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肺炎になりやすい人の特徴は?高齢者・子供・中年がかかる肺炎の種類

咳きこむ高齢の男性

肺炎と言う病気の名前は非常によく耳にします。この肺炎と言う病気はどんなものなのでしょうか。一言でいうと肺に炎症が起ったものです。あまりにストレートすぎるとお感じになるかも知れませんが、肺に炎症が起こると言うことは非常に重大なことなのです。

肺では外気から酸素を取り込んでいます。ですから肺に炎症が起こると酸素が取り込みにくくなりますね。それが進んでしまうと死にます。逆に言えば、肺に炎症が起こらないようにすることが生命を延ばしてくれるのです。

ではどうやったら肺に炎症を起こさずに済むのか、それはこれから順番に見て行きましょう。

肺炎は高齢者と乳幼児の病気だが全年齢層に危険性がある

19世紀終わりごろアメリカでの婉曲な表現に「肺炎は老人の友」と言う物があります。これは年老いて病を得た人が、長年の痛みや苦しみに辛い思いをしているところにやってきて、急速な死をもたらしたことからそういう言い方をしたようです。

それから100年余り、20世紀の前半には抗生物質の発明などもあって、肺炎自体はずいぶん治る病気になってきました。それでも日本人の死因として、長年第4位であったこの肺炎は、脳卒中による死亡が減ったことから現在第3位の差をキープしています。

肺炎によって亡くなるのは大半が高齢者だが安心してはいけない

肺炎で亡くなる人の96.5%が65歳以上の高齢者です。あと、乳幼児にも肺炎が多いです。ですから、若者や中年は肺炎を気にしなくても良い…と言うわけではありません。

まず、そもそも肺炎以外の原因で亡くなる人も、65歳以上の高齢者が圧倒的に多いことは統計を調べるまでもありませんよね。皮肉な言い方になりますが、65歳未満での肺炎死をゼロにできれば、肺炎で亡くなる人の100%が65歳以上と言うことになってしまいます。

これは「人間はかならずどこかで死ぬ」と言うことがある以上、必ず発生してしまう統計のトリックなのです。

いま、肺炎で亡くなる方の96.5%が65歳以上であると言うことを強調したポスターが、医療機関などに大きく張り出されているのを目にしますが、これはそうした錯覚を利用してでも、高齢者に肺炎球菌ワクチンを接種してもらおうと言う考えからでしょう。

でも、全年齢層で肺炎による死亡は10代~20代を除いて常に1%以上は認められています。肺炎による死亡が比較的少ないのは、この若者層を含めて、男性で10歳~50歳、女性で15歳~55歳くらいの間です。

ですので、肺炎球菌ワクチンの接種対象になっていない中年であっても、50代に入ったら肺炎の危険性には充分気を付けた方が良いでしょう。

子供の肺炎は10歳までが危険

わずかな差ですが、男の子では5歳~9歳、女の子では0歳~4歳で死亡者数が多くなっています。いずれにせよ、15歳~19歳の2倍以上もの割合を占めていますので、小さな子供の場合肺炎には充分注意する必要がありますね。

子どもの肺炎にもさまざまなタイプがありますが、近年注目を集めているのがマイコプラズマ肺炎です。これはかつて「異型肺炎」とも呼ばれたものですが、現在はその呼び名を使わず、原因菌の名前で呼ぶことが多いようです。

マイコプラズマは細菌の一種です。細菌の中でも最も小さい種類で、細胞壁を持っていません。そのため、細胞壁の生成を阻害するタイプの抗生物質であるセフェム系やペニシリンなどは効きません。

一方、熱に弱いだけでなく、界面活性剤でも失活するため、石鹸を使った手洗いは予防に有効です。界面活性剤と言うと、合成洗剤のイメージがあるかもしれませんが、油脂と苛性ソーダで作られた純石鹸も脂肪酸ナトリウムと言うりっぱな界面活性剤なのです。

マイコプラズマ肺炎は35歳くらいまでの、子供から若者に多い肺炎ですので、特に手洗いうがいの励行を集団生活で徹底することが、マイコプラズマ肺炎の流行を抑えるのに役立ちます。

