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関節リウマチと思ったら…似た症状の病気は他にもあった!

関節リウマチになると、関節に痛みが出たり腫れてしまったりといった症状が現れます。ただこれらの症状は、別に関節リウマチだけに現れる症状というわけではありません。関節リウマチ以外にも似たような症状の病気はあります。

関節リウマチかもしれないと病院を受診しても、そうではなかったということもあるのです。診断には血液検査やX線検査などが行われます。では、関節リウマチと似たような症状が現れる病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

関節リウマチ以外の膠原病

膠原病とは、外から侵入してきた細菌やウイルスと闘うための免疫システムが、誤作動してしまうことによって起こります。自分の体を守ってくれるはずの免疫システムが、何らかのミスにより自分自身を攻撃してしまう病気のことです。関節リウマチも膠原病のひとつに含まれます。そのため他の膠原病との共通点も多く、診断がまぎらわしくなってしまうのです。

関節リウマチと似た症状の現れる膠原病には、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、ベーチェット病などがあります。血液検査などの検査を詳しく行うことで、これらの病気と区別することができるようになります。

変形性関節症

関節に痛みや腫れが出た場合、一番可能性が高いのは変形性関節症です。手の指や膝の関節に痛みが出て、病院を受診するということが多くなります。原因には加齢や肥満などがあります。手の指の関節が痛くなる、腫れるといった症状が出てしまうと、関節リウマチなのではないかと不安になってしまうかもしれません。

しかし痛みの出方によって見分けることもできます。変形性関節症では、痛みは指の第一関節(一番外側の関節)に出ることが多くなります。これをヘバーデン結節と言います。それに対して関節リウマチでは、第一関節に症状が出ることはほとんどありません。

関節リウマチの場合には、第二関節や指の付け根の関節に痛みや腫れ、こわばりといった症状が出やすいのです。このような症状から、関節リウマチなのかどうかはだいたい見分けがつきます。ただ変形性関節症でも第二関節や親指の付け根に痛みが出ることもあります。

また高齢者では関節リウマチと変形性関節症の両方に、同時になってしまうこともあります。症状だけではどちらなのかはっきりしない場合にも、血液検査やX線検査をすればだいたいの区別はできます。ただし、初期のために検査値に現れなかったり、その後に発症してしまうということもあるため、定期的に検査をしていったほうがよい場合もあります。

痛風や偽痛風

痛風は30~50代の男性に多い病気です。この年齢の男性で、特に足の親指に痛みや腫れが出るようならまず痛風が疑われます。偽痛風は特に高齢者に多く、ピロリン酸カルシウムが関節に溜まって痛風と似たような症状が現れます。X線検査で関節リウマチなのかどうかを区別することができます。

骨粗鬆症

閉経後の50歳前後の女性に多い病気で、手指のこわばりや関節痛などが出ます。年齢的にも症状としても関節リウマチと似ています。血液検査の結果などから関節リウマチとの区別はつくものの、初期の関節リウマチとは症状、血液検査の結果とも似ているため、その後しばらくは様子をみていくことも必要になります。

その他、ウイルスや細菌に感染した後にも関節痛が出てしまうことがあります。長い場合には数ヶ月間も症状が続くことがあり、関節リウマチでないことをはっきりさせるためにも、長期に渡って様子をみていく必要があります。

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