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結婚前に確認したい予防接種!風疹ワクチンが必須な理由とは

もう直ぐ結婚を予定されている貴女には「おめでとうございます」を。また、結婚の予定はありませんが、いつかは…と思っている貴女には「がんばって!」と言わせていただきます。結婚は長い人生の中でも最大級のイベントであり、人生のターニングポイントとも言って良いでしょう。

結婚が決まると、ウキウキしたりドキドキしたりと心も弾みますが、実際にはそんなにのんびりすることはできないようです。結婚式場の予約や手配、新居の準備、家具や電化用品の購入などやることが一杯で、てんやわんやの状態になるのが一般的だと思います。このように結婚前は何かと忙しいようですが、最近では健康面での準備もあるようなのです。

結婚前の健康診断「ブライダルチェック」を知っていますか?

ブライダルチェックという言葉を知っていますか?ブライダルチェックとは一種の健康診断で、主に婦人科系の検診が目的となっています。結婚を前に将来の妊娠出産を踏まえて、婦人科系疾患の有無を検査しようとするものです。

ブライダルチェックは「子宮、卵巣の検査」「乳がんの検査」「性感染症検査」などを中心に行い、将来の妊娠に問題がないかを検査するのです。ブライダルチェックは主に結婚の3ヶ月前までに行うことが一般的であり、治療が必要な場合は結婚までに行うことが可能になります。

この検査は、結婚の条件として女性側が受ける検査ではなく、結婚を機会に自主的に婦人科系検診を受けることが多いようです。たしかに、結婚前の女性は会社などの健康診断を受けることは多いのですが、なかなか婦人科検診を受けることはなく、良いきっかけにもなると思います。

結婚前に男女共にブライダルチェックを受けるケースが増えてきた

このようなブライダルチェックは、主に女性が将来のために自主的に受診するものでしたが、最近では結婚前に男女ともにブライダルチェックを受けるケースが増えているようです。

これはお互いの健康状態を明らかにすることで、将来の問題を認識することが目的と言えます。また、一部のウイルス感染症では、その感染の事実を当人が認識していないケースもあり、検診を受けることで初めて判明することもあります。

肝炎ウイルスなどによる感染症

結婚後に「パートナーから自分が肝炎ウイルスのキャリアである」ことを知らされるケースがあります。これは、キャリアであるパートナーが言い辛くて隠していたケースや、本人が「自分がキャリアである」と知らなかったケースがあります。

故意に隠していたケースは問題外ですが、自分の感染に気が付いていない場合は、そこで知ることになるのです。また、感染の事実を知ることでパートナーへの感染を予防することができることも、重要な効果と言えます。

不妊の原因となる疾患

子宮や卵巣の疾患など、不妊の原因になる病気の有無が確認できます。また男性は精子検査など、将来の妊娠に影響がないかを検査する「男性不妊検査」を受けることが一般的なようです。また、性感染症も妊娠の影響が高いため、「HIV検査」「梅毒検査」「ヘルペス検査」などをセットで行うことが重要です。

病気の履歴や予防接種の履歴を確認することが大切

結婚前のブライダルチェックも必要ですが、それ以外にも過去の病歴や予防接種について知ることは、特に重要と言えます。確かに現状で完治していれば問題ありませんが、中にはガンのように加齢によって再発のリスクがある病気もあります。

お互いパートナーの病歴は十分に把握しておきたいですね。また、予防接種の履歴は必ず確認することをオススメします。昔と違って最近の予防接種は任意となっているケースが多く、全員が全ての予防接種を行ってはいません。パートナーが何の予防接種を受けているかをお互いに理解して、必要であれば結婚前までに接種することが肝心です。

