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結腸直腸がんの原因に口腔内細菌が関連!

お口の中を清潔にしていますか?

お口の中の衛生管理について、最近はかなり研究もあり、口中衛生が健康の鍵を握っているとも言われる程です。確かに口中には沢山の菌がいます。また、そのお陰で口中の乾燥を防ぐことができ、悪臭を消してくれているのです。

口臭が酷い人は口中が乾燥しているか、胃が悪いか、または唾液が出ない難病にかかっているかです。しかし、今回は口中に普通にいる菌の感染で結腸直腸癌になる可能性が示唆されました。

結腸直腸癌患者さんの腸を調べると、大量の口中菌の一種が見つかったのです。口中菌の名前はフソバクテリアムとよばれています。この菌による感染のせいでは無いかと言われている病気は、結腸直腸癌だけでなく、クローン病も言われています。

大腸癌、クローン病、結腸直腸癌について。

皆さんは大腸癌、クローン病、結腸直腸癌についてどこまで知っていらっしゃいますか?少しこれらの病気についてご説明します。

まず、クローン病です。この病気は名前からはどこの病気かわからないと思います。それもそのはずでクローンさんという医師が最初に見つけた病気だからです。この病気の特徴は口腔から大腸にいたるまでの全ての消化器官のあちこちに肉腫ができる病気で原因がはっきりされていないので日本では特定疾患扱いとなっています。

一番できる場所がある程度、決まっているのと10代~30代の方という若い方が発症するのが特徴です。ただ、喫煙している人や受動喫煙を止むを得ない方の発症率がかなり高いということがわかっています。肉腫はひどくなると消化器官だけではなく皮膚にまでできる場合もあります。

また腸にできた肉腫が変化して直腸癌になる可能性も高いです。お腹の痛み、酷い下痢を伴います。そのため、痩せてしまいますし食べ物の制限もあります。油物は避けなければなりません。外科的処置はかなり酷い状態になったときにしますが大抵はクスリとステロイドの大量点滴による腸内の炎症を抑えることが目的となります。

油物を摂取しないことで腸の肉腫の状態の悪化を少しでも遅らせることができます。とは言え、最終的には腸内の癌を発症されることも少なくありません。寿命が短くなるとの報告はありませんが病気と一生を共にしなければなりません。

結腸直腸癌はその名のとおり結腸と直腸に癌が発生する病気です。同時に二つの部分にできた場合、この病名を使うでししょう。こちらは大腸癌です。

大腸癌とは直腸、結腸、肛門にできる癌のことです。症状としては血便が出ます。便は細く、お腹が張った感じがする、下痢と便秘を繰り返す、残便感(便が残っているような感じ)、下血があります。特に便に血が混じっている場合、気をつけて欲しいです。

よく検査でも痔による下血がみられることがありますが、その痔も癌化してしまい大腸癌になる可能性は高いです。また大腸癌には家系もあります。直系家系の方に大腸癌を経験されている方がいれば、ご自身も気をつけたほうが良いのは必然です。

また早期発見できれば摘出手術で予後がよくなることが多いのも特徴です。死亡率よりも羅病率の方が2倍も高いということからも早期発見で死亡率が低くなっているということが確認できます。

しかし癌ができた部位によって、予後が異なってくるのも確かです。手術が難しい場所の場合は抗がん剤などの治療で治療していきます。それで根治するケースもあります。また、再発しても同じように早期発見であれば根治させることができます。とにかく早期発見が大事です。

これは大腸癌から他の臓器に癌が転移するケースも多いからです。肝臓、肺に転移することが多いです。食生活では酒の摂取、ハム、ベーコン、ソーセージなどの食事が多い場合はかなりリスクが高まることも覚えておいて下さい。特に結腸癌になりやすいとされるのは肥満、体重が多すぎる場合はリスクがかなり高まります。

口中バクテリアとの関係は結局のところ確実なのでしょうか?

前述しました口中のフソバクテリアムとの関係ですが今のところ確実というにはもっと研究が必要であることは言われています。しかし沢山の試験結果から考えてももこのバクテリアと何らかの関係があることは確かでしょう。

近いうちに特定できればこのバクテリアとの発症メカニズムがわかればバクテリアを逆に利用して治療を考えることも可能となります。患者さんにおいては頑張って頂きたいのと、少しでも研究が進んで辛い治療がもっと楽な治療になるようにしてあげて欲しいです。

読者の皆さんでまだきちんと検査を受けていない方は必ず内視鏡検査を受けるようにして下さい。そして口中に関しても帰宅時の手洗い、うがい、食後の歯磨きなど、基本的に清潔にすることには徹底するようにして下さい。このお陰で他の病気を予防することに繫がるのです。今から始めましょう!

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