TOP > > 高齢者の死亡率に肺炎が多い理由とは?肺炎のリスクを下げる方法

高齢者の死亡率に肺炎が多い理由とは?肺炎のリスクを下げる方法

肺炎という病気は咳という特徴的な症状がありますが、風邪の症状とよく似ている事もあって発見が遅れがちになります。肺炎という自覚がないまま単なる風邪と思い込んでしまう人も多く、こじらせてしまうと症状が悪化しやすくなります。

また肺炎は命に関わる事も多い病気です。特に高齢者になるほど肺炎のリスクは高まり、肺炎をこじらせてしまい、命を落とすケースも増えています。肺炎で命を落とす高齢者の数も年々増える傾向にあるので、軽視できない病気でもあります。

高齢者に肺炎が多い理由

肺炎自体は年齢に関係なくかかる可能性のある病気ですが、高齢者になるほど肺炎のリスクは高まります。高齢者の中には驚く程元気いっぱいの人もいますが、やはり若い人に比べると体力の低下は否めません。

体力の低下だけでなく、病気に対する免疫力も低下していくので、高齢者になるほど病気になった時のダメージは大きくなります。ダメージが大きくなるだけでなく、回復までに時間もかかります。

肺炎の症状には咳という特徴的なものがありますが、高齢者の場合は咳が出ない場合も多く、肺炎と診断されるまでに時間がかかるのも高齢者肺炎の特徴です。今ではほとんど無くなっていますが、高齢者の多くが過去に結核を経験しているのも、肺炎を悪化させてしまう原因になります。

結核菌を保有していても健康なら問題ありませんが、歳をとり、体力や抵抗力が低下する事で、結核が再発する事もあります。結核は発症すれば家族や周囲の人にも感染するので、注意が必要です。高齢者は物を噛む力だけでなく、飲み込む力も衰えていきます。

食事の時はもちろんですが、お茶などの飲み物や唾を飲み込もうとした時に上手く飲み込めず、誤嚥する事も増えてきます。これも肺炎の原因になりやすいので、飲み込む時には意識して誤嚥しないようにする事も大切です。このように高齢者になるほど肺炎のリスクはどんどん高くなっていくのです。

肺炎のリスクを回避するために知っておくべき事

肺炎は命を落とすこともある怖い病気ですが、何よりも咳をすると体力を消耗しますね。若い人でもそうなのですから、体力が低下している高齢者なら尚更です。肺炎は治療をする事も可能ですが、こじらせやすい原因の一つとして、肺という臓器の特徴も知っておきましょう。

他の臓器は病気になってある程度ダメージを受けても、治療をすれば回復する事ができます。ところが肺に関しては、一度組織が破壊されてしまうと、二度と元の状態に戻すことができないのです。

つまり病気になり組織が破壊されてしまった肺は修復できないため、そうならないように予防が重要なのです。炎症がある時、薬で抑えることはできますが、壊れた組織は元に戻りません。肺の組織にダメージを与えるのはタバコも含まれます。

呼吸器系や気管支の弱い人はタバコを吸わない、またはできるだけ早い段階で禁煙するなど努力も必要です。意外と見落としがちなのが、口の中にある原因です。口の中が不衛生な人は、常に細菌や雑菌を飲み込んでいる状態です。当然口臭もしますし、何らかの症状も出ているはずです。

細菌を飲む込むことで肺が炎症を起こすこともあるので、口腔内のケアも気を使いましょう。体力や免疫力の低下もある程度は仕方ないところですが、ここは生活習慣を見直すなど健康管理への取り組みも考えてみましょう。

肺炎に有効なワクチン

病気予防の一つにワクチン接種という方法もあります。ただし肺炎にも種類はあるので、全ての肺炎に効果があるとは限りませんが、肺炎球菌が原因となる肺炎には、ワクチン接種も効果的だと言われています。

ただし、このワクチンはあまり知られていないため、接種している人も少ないと言います。風邪をこじらせる事も肺炎の原因になりますが、インフルエンザが流行する冬は肺炎のリスクも高まるので、ワクチン接種も視野に入れておくといいかもしれませんね。

高齢者の数は今後も増える傾向があるので、肺炎による死亡率も年々高まっています。肺炎になるリスクが高いと分かっているなら、自分自身も、また高齢者と暮らす家族も、リスクを回避する方法を知っておけば予防する事ができます。

風邪かな?と思っても軽視せずに早めに病院に行く、これも大切な事ですね。もちろん若いからといっても、肺炎になる可能性は誰にでもあります。若い頃から肺炎に関する予防方法を知り、生活に取り入れておけば、将来高齢者になった時の肺炎のリスクも軽減できます。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る