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赤ちゃんの免疫力を高めるために妊娠中に摂ると良い栄養素と食材

健康で丈夫な赤ちゃんを出産したいと思うのは、すべての妊婦さんの願いでしょう。赤ちゃんの発育や出産後の免疫力は、赤ちゃんがお母さんのおなかの中で受け取る栄養素によって大きな影響を受けます。妊娠中に摂ると赤ちゃんの免疫力を高める栄養素と食材を紹介します。

赤ちゃんの発育や免疫力を高める3つの栄養素

赤ちゃんがおなかにいる時や出産後の免疫力を高めるためには、様々な栄養素をバランスよく摂ることが重要ですが、その中でも特に重要な基本栄養素は、「鉄」「カルシウム」「亜鉛」の3つです。

1.赤ちゃんの体の免疫力を高める鉄分

鉄が不足すると、赤ちゃんへ酸素や栄養が十分に運ばれないだけでなく、病気から身を守る免疫機能も正常に働きません。免疫力が正常でないとアトピー性皮膚炎や、食物アレルギーなど免疫系の疾患にかかりやすくなり、出産後の赤ちゃんの健康に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり、ヘム鉄のほうが吸収が良いとされています。女性は元々鉄分が不足しがちでもあるため、鉄分をしっかり摂るためには、ヘム鉄をたくさん摂るようしましょう。

ヘム鉄を多く含む食材は、レバーや牛肉、豚肉、鶏肉など動物性の食材に多く含まれています。その中で私がお奨めしたいのは馬肉です。

馬肉はヘム鉄を多く含んでいるだけでなく、コレステロールや脂肪が少ないので、とてもヘルシーな食材です。運動不足になりがちな妊婦さんの体調管理にも役に立つ食材だと思います。

2.脳や神経の免疫力を高めるカルシウム

次にカルシウムです。カルシウムは骨を作る材料になるだけでなく、アセチルコリンという神経の情報伝達物質の働きを活発にして、脳や神経が正常に働くために必要な栄養素です。カルシウムは脳や神経の免疫力を高めるとも言えます。

カルシウムが不足すると、脳や神経に異常が起こり、先天的な発達障害や精神疾患にかかりやすくなります。また、感情や情緒が不安定になりやすいことも分かっています。こうした脳や神経の病気や障害を防ぐための免疫力となるのがカルシウムです。

カルシウムを多く含む食品には、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品や小魚などがありますが、私のお奨めは魚肉ソーセージです。おやつ替わりにそのまま食べても美味しいですし、どんな食材にも合うので料理にも使いやすいと思います。

また、最近の魚肉ソーセージは、カルシウムを豊富に含みカロリーが控えめで、特保に指定されているものもあります。栄養のバランスも良いのでお奨めしたいと思います。

3.体と脳の免疫力を同時に高める亜鉛

おなかの赤ちゃんは1つの受精卵が無数の細胞分裂を繰り返して、少しずつ大きくなっていきますが、そのために欠かせない栄養素が亜鉛です。とりわけ重要なのは、おなかの赤ちゃんの体や脳を健康に発育させる免疫力を高める働きです。

亜鉛が不足すると、生まれつき免疫力が低下した状態で出産することになり、病気にかかりやすくなったり、脳や体の障害をもって生まれてくることにもつながります。また、アトピー性皮膚炎の一因であるとも考えられています。

亜鉛が多く含まれる食材は、牡蠣や牛肉、うなぎ、チーズ、ナッツ類などがありますが、特にお奨めしたいのは、やはり牡蠣です。

牡蠣は海のミルクとも呼ばれているように、亜鉛などのミネラルが豊富で栄養価が高い上、女性ホルモンの分泌を高める働きもします。亜鉛は卵子の発育にも必要な栄養素なので妊娠前からたくさん摂ることをお奨めします。

一般的に、妊婦は葉酸をたくさん摂ると良いと言われますが、それは神経管閉塞障害という先天性の異常に対するリスクを減らすことにおいて重要だということであって、決して葉酸だけが特別な栄養素だというわけではありません。

鉄・カルシウム・亜鉛などを中心として、幅広くバランスよく栄養を摂ることが大切なのです。お母さんの健康そのものが、赤ちゃんの健康に引き継がれるのだと思いますから、妊娠中の食生活には様々な工夫をして、バランスのとれた質の高い栄養を赤ちゃんに届けてあげるようにしましょう。

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