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逆流性食道炎の人は胃に負担をかけないよう左を下向きに寝るべし

朝起きたとき、胸焼けがするような感じがありませんか?逆流性食道炎の人は、寝ている間に胃酸が食道へ逆流してしまいがちです。どうすれば防げるのでしょうか。

寝ている間に胃酸が逆流するメカニズム

逆流性食道炎は、食道と胃の間にある門がきちんと閉まりきれずに胃酸が逆流を起こして食道の粘膜を傷つけてしまう病気です。

正常な胃の入り口には「噴門(ふんもん)」と呼ばれる気管があり、食べ物を飲み込むとき以外にはしっかりと口を閉じているのですが、この口が閉じ切れなくなったことで、横たわった姿勢の時に、胃酸が食道へ向かって流れ出てしまうのです。

胸焼けだけでなく胸部の痛みを訴える人もいて、悪化すると、食道の粘膜が胃の粘膜のように変化してしまうバレット食道という違う病気を引き起こすこともありますから注意が必要です。

寝る前に食事をした場合には、胃は休まずに消化運動をしていますから、余計逆流が起きやすい状況を作ってしまうことにもなります。

寝ている間の逆流を防ぐポイント3つ

1:食後2~3時間は横にならない

時間的な余裕があれば、食後2~3時間は横にならず、胃の中の食べ物が腸へ下りるのを待ちましょう。

できれば、食べる量も腹八分くらいで抑えめにしたり、脂っこいものを控えて消化の良い内容にすると効果的です。

2:肩先あたりから高めにして寝る

ふつうに寝ようとするなら、布団に横たわって頭の下に枕を当てるくらいで良いのですが、逆流性がある人は、肩先あたりから高めにして寝ることをおすすめします。座布団を一枚敷いて、その上に枕を置くなどすると、胃より喉が下がるのを防げます。

枕の高さも、布団から15センチほどの高めが良いとされています。枕が低いとどうしても食道の位置が下がってしまうため、胃酸が上に流れやすくなってしまうのです。

3:左を下にして寝る

これが今回一番大事なポイントになります。

普段言われる寝姿勢は「右を下にする方が良い」というものですが、逆流性を持っているならこれが逆になります。

胃と食道のつなぎめの方向が右から左に向かっているので、右を下にすると食道の方が自然と下がりがちになり、逆流しやすくなります。これを防ぐためには左を下にする必要があるのです。

そして、胃は袋の形をしており、左側の方がふっくらと大きくふくらんでいるので、左を下にして横になれば、そこに胃酸を留めることができるのです。

逆流性食道炎を起こす人は胃酸過多である場合もあって、寝ている間に過剰に胃酸が分泌されると症状はひどくなりますから、意識して上がって来る胃酸の量を抑えましょう。

一般的な「右が下」というのを信じて続けていると、逆に症状が悪化する可能性がありますから、もし右を下にして寝る習慣があったら、意識してすぐに変えましょう。

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