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思春期に入るまでに必要な適度なストレスを乗り越える体験とは

思春期になると、肉体的には大人の体になっていくという変化、精神的には自我が芽生え、社会も広がり、親との関係、友達との関係、将来のことなど、さまざまな葛藤が起こります。その葛藤に向き合う力、更に、乗り越える力は、子ども時代に作られます。もちろん、その力を作るには、大人のサポートが必要です。それは、どんなサポートなのでしょうか。

ストレスを乗り越える体験が、その子を強くする

葛藤とは思春期に限らず、何か壁にぶつかった時に起こるものです。壁にぶつかるとは、前に進んだからこそぶつかるものです。前進しない限り起こりえないものです。そして、ぶつかる壁とは、人にとってストレスでもあります。

壁とぶつかることは、思春期になって初めて起こるものではありません。子どもの時にも壁は訪れてきます。小さな時から、何度も壁というストレスを乗り越えてきた子どもは、思春期に体験する葛藤を嫌がらないそうです。

葛藤している自分と向き合い、自分はどうしていきたいのか、その葛藤をどう処理していこうか、解決していこうか、いろいろなことを思い、考えていく中で、自分で自分の答えを見いだしていくのです。

適度なストレスを越えることが大事

では、ストレスを乗り越える体験を、どのようにしたらよいのでしょうか。それは、大人が子どもの発達段階に合わせた体験を与えることです。体験というのは、ある意味ストレスでもあります。

行動してやってみると、できないという壁にもぶつかるからです。子ども時代は、未知なことばかりです。自分でがんばって、自分でストレスを乗り越えていく体験を何度もすることが大事です。

なぜなら、ストレス、壁を乗り越えた時に、人は喜びを感じるからです。「できた!」「やり遂げた!」「自分でやったんだ!」と、全身から喜びが湧き出てくる、そんな体験がみなさんもあるでしょう。

その喜びの繰り返しが、励みになるのです。そして、発達段階に合わせた段階とは、その子自身の発達段階です。年齢はひとつの目安になりますが、成長度合いは子どもによってまったく違います。

その子にとって、「できないかもしれないけど、できるかもしれない」という感じが適度なストレスとなります。最初は分からなくても、子どもに手を出さず、じっと見守っていれば見えてきます。

もちろん本当に危ない時は助けてあげてください。子どもは自分とはまったく違う、一人の人間として見守ることが大切です。

適度なストレスを乗り越える体験は、自分を信じる力を培う

適度なストレスを乗り越えた結果、子どもは自分を信じることができるようになります。やりとげた達成感、喜び、やったという事実の繰り返しが自信を作るのです。

もちろん、時には失敗して、悔しさや悲しみや挫折感を味わうこともあります。それも、子どもにとって学びです。いろいろな感情も含め体験することで、人の気持ちを感じることができるようにもなります。

失敗した時の感情を充分味わい、そのあとに、大人が「なぜ失敗したんだろうね」と問いかけてみると、子どもは案外、その原因が分かっていることが多いです。そして、適度な段階から体験、あるいは練習すれば越えられるなら、再び体験をしてみるとよいですね。

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