症状が重くないように見えるが必ずしも軽症ではない

マイコプラズマ肺炎が異型肺炎と呼ばれたのは、肺炎球菌などによる一般的な肺炎より重症に見えないことが多いためにそう呼ばれたと言う要素があります。

そのため、今でも「マイコプラズマはそれほど怖くない」と言う誤解をされているケースも見受けられますが、それはちょっとこの病気を軽く見過ぎです。

喘息様気管支炎を呈することは比較的多く、急性期には40%で喘鳴が認められ、また、3年後に肺機能を評価したところ、対照に比して有意に低下していたという報告もある。

昔から「異型肺炎」として、肺炎にしては元気で一般状態も悪くないことが特徴であるとされてきたが、重症肺炎となることもあり、胸水貯留は珍しいものではない。

他に合併症としては、中耳炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群など多彩なものが含まれる。

(用語解説・胸水:肺の外側や肋骨の内側を覆っている胸膜によって作られる胸膜腔の中に水分溜まってしまう状態とその水分。)

(用語解説・ギラン・バレー症候群:複数の末梢神経が障害されることで起こる、脱力感や複視、嚥下困難などから、重症になると呼吸困難から人工呼吸器が必要になる神経障害による病気。)

(用語解説・スティーブンス・ジョンソン症候群:口や目、陰部から、場合によっては全身に水泡やただれができ、表皮が壊死してしまうこともある難病。)

このように、決して軽視できる病気ではありませんので、まずは感染しないように注意することが重要です。先にお話しした通り、石鹸によるこまめな手洗いとうがいは習慣づけましょう。

ネット上では「舞妓ぷらずま」なんてキャラクターを見ることもありますが、決してそんな可愛い物じゃないんですよ。

高齢者が注意すべきは肺炎球菌なので予防接種を必ず受ける

病院などへ行くと、肺炎球菌ワクチンの定期接種に関する案内ポスターが、良く目につくように貼ってあるのを見かけます。

脳卒中が減って日本人の死因第3位になったこともありますが、それ以前に絶対数が増えていることが問題視されているようです。

肺炎球菌ワクチンは自治体から補助が出る

このため、国は肺炎球菌ワクチンの一つ「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を定期接種の対象にしました。

このワクチンは1本8000円前後しますが、自治体から補助が出ますので、2000円~5000円くらいの実費負担で接種することができますし、一定の条件を満たした人は無料で受けることができる場合もあります。

この補助は自治体によってまちまちで、補助金の金額を固定してクーポンで渡す場合もあれば、提携医療機関で接種すれば一定の金額で接種できると言うケースもあるようです。

東京都や名古屋市、京都市などは4000円の自己負担です。一方、大阪市は4400円なので、大阪はやっぱり「シブチン」(関西弁で吝嗇・ケチな人のこと)なのかなと思ったら、大阪府下の交野市・枚方市・箕面市などは自己負担額2000円でした。

このように制度的にはばらつきがありますので、皆さんの住んでおられる自治体の役所や病院で問い合わせてみてください。

2014年に始まったこの制度は2019年まで暫定期間中で、毎年度その年度内に65歳、70歳…と5歳刻みの年齢になる人が定期接種の対象になります。

そして2019年からは65歳になった人が定期接種の対象となるように設定されています。この予防接種は、65歳以上の場合、基本的に一生に一度受ければ問題ありません。

むしろ、2回受ける場合でも5年以内に接種することは、副反応が強く表れやすいため禁止されているぐらいです。年金世代の皆さんは、必ず受けるようにしておいて下さいね。

大抵の自治体ではうっかりその年齢を過ぎてしまった場合でも、問題なく予防接種を受けられると思います。

別のタイプのワクチンを受けたことがあっても大丈夫

肺炎球菌には93種類の血清型があります。このニューモバックスNP肺炎球菌ワクチンは、そのうちの23種類に対応した予防接種です。種類としては1/4にすぎませんが、この23種類で成人の重症肺炎の70%ほどをカバーできますので、非常に有効です。

