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肺炎から命を守る!特に肺炎球菌ワクチン接種を受けたいのはこんな人

日本人の死因4位にあがる肺炎

肺炎とは細菌が感染するなどの原因で肺に炎症を起こす病気です。日本人の死因では、がん、心疾患、脳血管疾患に続き4番目に多いのが肺炎となっています。

肺炎を防ぐには日頃から健康管理に気をつけ、予防対策を行う必要があります。肺炎を予防するにはどのような対策をとればよいのでしょうか。

肺炎を予防するには

肺炎は、免疫力が低下している状態の時に細菌に感染することで発症しやすい病気です。日頃から免疫力が低下しないように健康を維持するように心がけたいものです。そのためには規則正しい生活、栄養バランスのとれた食生活、十分な睡眠を心がけるようにします。喫煙も良くありません。禁煙をおすすめします。

肺炎には細菌に感染することで起こる感染性肺炎のほかに誤嚥性肺炎があります。これは食べ物や唾液と一緒に口の中の細菌が気管に入ってしまうことで起こる肺炎です。

飲み込む機能が低下している高齢者に起こりやすくなっており、歯磨きで口腔を清潔にするなどで予防する必要があります。

感染性肺炎が起こりやすいのは、風邪やインフルエンザにかかった時です。こじらせると続発性の肺炎を引き起こしてしまいます。肺炎を引き起こす前に早目に受診して治療しましょう。風邪やインフルエンザの予防として手洗い、うがいも忘れてはいけません。

肺炎の予防には肺炎球菌ワクチンの接種も効果的とされています。感染性肺炎の原因で最も多いのは肺炎球菌という細菌感染です。ワクチンを接種しておくと細菌の感染を防ぎ、発症しても重症にならないようにする効果が期待できます。

肺炎球菌ワクチン接種はこんな人におすすめします

肺炎予防のために接種が推奨されているのが成人用肺炎球菌ワクチンです。2歳以上の肺炎を予防する目的のある人が接種の対象になります。

特に次のような人は肺炎球菌ワクチンの接種がすすめられています。

  • 65歳以上の人
  • 2歳以上で肺炎球菌に感染すると重症化する可能性のある人
  • 心疾患・呼吸器疾患、糖尿病、肝機能障害など慢性疾患のある人
  • アルコール依存症の人
  • HIVに感染している人
  • 腎不全、脾機能不全、リンパ腫など免疫機能不全がある人

この予防接種は任意になるので、接種を検討する人は医療機関にお問い合わせください。自治体によっても異なりますが、高齢者を対象に費用の助成が行われている市町村もあります。

肺炎球菌ワクチンとは

肺炎球菌というのは感染によって肺炎、中耳炎、髄膜炎などを引き起こす細菌で、およそ90種類あります。そのうち23種類が感染症の主な原因となっており、成人用肺炎球菌ワクチンにはこの23種類の菌に対する免疫をつける効果があります。

ちなみに小児用肺炎球菌ワクチンは小児が受けても免疫がつくように作られたワクチンで、7種類の菌に対する免疫があり、乳幼児に多い侵襲性肺炎球菌感染症を防ぐ効果が高くなっています。

ワクチンは1回接種すると5年以上の効果があり、その後は必要に応じて再接種をすることになります。

ワクチンは安全?

ワクチン接種後には注射した場所の腫れや痛みが起こるといった副作用の可能性がありますが、3日ほどで消えるとされています。再接種の場合は初めての接種の時よりも症状が強く出ることがあります。

どんなワクチンでも副作用が全くないとは言い切れません。もしも接種後に体調に異変がある場合はすぐ医師に相談しましょう。

感染症の治療には抗生物質が使われてきましたが、最近は耐性がついてくるために抗生物質が効かない場合が出てきました。ですから発症する前に予防対策をとることには大きな意味があるのです。

肺炎の罹患率は乳幼児と65歳以上で高くなっています。特に高齢者は肺炎にかかると重症化して亡くなってしまうことも少なくありません。肺炎で亡くなる人のおよそ95%が65歳以上ともいうデータもあります。65才というとまだ元気で健康な方も多いのですが、健康なうちに対策をとっておくことが大切です。

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