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帝王切開になるのはどんな時?希望すればできるのでしょうか?

帝王切開になるのは、こんなときです

それは母子ともに、あるいはどちらかに危険が及ぶ場合です。そして予定される場合は、赤ちゃんの頭が骨盤内を通れない場合(児頭骨盤不均衡)、これは背の低いお母さんにときどきあります。背が低いと骨盤も小さいので、レントゲンをとるとわかります。

子宮口、赤ちゃんが出てくるところに胎盤があって通れない場合(全前置胎盤)、双子や三つ子の場合(多胎)、ただし双子でどちらも逆子ではなく特に異常がない場合は、経膣分娩もできます。一度帝王切開になる(前回帝王切開)と、それ以降は帝王切開となることが多いです。

逆子の場合は、経膣分娩も可能です。でも頭から出てくる場合と比べて、胎児へのリスクが高くなることを説明されると帝王切開を選択するお母さんが多いこと、リスクを恐れる医師が帝王切開をすすめることで、逆子の分娩はほとんどなくなってしまいました。

逆子の分娩は助産師がぎりぎりまで観察を行いますが、分娩介助は医師が行います。逆子のお産をとれる医師が少なくなってきたことも、理由だと思います。私が見た逆子の出産で異常があったことはありませんでした。

さて、緊急帝王切開は経膣分娩するはずが、突然母子が危険な状態になったときに行われます。赤ちゃんがお腹の中にいるのに、胎盤がはがれてしまったり(常位胎盤早期剥離)、あまりにもお産が長引いて疲労が激しいとき(遷延分娩)、赤ちゃんの状態が良くないとき(胎児仮死)、などです。そういう時は、すぐに帝王切開に移行します。

ということで、陣痛がイヤだから帝王切開にしてください、というのはありません。「帝王切開の人は陣痛がなくていいなぁ」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはないんですよ。

予定帝王切開の方はうらやましいと思いますか?

私は第1子を普通分娩、第2子を緊急帝王切開、第3子4子を予定帝王切開でした。結論!普通分娩が一番良かったです。帝王切開は術後がいけませんでした。お腹を切ってあるのだから当然長いこと痛みます。普通に生んだママ達がスタスタ歩いて赤ちゃんの世話に行くのに、私はお腹を抱えてやっと歩いて行きました。

術中から入れるおしっこの管も不愉快極まりなく、早々に抜いてもらったもののお腹の痛みでトイレもやっと。4日目くらいでやっと落ち着いてきました。

でもキズは、動くたびに痛かったです。起き上がるとき、寝返りを打つとき、赤ちゃんを抱き上げるとき、「う~っ!」となります。産後のこの痛みによるストレスは、かなり大きいです。

普通に分娩した時は、会陰のキズの痛みはちょっとあるけれどお産後はすっきり!という感じでしたね。生まれてすぐしっかり抱っこもできるし、おっぱいもあげられるし、普通分娩はいいですよ。私は生まれてすぐの抱っこができないのが、とても悔しかったです。

またやはり、年をとるごとに帝王切開は体への負担が大きいと思いました。帝王切開に決まった方は、しっかり体力を持って手術にお望みください。

でも帝王切開にしろ、普通分娩にしろ子供は本当にかわいいです。おっぱいを飲みながら私を見上げてくれる赤ちゃんの顔は可愛いことこの上ない!コラムを読んでくださった妊娠中の皆さま、かわいいわが子を抱ける日を楽しみにお待ちくださいね。

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