また、「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」と言うワクチンも存在していますが、このワクチンでの予防接種を受けた経験があっても、ニューモバックスNP肺炎球菌ワクチンを定期接種として受けられますから安心して下さい。

一方、ニューモバックスNP肺炎球菌ワクチンをお医者さんの勧めで接種した経験がある人は、定期接種を受けられませんので、予防接種歴をよく確認しておいて下さいね。

免疫抑制剤やステロイド剤を使っておられる方や、糖尿病などで免疫が落ちている人、特養ホームのように集団生活を送っておられる方の場合、お医者さんの判断で予防接種しておられる可能性があります。

なお、プレベナー13ワクチンは、まだ定期接種の対象にはなっていません。現在評価中だそうです。

大阪府の地名は難読です。交野(かたの)・枚方(ひらかた)・箕面(みのお)と読みます。箕面市にはケンタッキーフライドチキンの食べ放題の店があるんですよ。でも、健康のため食べ過ぎには注意して下さいね。

クラミジア肺炎には成人型と新生児型がある

クラミジアと言うと性感染症のイメージが強い病原体ですが、これには4種類の菌が存在し、そのうちの3種類が病気をもたらします。

このうち、クラミジア・トラコマチスは、眼の病気や性感染症の原因になる細菌で、一番有名なものですね。その他オウム病の原因菌や、肺炎クラミドフィラもクラミジアの仲間です。

新生児は母親から感染する

新生児の肺炎の原因になるのは、クラミジア・トラコマチスです。クラミジア・トラコマチスに感染した女性が子宮頸管炎を起こし、その女性が出産する際に産道感染の形で赤ちゃんに移してしまいます。

その結果、生まれて3か月以内に肺炎を起こしてしまう結果になります。幸い、新生児のクラミジア肺炎は、他の起炎菌に比べて生命に関わることは少ないようです。

他の起炎菌にはレンサ球菌や黄色ブドウ球菌、大腸菌などがあり、産道感染だけではなく、新生児室での院内感染もありますので注意が必要です。

クラミジア・トラコマチスによる肺炎は、この菌の特徴でもある結膜炎(トラコーマ)が先行することが知られていますので、赤ちゃんに目の異常があったら要注意ですね。

成人のクラミジア肺炎は症状が出ないこともある

クラミドフィラ・ニューモニエ(肺炎クラミドフィラ)の感染による肺炎は、熱が高くなることはあまりありません。38℃以下であることが多くなっています。また、肺炎に進展する前の、気管支炎まででは痰がからまない乾いた咳が出ます。

一方、肺炎に進展してからは痰の絡む咳が出ますし、治りにくく長引く咳が特徴と言えるでしょう。それほど重症になることは少ないのですが、高齢者や基礎疾患を持つ人では重症化しやすいことが知られています。

高血圧や糖尿病を持っている人は、特に風邪を引いたかなと思った時には、肺炎に進展しないよう治療に取り組むことが大事になります。

一方、健康な人の場合、この菌に感染しても症状が出なかったり、出ても軽く終わって自然治癒してしまう傾向が強いことも知られています。

声のかすれや鼻水、それほど高くない発熱、のどの痛み、息苦しさなど、発症しても「風邪かな?」で終わってしまう可能性が高いです。抗生物質が有効ですので、気になったら受診しましょう。

オウム病も肺炎をもたらすことがある

鳥類から感染するオウム病も、クラミジアの仲間であるクラミドフィラ・シッタシ(オウム病クラミドフィラ:実際の英語の発音はクラミドフィラ・シタッキーと聞こえます)の感染で発症します。

オウム病には大きく分けて2つの発症パターンがあります。突然の高熱と激しい咳で始まり肺炎の症状が見られるタイプと、高熱と倦怠感に始まり意識障害に発展する敗血症の症状が見られるタイプです。

呼吸器症状については他のクラミジア肺炎とあまり変わるところがないため、重要なのは鳥との接触歴です。特にオウムやインコを飼育されている方は病院を訪ねた際、必ずそのことを伝えて下さい。

