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コーヒー・紅茶の摂取量が死亡率・日本人前立腺がんと関係している?

コーヒーや紅茶は安全な飲み物?

コーヒーや紅茶はカフェインの作用に関して病気や妊婦の摂取についての注意などが上げられています。これに関してはその通りで、妊婦や病気によっては摂取を控えた方が良いことは確かです。よって完全に安全な飲み物とは言えません。

しかし、今回は病気の原因別による死亡率との関係について研究された結果が明らかになりました。また、この関係には人種別の差も認められたということです。

どのような病気での死亡率と関係していたのでしょうか。

今回、調べられた死亡に関わる病気は血管関係、血管関係以外、がん、その他の病気でした。この調査に参加した人はがん、脳卒中、心筋梗塞になったことの無い2400人です。人種は黒人の方23%、白人の方19%、ヒスパニックの方56%という割合です。

また男性は36%で年齢は58歳~78歳の方々です。この方々を11年にも及ぶ追跡調査をして死亡原因と日々、摂取したコーヒー・紅茶の杯数を調べました。最終的には863人の方が亡くなられました。

結果はどうだったのでしょうか。

この追跡調査の結果、①1日4杯以上、カフェイン入りのコーヒーを摂取していた人は全死因死亡に関して強く抑制されていました。摂取量が多ければ多いほど顕著でした。

またこれは②紅茶に関しても全く同じ結果が出ていました。特に③コーヒー4杯以上を一日に摂取していた方は血管関係以外の死亡について強く抑制されていました。

そして④紅茶2杯以上を一日に摂取していた方についても血管関係以外の死亡と癌での死亡にも強い抑制効果がみられました。また、⑤ヒスパニックの方に関しては、コーヒーの摂取量が多いほど血管関係の死亡については強い抑制効果がありました。

日本人男性の前立腺がんにも効果あり?

また、上述の研究とは別に日本国内での研究で約1万4千人の40歳~79歳の男性を対象にコーヒーの摂取量と前立腺がんの発症について研究されました。こちらも11年に渡る追跡調査です。この期間で318人の方が前立腺がんを発症しました。

調査研究の結果ではコーヒーを飲まなかった人に比べるとコーヒーを摂取した方との有意な差が現れました。①時々飲んだ人、②一日に1~2杯飲んだ人、③一日に3杯飲んだ人で分けると明らかに①よりも②、②よりも③の方々の方が前立腺がんの発症リスクが抑制されていました。

カフェインの効果でしょうか。

先に述べたアメリカの研究でも、日本での研究にしても、この結果から明らかにコーヒーや紅茶に含まれるカフェインには病気での死亡を抑制させたり、癌の発症リスクを抑制させる効果がある可能性があることがわかります。

ヒスパニックの方にとっては血管関係の死亡に関してはコーヒーをよく摂取すれば予防効果があることになります。また全体的にみてもカフェインを摂取している方が死亡に関わる病気になりにくいという結果がみられます。コーヒー・紅茶が好きな方には朗報かと考えられます。

しかし、その人の身体の状態にもよることを忘れないで下さい。前述したように妊婦さんにとっては胎児への影響がカフェイン摂取により出ることは明らかです。ご自身の身体の状態、持病の状態に合わせて医師と相談しながら摂取することが望ましいと思われます。

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