません。30歳以下の女性に多く、レイノー症候群より軽症なのが特徴です。原因は不明ですが、次に挙げる人に原発性レイノー現象が起こりやすくなっています。

  • 精神的ストレスの強い人
  • チェーンソーなど振動工具を扱う労働者、タイピスト
  • 虚弱体質の女性

病気が原因ではないと言っても、やはり放置するとレイノー現象が重症化してしまうので、原発性レイノー現象の起こりやすい人は、予防を心がけることが大切です。

レイノー現象の対処法

治療では、血管拡張薬やプロスタグランジン製剤を用いて末梢血管を拡張させます。しかしそれだけではなかなか良くならず、根本的なレイノー現象の治療法はありません。

ですから日頃からレイノー現象の予防を心がけることが第一となります。レイノー現象は気温の下がる秋冬に多発するので、体の末端が冷えやすい人、レイノー現象の出やすい人は、冷たい物への接触を避け、体を温かくして過ごしてください。

水仕事や冷たい外気は、手にとって強い寒冷刺激になってしまうので、お湯を使ったり手袋を着用して、手を冷やさないようにしましょう。冷たい物だけでなく、カフェインや喫煙も末端の血流を妨げるので控えてください。

規則正しい生活をして栄養を十分に摂ることと、疲労や精神的なストレスをなるべく避けることも欠かせません。レイノー現象は一度発症すると自然に治ることが難しく、再発しやすくなるので、特に女性は秋冬の冷えに注意してくださいね。

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