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背骨のゆがみに気付いて!親は子供の脊柱側彎症をどうケアする?

正常な背骨は後ろから見ると真っ直ぐに伸びていますが、さまざまな原因でゆがみやすく、特に子供には背骨がゆがむ「脊柱側彎(せきちゅうそくわん)症」が起こりやすいのです。

脊柱側彎症がひどくなると、体の不調を引き起こすようになってくるため、脊柱側彎症にならないよう気を付けなければなりません。気づきにくい背骨のゆがみを早く発見し改善していくには、家庭でどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

脊柱側彎症とは

脊柱側彎症とは、脊柱(背骨)が横にゆがんでしまう病気です。誰でも骨に多少のゆがみはあるもので、完璧に骨がまっすぐな人はいません。しかしゆがみやねじれが強くなれば、見た目にも体のゆがみが分かるようになり、脊柱側彎症と診断されます。

小中学生に多く、男子より女子に5倍多くみられます。子供の脊柱側弯症のほとんどは原因不明です。それ自体に痛みはありませんが、ゆがんだ背骨が神経や内臓を圧迫するようになれば、さまざまな不調が起こりやすくなってしまいます。

早期に発見してケアしてあげたいものですが、背骨のゆがみは意外と気づきにくいのです。放置したまま成長してから気付くこともあるのですが、きれいな姿勢で成長させてあげたいもの。子供のいる家庭では、保護者が背骨のゆがみをチェックしてあげると良いでしょう。

背骨のゆがみをチェックしよう

自分では自覚症状がなく、一緒に暮らしている家族ですら気づきにくい背骨のゆがみ。意識して定期的に背骨のゆがみをチェックしてください。

【前屈してチェック】
肩幅くらいに足を広げて立ち、体の前で両掌を合わせます。そのまま前屈し、左右の肩の高さが違っていないかチェックします。
【ウエストの位置をチェック】
脊柱がゆがむと、骨盤の位置も左右で変わります。スカートの丈が左右で違っていれば、脊柱と骨盤がゆがんでいるということになります。
【背中をチェック】
お風呂に入った時など、背中を見て左右の肩甲骨の高さがずれていないか確認してください。
【肩の高さをチェック】
真っ直ぐ立たせて、正面から左右の肩の高さが違っていないかチェックします。

普段近くで見ていても気付かなかったのに、改めて正面からチェックしたらゆがみが分かった、ということもあるのです。

こんな症状も脊柱側弯症が原因?

脊柱側弯症が原因で、次のような症状がみられる場合があります。

  • 落ち着きがない
  • じっとしているのが苦手
  • 疲れやすい
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 自律神経失調症

中には一見、背骨のゆがみに関係ないと思えるような症状もあります。これらの不調が気になる場合には、もしかしたら姿勢の悪さが原因になっていないか、確認してみることをおすすめします。

背骨のゆがみに気付いたら

もし背骨のゆがみに気付いたら、整形外科を受診しましょう。彎曲が軽度の場合は経過観察と、家庭でのケアで対処することができます。背骨の彎曲が重度の場合にはコルセットの装着、さらに重度の場合は手術も必要になります。彎曲が重度になるまでに気づいて、対処してあげたいものですね。家庭では次のケアをおすすめします。

なるべく体を動かし筋力をつける

運動をしたり、身体を動かす遊びをたくさんして、筋肉を鍛えていきましょう。筋力が弱くなると背骨を支える力が弱くなり、姿勢も悪くなりがちです。また筋力をつけておかないと、将来脊柱側弯症が進行する場合もあります。

規則正しい食生活で骨を丈夫に

子供の成長には規則正しい食生活が必要ですが、脊柱側弯症の場合は骨を丈夫にする栄養素が特に重要です。骨が弱くなると彎曲した骨の負担が大きくなりやすいので、意識して骨を丈夫にしましょう。カルシウムを含む乳製品・小魚・大豆製品・小松菜、ビタミンDを含む魚、きのこ類を献立に取り入れてください。

姿勢に気を付ける

子供の脊柱側弯症には、日頃の姿勢の悪さも影響します。次の姿勢は続けると背骨がゆがみやすくなるので、やめさせましょう。

  • 机にひじをつく
  • 同じ側で重い荷物を持つ
  • うつ伏せ・肩肘をついて寝転がる

精神的ストレスも原因に

また、子供の姿勢の悪さに、精神的ストレスが影響することも否定できません。子供も大人も嫌なことがあると背中が丸くなったり、体がギュッと縮こまったりすることがありますよね。もし精神的ストレスを感じる状態が長く続くと、姿勢の悪さが固定してしまい、背骨が彎曲しやすくなってしまいます。

保護者は子供がストレスを抱えていないか、日頃から様子を見てあげることも必要です。また脊柱彎曲症になってからも、姿勢の悪さがコンプレックスになる子供もいます。なるべく気持ちをのびのびとさせてあげることが、姿勢の良さにもつながっていくでしょう。

軽いゆがみは大らかにケアを

軽い背骨のゆがみは、神経質に心配する必要がありません。子供にのびのびとした生活をさせることで改善を試みましょう。生活全体を見直し、規則正しい生活習慣で、正しい姿勢を習慣づけることも大切ですね。

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