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のどに違和感を覚えたら!風邪と間違えやすい逆流性食道炎の症状

のどの違和感や痛み、咳といった症状で真っ先に考えるのは何ですか?きっとほとんどの人が「風邪をひいたかな?」と思うはずです。

しかし!もしかしたらその症状、風邪などの呼吸器の疾患ではなく、逆流性食道炎という消化器の疾患が原因なのかもしれません。

逆流性食道炎が影響するのどの症状を、風邪との違いにスポットを当てながら考えてみましょう。

胃の病気がなぜのどまで?

逆流性食道炎は、胃の内容物や胃酸などが食道のほうへ逆流してしまう病気。本来胃の内容物や胃酸などは、食道と胃の境目である下部食道括約筋できっちりガードされ、食道のほうへ逆流するというようなことはおこりません。

しかし、加齢による筋肉の衰え、暴飲暴食などの食習慣によって、下部食道括約筋の力が弱くなり、胃酸の逆流を引き起こしてしまうのです。

胃酸はとても強い力を持つ消化液です。そのため、胃以外の場所にもれてしまうと炎症をおこしてしまいます。強い胸焼け、チリチリとした胸の痛み、苦くて酸っぱいものが口の中まであがってくる呑酸、胃痛などが逆流性食道炎の主な症状です。

それ以外にものどの異物感、のどのつかえ、咳など、のどに関する症状も現れます。

しかし「のど」というと一般的には食道の横を通る気管を指しますが、胃と食道の炎症がなぜのどにまで及ぶのでしょうか。

それは、口の近くまで胃酸が逆流する際に、食道のすぐ横を通る気管に何らかの原因で入り込んでしまい、のどや気管にも影響を及ぼすことになるからです。前述のとおり胃酸はとても強い消化液であるため、のどがヒリヒリしたり、むせたり、咳が強く出たりします。

風邪と逆流性食道炎の症状の違い

のどの違和感や痛みを感じて、一番最初に疑うのは風邪でしょう。風邪薬を飲んだり、のど飴をなめていれば治るだろうと、病院で診察を受けない人も多いはずです。のどの症状から逆流性食道炎を疑うのは難しいはずです。実は医者もなかなか気づけないといいます。

例えば、医療機関で患者さんがのどの不調だけを訴えたのなら、医者も風邪やインフルエンザなどを真っ先に考えます。患者の多くはのどの痛みと胃の不調とは関係がないものと判断し、医者に報告しないことが多いそうです。

のどの痛みや咳を代表的な症状とする疾患が多いため、医者も逆流性食道炎をすぐに疑うことができないと言います。

大切なのは、のどの不調以外に他の症状はないかを見極めることです。数日、数週間前からの自身の体の状態をよく思い出しましょう。

のどの違和感だけでなく、のどの奥のほうがヒリヒリと痛む感じはないか、胸の辺りがチリチリと焼けるような感じはないか、逆流性食道炎が引き起こす他の症状に当てはまるものはないかを思い起こします。

特に長く続く咳の場合、咳から消化器の異変に気づくことは難しいのですが、風邪などの場合は比較的すぐに治まります。数週間から数ヶ月と咳が長引いている場合は、逆流性食道炎を疑うこともできます。

「もしかしたら」と思った方は、すぐに消化器科のある病院で診察を受けるようにしましょう。

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