確認が必要な予防接種とは

予防接種にも色々とありますが、確認したい予防接種の種類は以下の通りです。結婚前にお互いに確認しましょう。

■麻疹
麻疹ウイルスによる感染症。感染力が強力で、重い合併症を引き起こす可能性があります。子供に多い感染症と思われていますが、抗体のない大人がかかると重症化しやすく、危険と言えます。
■水ぼうそう
ヘルペスウイルスの仲間である「水痘・帯状疱疹ウイルス」の感染症で、身体に水ぶくれ状の発疹ができます。
■おたふく風邪
ムンプスウイルスによる感染症。発熱と同時に首の下のリンパが腫れることから「おたふく」とネーミングされています。特徴として高熱を発することが多く、食欲も低下することが多いようです。大人の男性がおたふく風邪にかかると睾丸炎を発症しやすく、男性の不妊原因になる可能性があります。
■風疹
風疹ウイルスによる感染症。妊娠初期において胎児の障害を誘発する可能性があります。

これらが代表的な予防接種の種類です。これらの予防接種を行っているのかが重要ですが、麻疹のように一回の接種では効果が疑わしいものもあります。医療機関で相談して必要であれば、再度予防接種を受けることが必要になります。

この中で近年特に問題となっているのが風疹であり、結婚前における風疹対策はブライダルチェックにおいても重要な項目となっているのです。

風疹(三日ばしか)とは

近年、風疹が毎年のように流行しています。風疹とは風疹ウイルスに感染することで発症する感染症です。風疹ウイルスに感染後、2週間程度の潜伏期間があり、様々な症状が表れてきます。代表的な症状を紹介しましょう。

  • 急な38℃程度の発熱が見られます。
  • 目が充血して結膜炎のようになります。
  • 首の裏側のリンパが腫れて触ると痛みを感じます。
  • 細かい発疹が身体全体にできます。

大抵は症状が表れてから3~5日で症状も治まりますが、稀に合併症を引き起こし重症化するケースもあります。風疹はそれほど恐ろしい病気ではありませんが、妊娠初期に感染した場合では話は違ってくるのです。

結婚前には風疹対策を行う

実は妊娠初期に風疹に感染すると、胎児に様々な影響があることが判明しており、妊婦にとって風疹の予防は、最も重要な事項になります。特に妊娠初期(20週頃まで)、妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児に白内障や難聴、心臓疾患がでる可能性があり、これを先天性風疹症候群と呼んでいます。

先天性風疹症候群を予防するためには、風疹ウイルスの抗体を持つことが有効であり、風疹の予防接種を事前に受けることが鍵となります。ぜひ結婚前のブライダルチェックで、風疹の予防接種の確認をされることをオススメします。

風疹の予防接種の有無を覚えていない人も、抗体の検査よりも予防接種の方が安価なので、心配な人は接種を受けた方が良いでしょう。

女性よりも男性が気をつける風疹対策

実は風疹対策は、女性よりも男性が気を付けなくてはいけないもので、実は最近の風疹患者の多くが男性となっています。風疹は飛沫感染による感染が主で、会社や通勤電車などの人混みでうつされることが多いのです。

また風疹の予防接種が任意になった時代(平成7年)に中学生だった人の中には、風疹の予防接種を行っていない人が大勢いるようです。風疹は男性が外で感染して自宅に持ち帰り、パートナーである女性にうつしてしまうケースが多いのです。

感染してからでは遅いので、男性も結婚前には必ず風疹の予防接種を確認して、疑わしい場合は受けるようにしましょう。

結婚前には必ずお互いの予防接種を確認しよう

このように予防接種の有無が将来、大きなトラブルを呼び込むこともあるのです。「自分のことを信じていないの?」などの思いもあるかも知れませんが、結婚時のマナーと考えて、お互いに協力して確認しましょう。

確認方法は、お互いの親が持っている母子手帳を確認する事も重要ですが、ない場合は両親に尋ねてみるのも良いでしょう。その上ではっきりしない場合や、心配な場合は病院で抗体検査を受けるか、予防接種を受けることをオススメします。将来、後悔しないために必要なことなのですから。

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