飼育していなくても、オウムにつつかれたとか、ハトとの接触とかの経験も危険ですので、そうしたことが最近にあればお医者さんに伝えましょう。小型のインコであるセキセイインコからの感染も多く報告されています。

また、大型のインコであるコンゴウインコは、人の指を良く噛む癖がある個体がいるので、きれいな鳥ですが触れる時には充分注意して下さい。

肺炎クラミドフィラの場合と同じように、糖尿病などの基礎疾患があったり、ステロイド剤の連用などで免疫抑制状態にある人は、鳥類には近づかないようにしましょう。

なお、トラコマチス以外のクラミジアは、クラミドフィラ属に分類され直しているので、名前が変わっています。

コンゴウインコは木の実などを食べますが、実はお刺身やフライドチキンも食べるんですよ。鳥の身体に悪いかもしれないので、お勧めはしませんが。

24時間風呂で有名になったレジオネラ肺炎は危険度の高い病気

レジオネラ菌と言う名前は、家庭用の24時間風呂の装置が原因で繁殖してしまい、入浴していた人に肺炎をもたらしたことで有名になりました。

現在販売されている機種は、一応殺菌装置が備えられているので、以前のような心配はありませんが、それでも肺炎の高リスク群の人にはあまりお勧めできません。

レジオネラ肺炎はお湯のしぶきで感染する

レジオネラ菌は人から人への感染は起こりません。環境中に飛び散ったものを人が吸い込むことで感染します。特に注意が必要なのは循環式のお風呂のお湯や超音波式加湿器です。

レジオネラ菌は普通土壌中に存在する菌です。これが、人の身体にくっついてお風呂のお湯に入り込み、それがお湯の中で繁殖することで増えます。そして、そのお湯がしぶきとなって飛び散った小さな粒に乗っかって人に吸い込まれます。

健康な人であれば、ほとんど問題になることはありませんが、免疫力が落ちているような場合は一過性の症状や肺炎を引き起こすことが知られています。

レジオネラ菌は、独特の繁殖をします。まず、お風呂のお湯の中に普通の細菌などが繁殖します。次に、その細菌などを食べるアメーバが増えます。そして、そのアメーバがいるお湯の中にレジオネラ菌が入ってきて、そのアメーバに寄生して増えるのです。

ですから、毎日お湯を替えているようなお風呂ではそれほど問題になりませんが、24時間風呂のように、お湯を循環させてなおかつ入りごろの温度を保つような装置があると、そのお湯が流れる経路にレジオネラ菌が繁殖してしまいます。

レジオネラ菌感染を防ぐには対策された装置の利用と清潔さの維持

2010年ごろ以降に作られた24時間風呂の装置には、多かれ少なかれ殺菌装置が付いています。ただ、家庭用の装置は業務用の装置に比べて殺菌に関する内容が少し弱いかもしれません。

業務用の装置では、浴槽からお湯を回収してすぐのところで塩素などでお湯を殺菌し、その後ごみなどを取り除くようになっています。そうすることで、お湯をろ過するフィルターに菌が繁殖しにくくなっているのです。

それに対して家庭用の装置では、お湯の汚れを取ってから浴槽に放出する直前で殺菌していますので、ろ過装置の中で菌が繁殖する可能性が残っています。

これは一般論ですので、すべての装置に当てはまらないかもしれませんが、家庭用の装置では業務用の物よりこまめにお湯を入れ替え、装置自体のメンテナンスもこまめに行った方が安全だと言えるでしょう。

また、これは24時間風呂に限った話ではありませんが、簡易シャワーなどで浴槽のお湯をシャワーに用いるのは、免疫力が落ちている人のいるご家庭では良くありません。

シャワーや浴槽のお湯にレジオネラ菌が存在した場合、飛沫が大量に発生するシャワーでは、感染機会を積極的に増やしているようなものだからです。

レジオネラ対策のお掃除はバイオフィルムに注意

バイオフィルムとは、お風呂につく「ぬめり」のことです。このぬめりの中にはさまざまな菌が存在しています。このバイオフィルムに棲んでいる菌が飛び散ると感染の原因になってしまいます。

ですので、普段のお風呂掃除の際にはしっかりぬめりを取ることを意識するだけで、清潔で健康的な入浴を行えますよ。また、浴室は定期的に塩素消毒されることをお勧めします。

さらに、冬場に活躍する超音波式の加湿器ですが、水タンクを外して超音波振動子のステンレス板に触れてみてください。ぬめってませんか?

