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水道水を飲んではいけない?流産の可能性があるトリハロメタンの恐怖

殺菌するために塩素を大量投入

日本の水道水が世界的に見ても質が高いのは周知の事実ですが、大腸菌のような病原菌を殺すために、国際的に見ても多量の塩素を投入して殺菌しているのはご存知でしょうか?外国の基準からすると菌の発生率が少ない日本の浄水ですが、それは通常よりもたくさんの塩素を使って殺菌しているからです。

例えば、大腸菌などの菌の水中の発見率について、アメリカやWHOの基準では、「100%中、5%ほどならかまわない」としているのに対して、日本の基準は、「絶対に発見されてはいけない」となっているのです。菌が見つかることはほとんどなくなった日本の水道水ですが、そのために塩素を多量に使わなければならず、逆に危険性が増しているともいえるのです。

日本各地には、神戸の六甲の水、長崎県島原の水のような、綺麗で水質の高い源泉もまだまだありますが、普段日常で使っている水道水が汚染されているとなったら、料理や入浴など、どうすればいいのだろうと悩んでしまいます。

水道水を飲むことで流産率はどのくらい上がる?

殺菌のために水に混ぜられる塩素ですが、有機物から生まれた成分が混じり合うことによって、「トリハロメタン」という物質が生まれます。どうやら、このトリハロメタンに、流産を引き起こす危険性があるということが、調査の結果わかったのです。

その調査とは、トリハロメタンが発がん性を持つことを発見したアメリカのハリス博士という方が、カリフォルニア州在住の妊婦さんに対して行ったものです。

ある一定の濃度のトリハロメタンが含まれた水道水を飲んだ妊婦さんは、一日コップ1~2杯程度なら、胎児の状態にそれほど影響は出なかったのですが、一日に何杯も(例えばコップ6杯くらいも)飲用した方は、10%以上も流産率が上昇したという結果が出たのです。

日米でトリハロメタンの水道水中の含有率は多少変わるので、日本の水道水を何杯も飲んだからといって、必ず流産してしまうとは言いきれません。ですが、蛇口をひねって出てくる浄水を飲むことに対して、少し注意をする必要はあります。

自分の子どもの健康のことも考えると、ペットボトルのミネラルウォーターを買った方がいいかもしれません。

「水は沸騰させれば安全」というのはウソ?

「水道水を直接飲むよりも、一度沸騰させて殺菌した方が安全だ」と教えられて育った方は多いと思います。基本的に、細菌が一番発生しやすいのは人肌の温度である30度後半~40度くらいですから、煮沸することで菌が死ぬのは事実です。

ですが、沸騰させれば絶対に安全というわけではありません。水道水には、塩素やトリハロメタン以外にも、危険性のある物質が含まれています。

実際、水を浄水にする過程の中で生まれる塩素系の物質の半分以上の正体がまだわかっていないそうです。判明しているものでは、クロロ酢酸系、クロロアセトン系などがありますが、その中でも、クロロ酢酸系は発がん性のある物質だと判明しています。

このクロロ酢酸系は、煮沸すると増殖するという性質を持っています。水を沸騰させることで大腸菌などの菌は死滅しますが、発がん性のある物質を逆に増やしてしまうのは、皮肉なものですね。

トリハロメタンは水を沸騰させるとなくなってしまうのですが、ポットのような密閉された空間の中では、たとえ温度が高く保たれていたとしても、消えずに残っている可能性があります。ポットに直接水を入れて、沸騰させるときには注意が必要ですね。

浄水器の設置を本格的に考える

安全に水を飲むには、浄水器の設置が必須になるでしょう。最近では、あまりにたくさんの浄水器が販売されていて、どれを選んだらいいのかわからない、という声を聞くことがたくさんあります。

そこで、浄水器選びのポイントをお伝えさせていただきます。

まず、値段の安いものは選択肢から外してください。安かろう悪かろうという言葉がありますね。いくつかの浄水器を試した筆者の独断&偏見ですが、最低でも十万円以上のものではないと効果が薄いと感じています。安いもの(例えば蛇口の先につけるような数百円の装置)では、しょせん大した効果はありません。

加えて、浄水が二股になっているものは選ばない方がいいでしょう。水の出る口が二つに分かれているものは、浄水と捨て水の二つの水が出てきてしまうので、水の無駄づかいが増えて、水道料金が高くなるというデメリットがあります。

できれば、水の出る口がひとつのものを選ぶべきです。その分の浄水器だと、活性炭のような何層ものろ過装置を導入している可能性があるので、自然に近い浄水が飲めますし、水の無駄づかいもなくなります。

浄水器の導入の際には、以上の点に注意してください。

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