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胎児に影響?痩せ型体型妊娠に潜む健康リスク

母体の体型が児に与える影響

妊娠、そして出産。それは女性にとって大切なライフイベントであり、誰もが健康な児を出産したいと思うでしょう。そのために食生活に気を遣ったり、タバコや酒をやめたりと努力する妊婦さんも多いはずです。でもそれは妊娠してからの話です。実は、妊娠する前から気を遣っておかなければならないことがあるのです。

それが体重です。母体となる女性の体重が「るい痩(やせ)」でも「肥満」でも、新生児には大きな影響があるのです。肥満の場合は妊婦が妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)を発症したり、児が糖尿病を発症しやすくなると聞いても、なるほどと納得出来るでしょう。では、やせの場合はどんなリスクがあるのでしょうか。

痩せ型妊娠のリスク

そもそもどの程度の体重でやせと判断するかという基準ですが、一般的にはBMIという指標を用います。計算式「体重(kg)÷身長(m)×身長(m)」で算出された値が18.5未満であれば低体重(やせ)と判断され、25.0以上であれば肥満と判断されます。例えば160cm・45kgの人であればBMIは約17.6となり、やせと判断されます。

こうしたやせの人は、胎児が低出生体重児や子宮内発育遅延児となるリスクが高いとされています。低出生体重児とはその名の通り低体重で生まれてきた子供を表します。かつては小さく産んで大きく育てると言われてきたため、極端に小さい子供でなければそれほど問題ではないように思われがちですが、そうではありません。

胎児が低体重であるということは、胎内で栄養不足であったということを表しています。端的な話をすると10ヵ月間質素に暮らしていたということになります。胎児はこの時すでに少ない栄養で生きながらえる身体を作っています。そうして生まれてきた児は大きくなってどうなるでしょうか。

少ない栄養で生きてきた身体は、生存するため本能的に摂取したエネルギーを蓄えようとします。脂肪の形で蓄え、飢餓に備えようとするのです。そんな体質とは知らずに偏った食生活を繰り返せばすぐさま肥満になってしまうのです。エネルギーを消費しにくいので、他の人に比べて肥満の改善もされにくいでしょう。

生まれてくる子供のために

日本人は肥満への警戒心はありますが、痩せへの警戒心はほとんどありません。むしろ、痩せていることが自慢となるような風潮があります。肥満が数々の疾病に繋がることは誰もが知っていますが、痩せている人が健康と言えるかどうかは疑問です。

極端なカロリー制限をしたり、食事を抜いたりと、不健康な生活で体重を落とすと、最終的には自分の健康を害することになります。母親になる女性は、自分の体型が子供に影響するということを知り、この機会に自分の体重を見つめ直してみてはどうでしょうか。

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