超音波式の加湿器は、水を補充する前には必ず振動子やその周辺をアルコールなどでふき取って消毒しておきましょう。超音波式の加湿器は、加熱をしませんから菌も一緒に空気中に放出してしまっているのです。

また、補充する水は水道水のままがお勧めです。浄水器を通したりするとせっかくの消毒用塩素が失われてしまいます。こまめな掃除などが難しい場合は蒸発式の加熱型加湿器の利用をお勧めします。

レジオネラ肺炎のハイリスク群の人は他の肺炎にも注意

レジオネラ肺炎は、最初アメリカで見つかった時の経緯から、在郷軍人病と呼ばれたこともあります。日本でもこの名前が使われていましたが、20世紀終わりから21世紀初頭に頻発した肺炎から、レジオネラ肺炎の名前が一般的になりました。

レジオネラ肺炎の症状は、他の肺炎とそれほど変わるものではありません。ただ、重症化しやすく、そうした場合に助からないケースもあると言うことが重要なポイントです。

最初は発熱・だるさ・食欲不振・筋肉痛・痰のからまない乾いた咳で始まります。2~3日後には血や膿の混じった粘り気の少ない痰が出るようになり、高熱・胸の痛み・悪寒・呼吸困難も起こります。

重症の場合は下痢のほか、昏睡・ふるえなどの神経症状も起こります。一方、感染発病しても重症化せず、発熱・悪寒・筋肉痛で終わり、そのまま一過性で治ってしまうものもありますが、これはポンティアック熱と呼ばれます。

レジオネラ肺炎についても、高齢者や新生児は充分注意しなければいけません。その他、この病気にかかりやすい人は、良くお酒を飲む人・たばこをたくさん吸う人・透析を受けている人・がんなどの悪性疾患の人・AIDSの人・糖尿病の人などです。

こうした人は、例えば浴槽で泡が出る装置は使わないようにしたり、うっかりお風呂で居眠りしてお湯を吸い込んだりしないように気を付けたりして下さい。些細なことが肺炎につながるかもしれません。

また、ここにリストしたハイリスクグループの人は、他の肺炎についても充分注意が必要です。

在郷軍人病はアメリカの小説などにもよく出てきますが、これと日本のお風呂での肺炎が同じものだったと気付いた人は少ないかもしれませんね。

肺炎の予防は風邪の予防と同じ

肺炎について注意すべきポイントを大雑把にまとめるとこのような感じになりますが、先にお話しした詳細なものも意識しておいて下さい。

年代別に注意すべき主な肺炎の種類

このように子供と高齢者、そして基礎疾患や医薬品によって免疫抑制状態にある人が肺炎にかかりやすいと言うことですね。免疫抑制状態と言うと、AIDS(後天性免疫不全症候群)のような物を想像してしまいますが、それだけではありません。

例えば、自己免疫疾患などでステロイド薬の内服を続けておられる場合は、免疫が抑制されていますし、ステロイドで間に合わない時には、そのものずばりの「免疫抑制薬」を使う場合もあります。

自己免疫性疾患と言えば膠原病や関節リウマチなどが一般的です。関節リウマチの痛みを和らげるための温泉治療などでも、泡風呂・ジェット風呂・打たせ湯などは避けておいた方が良いですね。

また、お酒を多く飲む人は免疫力が低下していますし、たばこを良く吸う人は肺機能が低下していますので肺炎にかかりやすいです。糖尿病の人も免疫力の低下があります。

こうした人は、「風邪ひいたかな?」程度の時でも、念のため受診して診察を受けて下さい。聴診器を当ててもらうだけで発見がずいぶん早くなります。

また、普段から栄養・運動・睡眠をバランス良く取って、身体の状態を常にベストに保つよう意識することが大事ですね。

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