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生理前の胸の張りの原因は?解消法と摂りたい栄養、避けたい食べ物

ハートを持った女性

毎月生理が来るたびに、いつもより胸が張って辛い思いを経験したことはありませんか。生理前になると胸が張る症状に悩まされている女性は意外と少なくありません。

生理前に胸が張ってしまう原因は、女性ホルモンのバランスが崩れることによって起る、月経前症候群(PMS)によるものだといわれています。

実は簡単なマッサージをしたり、普段の食生活を少し変えたりするだけで、生理前の胸が張る症状の緩和ができるんです。

「生理は月に1回あるものだから仕方ない」と痛みや心の不調を我慢する前に、自分自身でできることから始めてみましょう。

この記事では、生理前に胸が張る原因と解消法について説明し、事前に胸の張りを予防する方法も紹介します。まずは女性ホルモンのメカニズムについてお伝えしたいと思います。

胸が張る原因は2つの女性ホルモンのバランスが関係していた!

生理前に胸が張る原因は、プロゲステロンという妊娠に関わるホルモンが乳腺を発達させる働きをしていたからなのです。

女性の身体には妊娠の準備を行うための、エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類のホルモンが存在します。

エストロゲンは、肌の調子をよくしたり、気持ちを明るくしたりと女性にとって嬉しい働きをしてくれるホルモンなのですが、プロゲステロンは妊娠に備えて栄養を蓄える働きをする一方で、眠くなったり、イライラしたりと身体の不調をきたす働きをします。

生理前に胸が張るのはPMSの症状のひとつですが、PMSが起こる原因は、このプロゲステロンが急激に分泌されて、身体のホルモンバランスが崩れてしまうことだと考えられています。

生理1~2週間前から胸が張る症状が現れる

PMSによる胸の張りは、生理が始まる1,2週間前に症状が現れるのが一般的です。

あるとき突然痛みがあるほどの症状が出たり、ゆっくりと徐々に痛みが表れてきたりと張ってくる時期や痛みを感じる度合いには個人差があるようです。

逆に生理が始まるとプロゲステロンの分泌量が減り、それに伴ってPMSの症状が改善されるため、胸の張りもおさまっていきます。

今日からできる!生理前の胸の張りに有効な3つの解消法

上記の説明から、女性の身体と生理は切っても切れない関係だということがわかってきたと思います。ここからはPMSによる胸の張りを少しでも解消できる次の3つの方法を紹介します。

  • 血行を良くする
  • 血糖値を安定させる
  • 下着を変える 

では具体的にどのような方法なのか、それぞれ詳しくみていきましょう。

生理前の胸の張り解消法1.血行を良くする

胸の乳腺組織と呼ばれる場所にはたくさんの毛細血管があります。この部分の血流が悪くなると、余計に胸の張りや痛みを感じてしまうため、身体を温めてなるべく血流をよくすることが大切です。

  • 冬の時期ならマフラーなどで首周りを温める
  • お風呂上がりにマッサージやストレッチをする
<たった3分でできる乳房セルフマッサージ>

step1
乳房の輪郭にそって、外側から内側へ円を描くように優しく指圧する。
step2
脇腹から背中の肉を持ってきて、身体の真ん中に向かって流すようにマッサージする。
step3
右胸と左胸交互に下からすくい上げるように、上へと持ち上げる。
step4
親指以外の4本全ての指を使って、両胸の中央辺りからワキの方向に向かって指を滑らせるように流す。

生理前の胸の張り解消法2.血糖値を安定させる

生理前になるとついつい甘いものを食べたくなってしまいますが、これはプロゲステロンの影響によるものです。

糖分を摂りすぎてしまうと血糖値が急上昇してPMSの症状をより悪化させてしまう可能性があります。

高カロリーの食事は控えるようにして、一日の食事を数回に分けてよく噛んで食べたり、血糖値が上がりにくいお菓子を食べたりするのもおすすめです。

例えば、アーモンドやチーズ、スルメ、ヨーグルトなど、どれもコンビニで手軽に買えるものばかりですよ。

生理前の胸の張り解消法3.下着を変える

生理前はホルモンの作用によって胸の中にある乳腺組織が発達し、身体もむくみやすくなっているので、普段身に着けている下着がキツく感じてしまう方も多いかと思います。

そんなときは無理をせずに、ワンサイズ大きいブラジャーやノンワイヤーブラジャーを用意しておくなどの対策をしておきましょう。

ノンワイヤーブラジャーに抵抗のある方は、ワンサイズ大きいワイヤー入りのブラジャーにパッドを入れて調節したり、しっかりとしたフィット感のあるノンワイヤーのものを選ぶなどの工夫をすると良いでしょう。

