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小児でも発症する不眠の原因!むずむず脚症候群とは?

就寝しようとすると、何故か脚に不快な感覚が起きてくる。起き上がり歩き回ってみると、治ってしまう。でもまた、就寝しようとすると不快な感覚が蘇ってくる。

あるいは、ゆったりと落ち着いて椅子に座っていたり、横になっていたりすると脚に不快な感覚が現れ、思わず動かしたくなってしまう。動かすものの、止めてしまうとまた不快な感覚に襲われる為に、止められなくなってしまう。

不快な感覚は人それぞれですが、いずれも皮膚の表面ではなく、皮膚の中に感じるようです。貴方は、このような不快な感覚に襲われた事はありませんか?

実は子供にも

この症状は「むずむず脚症候群」という、立派な病気なのですが、気を付けなければいけないのは、子供でもこの症状を訴える事があるということです。

大人でもうまく説明ができないこの症状なのですが、子供はさらにうまく説明ができないために理解されず、「落ち着きがない」などと誤解されてしまう事が多いのです。今ですと、注意欠陥多動性障害と診断されかねません。

この病気の原因は脚ではなく、神経にあります。発症も、小児期からみられ、特に中年期の女性に多くみられる事が分かっています。

症状の不思議

この脚の不快感は、脚を動かしていると落ち着きます。ですから、脚を動かしていたい衝動に駆られてしまい、就寝が思うようにできなくなり「不眠」状態に陥ってしまう事が多くあるのです。そのため、「不眠症」の原因の一つとされています。

日中も同じ症状が出るかと言うと、不思議な事に、仕事や趣味などに熱中しているときは、全く症状が出てこない様なのです。

遺伝性も?

家系内で同じ症状を訴える人が多い事も分かってきています。遺伝性があるのではないか?と疑われていますので、家系に「むずむず脚症候群」を発症している人がいるのなら、子供の様子に気を配る事も必要になってくるかと思います。

女性は、特に妊娠中にこの症状を訴える人が多くいます。大抵の場合は、出産後自然と消滅するのですが、中には残ってしまう人もいますので、軽く考えない方が良いかもしれません。

この症状の原因ですが、全て解明されているわけではありません。鉄分の欠乏や服用している薬の副作用など、また他の病気が原因で発症してくる事もあると分かっているのですが、殆どは原因不明なのです。

残念ながら、この病気の知名度は今ひとつ低いため、病院へ行っても正確な診断が受けられない事が多くあるようです。脚に症状があるため、整形外科にかかる人が多いのも正確な診断を受けられない一つの理由かもしれません。

この病気は、神経内科や神経科を受診するのが正解なのです。この症状を訴える人は、心臓血管の疾患リスクが上がることも報告されていますので、軽く考えてはいけないようです。

脚の不快感が思わぬ病気を教えてくれているのかもしれません。「たいした事は無い」などと決して思わず、信頼のおける病院でキチンと診断を受ける事が本当に重要だと思います。

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