TOP > > 甘く見るのは禁物!歯周病は生活習慣病のひとつ

甘く見るのは禁物!歯周病は生活習慣病のひとつ

「生活習慣病」という言葉を聞くと、あなたの頭にはどんな病名が出てきますか?「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」などといった病名が出てくるのが一般的だと思いますが、実はそうした生活習慣病の中に、あの「歯周病」も含まれる、ということをご存知でしょうか。

そもそも生活習慣病とは?

「歯周病が生活習慣病」と聞くと、違和感を覚える人も多いでしょう。「だって、歯周病は生活習慣病そのものというよりも、いろんな病気を引き起こす原因のようなものじゃないの?」というイメージを持っている人が多いと思います。

しかし、生活習慣病の定義というのは、本来は「生活習慣の乱れ等が原因で引き起こされる病気」のことを指します。だからこそ「生活習慣を改めれば発症を予防したり症状を改善できる、でも生活習慣を改めなければ、いくら医師に治療してもらっても、根本的な解決には絶対に結びつかない」という性質を持っています。

そして歯周病というのも、まさにこの「生活習慣病の定義」に当てはまるものなのです。歯周病の原因は「口内細菌の感染」なのですが、これは正しいブラッシングや食生活の見直し、禁煙などといった対処で、じゅうぶんに「予防可能」なものなんですよね。

生活習慣を改めれば予防できるものだからこそ、「歯周病=生活習慣病」という図式が成り立つ、というわけです。ただし、他の生活習慣病の治療のほとんどは「内科」が担当するのに対して、歯周病は「歯科」が担当するため、どうしても「他の生活習慣病とは別物」という意識が生まれやすくなる、というだけなのです。

「歳をとればみんな歯周病になる」と安心してはいけない!

歯周病は生活習慣病のひとつであるにもかかわらず、糖尿病や高血圧などの、他の生活習慣病と比べると、世間的にかなり軽視されているという側面があります。

なぜ、歯周病だけ軽視されるのか、その大きな理由として考えられるのは、「歳をとったらほとんどの人が歯周病になるんだから、自分が歯周病になってもおかしくない」という考えを持っている人が多いからです。

日本人というのは、良くも悪くも「周りと同じ状態だと安心感を覚える民族」なのですが、まさに歯周病の軽視も「自分だけじゃなくて他の人も、この年齢になればほとんどの人が歯周病になってるから」と、一種の安心感を覚えてしまうから起こってしまうのだろう、と推測されています。

しかし冷静に考えれば「みんながなってしまうものなんだから、安心」などという生活習慣病なんて、ひとつもないのです。歯周病を軽視してしまう、その油断が歯周病の発見や治療を遅らせてしまい、いよいよつらくなって歯科に行った時には、すでに症状が相当進行していた、などというケースは少なくありません。

「歯周病は、怖い生活習慣病のひとつだからこそ、予防と早期発見が大切」という事実を意識しておくことが必要ですよ。

キャラクター紹介
ページ上部に戻る