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あなたの周りの「独り言」、精神病かそうでないかの境目は?

はたから見れば、何事かと思ってしまいそうな「独り言」。一説には精神を安定させるための必要行動だとも言われており、創造性などを高めるため独り言を口にするのは、決して悪いことではありません。

しかし中には統合失調症などの症状から表れる「危険な独り言」が存在します。あなたの周りの独り言がそれに当てはまったら、心療内科の受診を勧めてあげるべきかもしれません。

独り言を言ってしまう理由とは?

独言心理(ヒトリゴトノシンリ)

独り言を口にする人の多くは不安や緊張感を抱いており、その気持ちを中和させるために、独り言を言うのだと言われています。目の前で起こった出来事を言葉にして自分に聴かせる事でショックを和らげ、精神的に落ち着こうとしている状態。

独り言が多い人は、自分の発する言葉を聞いて、精神の安定を保っているのだと言われています。独り言を言う心理とは、無意識に自分の頭の中の言葉が口から漏れている状態。

特に、人は感情が昂ぶった時に独り言を言うことが多いもの。男女ともに共通であり、鼻歌や歌のフレーズを口にするのも同じ心理です。

独言健康(ヒトリゴトトケンコウ)

独り言を言うのは、意外にも健康維持に役立つことが分かっています。ドイツで行われた研究によると、独り言は緊張をほぐし、心身を健康にする働きがあるのだそうです。

テレビを見ながらあれこれ口に出す、飼い犬や猫に話しかけるなどの行動は、ある意味ストレスの発散になり、緊張や不安を取り除く効果があると言われています。考え事をする時には、独り言を言いながら行うと効率がアップします。

意外にも独り言には新しいアイデアが浮かびやすくなる効果があり、創造性・発想力を高める働きがあります。誤解を招かないように、1人で考え事をする際にお勧めの方法です。

言っていたら危険な独り言とは?

①誰も居ないのに、虚空や壁に向かって話している
②なんの理由もなく笑う
③「殺すぞ」などの攻撃的な独り言
④かなり長い時間独り言を言っている

①・②虚空に向かって話しかける、笑いかける

まるで幽霊がそこにいるかのように、誰もいない場所に向かって話しかける、笑いかけているなどの独り言は、危険な症状です。統合失調症や認知症などによく見られる症状とされ、専門的な治療が必要になります。

独り言の内容が意味不明であったり、人の目があるにも拘らず独り言を言っている方も危険信号。人目をはばかってこっそり言っている場合は、セルフコントロールの意味合いが強いため、そこまで問題はないようです。

③殺すぞ、死ね、等の言葉を口にしている

独り言が攻撃的な人の場合、感情がストレスに冒されていると言っていいでしょう。精神を病んでおり、鬱病・統合失調症・自律神経失調症の可能性が疑われます。実際に暴力をふるう事もありますので、症状が悪化しないうちに、心療内科や精神科でカウンセリングを受ける必要があります。

④長い間、独り言を言っている

かなり長い間独り言を言っている場合、明らかに統合失調症の症状だと推測できます。統合失調症になると、独り言はごく当たり前に口にするようになります。すでに受診されている方はともかく、独り言を口にする人の中には、自分が病気だと露ほども思っていない方も多く存在します。

そういった方に治療を受けるよう勧めても、大概は反対し、決して認めようとはしません。「病院へ」と直接伝えるのではなく、「健康診断に一緒に行ってみない」等のアプローチから入ると良いでしょう。

独り言を言ってしまう癖は治せる!

軽いスポーツでストレスの発散を

独り言が精神の安定に役立つとはいえ、やはり他人に見られたり聴かれたりして良い思いはしないでしょう。独り言の原因となるストレスをうまく発散させることで、独り言は自然に少なくなっていきます。

十分な睡眠、休養、軽いスポーツなどで汗を流し、精神のバランスを整える事を意識しましょう。特に有酸素運動はストレス発散に効果的で、日々の健康維持にも役立ちます。歌を歌うことで、独り言を言う頻度を抑えることもできます。

周囲に迷惑がかからない場所で思いっきり歌ってみる、大声を出すなどすると気分がスッキリしますので、月並みながら効果は折り紙付きです。

独り言は周囲に迷惑をかけるおそれも

世間一般には、やはり独り言を口にするというのは、お世辞にも良い顔はされないというのが現実です。中には迷惑、と感じてしまう方もいることを、忘れないようにしましょう。社会で生活する上で、支障が出るおそれもある問題だという事を理解・意識し、行動を選択する必要がありそうです。

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