生理前の胸の張りを事前に予防できる3つの方法

次の項目では生理前に胸が張る症状を事前に予防するための3つの方法を紹介します。

  • 食事内容を変える
  • 生理前に避けたい食品はなるべく摂らないようにする
  • できるだけストレスを溜めない生活を心がける

生理前に摂取したい食品

これらの成分が含まれる食品は、精神安定の効果や生殖機能を正常に保つ効果などPMSに対してとても有効な機能が働きます。

多く含むまれている成分 主な食材
ビタミンB6 レバー、まぐろ、かつお、にんにく、鮭、鶏肉、ピスタチオなど
カルシウム 乳製品、さくらえび、しらす、ししゃも、大豆製品、大根やかぶの葉、小松菜など
マグネシウム しらす、大豆製品、貝類、干しえび、ナッツ類、ごま、海藻類、ココアなど
亜鉛 牡蠣、レバー、牛肉、卵黄、大豆製品など
トリプトファン レバー、肉、まぐろ、かつお、乳製品、ナッツ類など

どれも身近に取り入れることができる食品ばかりよねですね。生理前の食事内容にぜひ取り入れてみてください。

生理前に避けたい食品

これらの成分が多く含まれる食品は、生理前に取り入れてしまうとPMSの症状を悪化させてしまう恐れがあるので、なるべく控えるようにしましょう。

  • カフェイン
  • アルコール
  • 塩分
  • 砂糖

コーヒーや緑茶、チョコレート、栄養ドリンク、炭酸飲料などのカフェインを多く含む食品は、交感神経を刺激してしまい、血管が収縮して血行が悪くなるので身体を冷やす原因につながってしまいます。

アルコールは体内で分解される際に亜鉛を消費してしまうので、生理前に大量に摂取すると亜鉛不足を招いてしまう可能性があります。

またカフェインと同様に神経を興奮させる作用が働くので、胸の痛みを余計に悪化させてしまうことがあります。

塩分は生理前になるとホルモンの影響によって体内に水分を取り込みやすくなるので、身体がむくんでしまいます。

生理前には塩分を控えるよう意識してください。特に塩分の多いインスタント食品やスナック菓子などは要注意です。

PMSによる症状は血糖値を安定させることで軽減できます。砂糖を大量に使用した食品を摂取すると、血糖値が急に上がったり下がったり不安定になってしまいます。

ストレスを溜めない生活を心がける

生理前になるとPMSによるストレスを感じてしまう方は多いと思います。自分に合った解消法で憂うつな気分と上手く付き合っていきたいですね。

例えばお風呂にゆっくり浸かったり、いつもよりも睡眠時間を多く確保したり、普段家事や育児、仕事などで忙しい日々を送っている方は、できるだけ自分の時間を優先して過ごすように意識してみるとよいでしょう。

逆に無理なダイエットや徹夜など、身体に負担のかかる行為は控えるようにしましょう。

胸の張りの痛みが断続的に続くようなら病気の可能性も!

胸の張りの症状としてPMS以外に思わぬ病気が隠れていたり、妊娠の可能性がある場合も考えられます。胸の痛みに関する3つの主な病気の症状を並べてみました。

乳腺症
  • 乳房の張り
  • 乳房のしこり
  • 乳頭分泌
  • 乳房の痛み
乳腺線維腺腫
  • 乳房のしこり
  • 痛みはない
乳がん
  • 乳房のしこり
  • 乳房の痛み
  • 乳頭分泌

これらの症状が当てはまれば、絶対にこの病気だと断言することはできません。

しかし自分の身体の健康を守るためにも、いつもとは違って少しでも乳房に違和感を感じるようなことがあれば乳腺外科など専門の医療機関を受診することも大切です。

生理前の胸の張りは生活改善で解消・予防できる

いかがでしたか。生理前の胸の張りは食生活や下着の選び方など、普段の生活を見直すだけで予防・解消が期待できます。

しかし効果には個人差があります。今回紹介した方法を試しても胸の張りが改善されなかった場合は、病気や妊娠のサインかもしれません。乳腺外科など専門の医療機関に相談してください。

生理は毎月訪れるものだからとはいえ、身体に不調が現れたときはあまり無理をせずにゆっくりと身体や心を休ませてあげて下さいね。

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