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いったいどこからやってきた?ピロリ菌の感染経路を知って予防する方法

強い酸性の中でもへっちゃら

かつては、酸性の強い胃の中では細菌は住めないと言われていましたが、1982年、オーストラリアの医師が、初めて人間の胃粘膜に住み着く細菌を発見しました。その名はヘリコバクター・ピロリ、通称ピロリ菌です。

体はらせん型をしていて、名前の通り細長いしっぽが何本かあり、これをクルクルと回しながら動き回ります。しかもこのピロリ菌は、強い酸性にやられないバリアを体の外に張って、胃粘膜を保護している粘液層に住み着いて悪さをしでかします。

しかも素早い動きで、100mに換算すると6秒という、とてつもない速さで移動します。これはチーターが100mを全力疾走するくらいのスピードです。

このピロリ菌、いったいどこからやってきて、どうやって感染するのでしょうか。

ピロリ菌はどこからやってくる?

日本でも戦後はほとんどの人がピロリ菌に感染していたそうです。年々と感染率は減ってきてはいますが、それでもゼロにはなりません。多くの人が知らない間に感染してしまうのです。

ピロリ菌の感染経路はまだハッキリとわかっていませんが、汚れた水や土の中からはピロリ菌が見つかっています。ただ間違いなく言えるのは、口から取り込むことで感染するということです。しかも5歳以下の子どもたちが、特にピロリ菌に感染しやすいと言われています。

予防するにはどうしたら良い?

まず、1番考えられる人から人への感染を予防します。赤ちゃんや子どもたちに、口移しで食べ物をあげたりするのはやめましょう。よくおじいちゃんやおばあちゃんが、孫たちに口移しで食べ物をあげたり、キスしたりしていますが、こういったことは注意が必要です。

またピロリ菌は、自然界ではサル、ネコやイヌなどの動物の胃の中で繁殖していくと言われているので、ペットとのキスもいけません。衛生状態の良くない生水を飲むのも注意が必要です。井戸水などは75℃で1分以上加熱すると良いそうです。

ピロリ菌の予防に効果のある食べ物は、ヨーグルトや梅干し、日本茶、ココア、またブロッコリーやカリフラワーなどの、あぶら菜科の野菜が良く、感染してしまった人にも効果があるので、積極的に摂りましょう。実際、ピロリ菌に感染している人に聞くと、ヨーグルトやブロッコリーは嫌いと言う人が多いです。

1度感染するとずっと居座り続ける

ピロリ菌は1度感染すると、除菌しない限りいなくなりません。また胃がんや胃潰瘍の原因の1つにもなります。小さい子どもさんがいる家庭では、毎日の食事や水には注意して、ピロリ菌の感染を予防していきましょう。

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