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精神科を退院「働きたい気持ちはあるけど」と不安な貴方へ

再就職への障害

精神科を退院して、また働きたいと思っても、なかなか就職がない現実に向かい合うケースは多いでしょう。また、精神疾患があることを隠して再就職するべきか、カミングアウトするべきかを迷っているという声もよく耳にします。

精神疾患を持つ方と接すると、病気をカミングアウトした上で、無理のない勤務時間帯で仕事をすることがベストではないかと感じます。なぜなら、薬による副作用がきついこと、無理をして病気を再発するリスクがあるからです。

自身の現状を受け入れるには、病気に対する認識と覚悟がいるので大変ですが、長く働く上でとても大事な事です。

就労支援施設を利用する

すぐに就職できないならば、障害者の為の就労支援施設を利用する方法もあります。タイプは3つあり、その人の能力によって選べますし、業種も様々です。

「就労移行支援事業所」は、利用期間が2年と決められていて、一般企業等への就職が可能と見込まれる方に職場探しや職場体験実習などの経験を与えます。また、知識・能力の向上を目指し訓練も行います。

「就労継続支援A型事業所」は、最低賃金が保障され雇用契約が結ばれる施設です。利用期間の定めはなく、頑張ればある程度の月給は期待できます。

「就労継続支援B型事業所」の場合は、雇用契約の締結の必要はなく、わずかな、お小遣い程度の工賃が支払われるだけです。こちらも利用期間の定めはありません。

まずは情報収集を

施設の利用に興味を持ったら、精神保健福祉センターや保健所などで、就労支援施設の一覧をもらいましょう。立地や業種などからみて決めても良いでしょうし、通院する病院に併設された施設を利用する場合も多いでしょう。送迎をしてくれるところもあるようなので、その辺も選択する際のポイントです。

施設利用までの手続き

色々な条件から、通いたい施設が決まったら、まずは電話で相談してみましょう。スタッフが、見学の日程を組んでくれると思います。また、お住まいの市役所の障がい福祉課へ利用意思があることを相談します。施設利用に当たって、申請が必要になってくるためです。

申請を受けて、障がい福祉課の職員が、貴方の心身の状況などを把握する為調査に訪れます。施設のサービスを受けるに適切と判断され、支給が決定されれば「障がい福祉サービス受給者証」がもらえ、それをもって事業所と契約を結びます。

一歩一歩

入院生活を終え、まずは生活のリズムを整えることが一番です。「働かないと」と焦るかも知れませんが、このような施設を利用する道も、選択肢の一つに考えて下さい。スタッフがいて、生活上の相談にものってくれるでしょうし、同じ病気をもつ仲間もできるでしょう。再就職を目標に掲げ、焦らず一歩一歩前進することが大切です。

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