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関節リウマチの原因は遺伝?なりやすい人の特徴とは

関節リウマチは、自分自身を守るはずの免疫システムに何らかの異常が起こり、間違えて自分自身を攻撃してしまう病気です。関節に炎症が起こって、腫れや痛みが出てしまいます。特に30~50代の女性に多い病気ですが、もっと若い年代や高齢になってから、また男性でも発症することがあります。

発症した場合には少しでも早く治療を受けることが大切です。治療が遅れるにつれ、関節は少しずつ壊れていってしまうのです。では、関節リウマチになりやすい人とはどんな人なのでしょうか。日常生活で気をつけておくべきことなどはあるのでしょうか。

関節リウマチは遺伝するの?

関節リウマチは遺伝してしまうと心配されている方もいるかもしれません。関節リウマチの発症に遺伝子が関係していることは確かです。しかしだからといって、親から子へと単純に病気が遺伝していくというわけではありません。

ですから自分が関節リウマチだから、子供もいつかなってしまうのではないかとか、子供がなってしまったのは自分のせいなのではないか、などと悩んだりしないでください。最近の研究で、関節リウマチになってしまった人のうちの一部では、ある特定の遺伝子が関わっているのではないかということが分かってきました。

その遺伝子が、関節リウマチを発症させる何らかの引き金になっているということはあるかもしれません。ただし、その遺伝子を受け継いだからといって、必ず発症してしまうというわけではありません。その他に周りの環境などの影響もあって、ある時突然に発症してしまうのです。

どんな環境が発症に関係するの?

とはいっても、「こんな環境がよくない」とはっきり言えるわけではありません。関節リウマチの発症に関係しているとされる環境的要因は、いろいろあるのです。それらが複雑に関係しあって正常な遺伝子を傷つけたり、リウマチになりやすい遺伝子が働くきっかけを与えてしまっていると思われます。

関節リウマチを発症してしまう原因については、分かっていないことが多いのです。発症に関係していると考えられる環境的要因は、紫外線、化学物質、喫煙、過労、寒さなどの気候、妊娠や出産、ウイルスや細菌への感染などいろいろです。

そして、これは絶対によくないので気をつけたほうがよいと言えるものは何もありません。互いに何らかの影響を与え合って、結果的に関節リウマチを発症してしまうのではないかと言うことしかできないのです。

妊娠中は症状が軽くなることもあり

一般的に、妊娠中は関節リウマチの症状が軽くなることが多いようです。7~8割の方が軽くなっているとされますが、逆に悪化してしまう方もいます。妊娠中に症状が軽くなる理由として、妊娠中は免疫機能が抑えられているからだと考えられます。

妊娠中はおなかに赤ちゃんがいます。その赤ちゃんを異物としてみてしまわないように、免疫機能が抑えられているのです。ただし、妊娠で必要以上に体重が増えてしまうと関節への負担も大きくなりますから、体重を増やし過ぎないように注意しましょう。

また普段から行っていた運動は、妊娠中も続けておくようにしましょう。出産後は、妊娠中に抑えられていた免疫機能が解除されてしまいます。すると自己免疫反応が急に高まってしまい、関節リウマチの症状が悪化してしまうことも多くなります。

また産後は慣れない育児で肉体的にも精神的にもストレスが多くなります。睡眠時間も減ってしまうでしょう。症状が悪化して、思うように育児や家事ができない時には、がんばり過ぎないことも大切です。

関節を保護するための補助具を使ったり、自分で全てをやろうとしないで人に手伝ってもらうようにし、無理をし過ぎないようにしてください。

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