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日焼けより重症な日光による肌のアレルギー、光線過敏症の予防策

強い日差しに当たると程度の差はあれ、日焼けをして肌が赤くなったり、かゆみを感じたりします。しかし、普通の人であれば日焼けをするほどでない程度の、ほんの少しの日光に当たっただけで、ひどい肌トラブルを起こすならば、それは光線過敏症という病気です。光線過敏症の予防策をご紹介します。

光線過敏症とは?

光線過敏症は日光によって起こる皮膚のアレルギー症状といえます。ほんの少しの日光に当たるだけで、皮膚が赤くなる、腫れる、湿疹、かゆみ、水ぶくれなどの症状が出ます。

また、光線過敏症は湿布や絆創膏など外用剤の使用や、医薬品、化粧品や香水、日焼け止め剤の使用などによっても起こります。

日常で気をつける予防策

まずは、徹底的に日光を避けることです。日差しの強い日にはできるだけ外出しない、肌を露出しないような服装、UVカット仕様のサングラスやメガネ、コンタクトレンズを使用する、つばの長い帽子をかぶる、窓には紫外線防止フィルムを貼るなど、あらゆる手段を使って日光を遮断するようにしましょう。

また、医薬品や外用薬、化粧品などの副作用として起こることもありますので、急に症状が出た場合には、最近になって使い始めた医薬品や化粧品などがないか、その使用を中断してみると原因が特定できる場合があります。

日焼け止めはPAの指標で選ぶ

市販されている日焼け止めには2種類の紫外線の防止効果があります。PAとSPFです。PAは紫外線のうちUVAに対する効果を表し、SPFはUVBに対する効果を表しています。

光線過敏症はUVAによって生じるため、SPFの数値で選ぶのではなく、PAの指標が高いものを選ぶようにして下さい。PAは、PA(+)からPA(+++)の3段階に分けられています。症状の程度にもよりますが、最も予防効果が高いPA(+++)のものを利用すると予防効果も高いことになります。

日光の照り返しにも注意!

日光の地表からの照り返しにも注意しましょう。コンクリートやアスファルトの上では紫外線が反射するので、直接当たる紫外線量の10%が照り返しとなり皮膚に当たります。

海辺など砂の上では15%、水面では20%、雪に関しては80%も多く紫外線が反射されます。海水浴やウインタースポーツなどで海や山にいるときには、紫外線をとても多く受けることになるので注意しましょう。

また、標高が高い場所ほど紫外線は強くなります。1,000メートル毎に約13%紫外線を浴びる量が増えます。年齢を問わず山登りを楽しむ人が増えていますが、標高が高くなるほど紫外線が強くなりますので、登山のときなどには、しっかりと紫外線対策をすることも大切です。

男性も日傘を利用しましょう

日傘の使用も効果的です。日傘をするのは女性だけというイメージがあるかもしれませんが、最近は男性用の日傘も売られており、ちょっとした流行にもなっています。

男性が日傘をしていても決してはずかしいことはありません。デザインも色々あるようですから、洒落た日傘を見つけるのも良いと思います。

子供の光線過敏症が増えている

光線過敏症も一種のアレルギーの症状と言えます。太陽光アレルギーです。免疫力が弱い子供は紫外線の刺激に対応できず、光線過敏症の症状が起こりやすいのです。

人が一生のうちに浴びる紫外線の80%は18歳未満のうちに浴びていることが統計上分かっています。子供のうちから予防を心掛けることは、その後の光線過敏症の発症を防ぐことにもつながります。つばのある帽子をかぶせたり、子供にも日焼け止めクリームを塗って予防するようにしましょう。

今のところ子供が使うことを想定して作られた日焼け止め剤はないようなのですが、子供が使用しても問題がないか薬剤師や登録販売者に相談されることをお奨めします。光線過敏症は通常の日焼けとは異なります。症状に気がついたら念入りに予防することが大切です。

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